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Channel: 黒鉄重工
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聖地その3

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ポスターいっぱい貼ってある。
駅ノートも今までで一番すごかったね。

最終日

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昨日と打って変わってヤバ気な天気。
こりゃとっとと帰ろう。

北陸本線脱出

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東日本エリアに到達。
もうひと踏ん張り。

除雪なう

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帰れないフラグ立ったよー(^q^)
変な気起こすもんじゃないね。

帰ってこれた

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大変な目に遭いましたが。
新潟って怖い。

大雪の北陸旅行 その1 【2011/12/23〜25】

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静岡で育った私は、雪というものにほとんど触れたことがないです。なにせ、風花が舞っただけでテンションが上がる地域なので。
というわけで、雪というものを存分に見てみたいというのはぼんやりとですが前々から思っていたことでした。雪の降る地域に住んでいる方々には申し訳ないのですが・・・。
で、2011年冬、ついにそれを実行に移すことにしました。行き先は北陸地方。日数は2泊3日。日本海側の地域なので雪は積もってくれると思います。雪のある景色、雪化粧した観光地、雪の中を走る列車、期待が高まります。

そして、雪降んないかな〜と思いながら旅行の日を待っていると、旅行当日の天気はなんと大雪。てか吹雪くらしい。
・・・・・・いやいやいや。雪見たいと言ったけどね。裏を返せば雪に関しては素人も同然なわけですよ。正直言って不安でしたよ。もしかすると大変なことになるかもしれないと。
周りからは「やめとけ」との声もありましたが、結局行くことにしました。結果としては、雪の美しさと恐ろしさを体感した旅行となりました。ではどうぞ。



●1日目(12月23日)

第1走者:東海道本線 快速「ムーンライトながら」(183・189系) 小田原0:31→大垣5:53
期待3割と不安7割を背負った状態で始まった北陸旅行。まずは小田原駅から「ムーンライトながら」に乗って一気に西進。
前回乗ったときは静岡から大垣までずっと起きていましたが、今回は熱海から名古屋までぐっすり眠れました。



第2走者:東海道本線 普通(223系) 大垣5:58→米原6:31
大垣から普通列車に乗り換えてさらに西進。約30分立ちっぱなし。
大垣ダッシュは毎回棄権していますが、たまには座席を勝ち取ってみたいですねぇ。



第3走者:北陸本線 普通(521系) 米原6:50→敦賀7:37
米原からは北陸本線に乗り換え。
さてさて、雪はどのようなものだと外を見ていると、近江塩津あたりから降ってきました。山深くなってくると積もっているところもありました。



第4走者:北陸本線 普通(521系) 敦賀7:42→福井8:33
食パンやらEF81やらが見えたらもう敦賀駅。北陸本線の西側半分ではすっかり主力となった521系に再び乗車です。



福井駅に入線すると、おや・・・?そこには、朱色になったキハ120系が!
いわゆる末期色と呼ばれているJR西日本の車両塗装の単色化ですが、JR型車両は単色化の対象に入らなかったんじゃ?221系逃げてー!
でもまあ悪くはないよね。良くもないけど。



国鉄型の吹き溜まりと言われたのも今は昔。北陸本線も近代化が着実に進んでいます。521系もかっこいいですよね。特にスカートが好き。
ちなみに、キハ120のラッピング車は単色化の対象外だそうで。



大雪だぞーと脅されてきた北陸地方。福井の天気はというと・・・・晴れ。雪ひとつ積もっていない。
でもこれ罠だよね絶対。これから行くところはきっと雪がたくさん積もっているんだ。でも行くんですけどね。そのために来たんだもん。
駅前には北陸新幹線の高架の一部がもうできています。まだ金沢から先の延伸は正式にけってしていないはずなんだけど。



新幹線の高架の横にあるのはえちぜん鉄道の駅舎。今からこれに乗ります。



第5走者:えちぜん鉄道永平寺勝山線 普通(MC6101形) 福井8:56→福井口9:00
本来乗るのは三国港行きの電車ですが、それより一本前の勝山行きの電車が先に発車するので、それに乗って2つ先の福井口駅へ。
乗車したのはMC6101形。元愛知環状鉄道の100系で、現在はここでしか走っていない電車です。車体はオリジナルですが、電装品は国鉄101系を流用しているようです。道理で走行音がそれっぽいわけです。



福井口駅に到着。永平寺勝山線と三国芦原線とのジャンクションなので構内はそこそこ広いです。



ちなみに構内踏切の鐘は電鈴式。



木造の車庫や複雑な配線がたまりませんね。



駅舎はこんな感じ。



第6走者:えちぜん鉄道三国芦原線 普通(MC6101形) 福井口9:14→三国港9:58
それでは、本来乗るはずだった三国港行きの電車に乗って終点まで向かいます。

えちぜん鉄道ではワンマン運転を行っていますが、車内にはアテンダントを乗務させており、乗車券の販売や観光案内などを行っています。
ふむ、鉄むす化されないものか。でも、冬服は水玉模様だからフィギュアにするのは大変そうだな。



到着。



ローカル私鉄の終点らしくこじんまりとした駅です。



バリ順で撮れたよ。



三国港駅からはレンタサイクルを借ります。



三国はいい天気。波も穏やかだし青空も見えている。吹雪とはなんだったのか。



バス停にはたまに珍しい名前を付けていることがありますが、ここには「宿」というバス停が。わかりやすいようなド直球過ぎて帰ってわかりにくいような。ちなみに近くに旅館ありましたよ。



坂道を上ると・・・ちょwwwさっきと違うぞ。めっちゃ荒れてるじゃん。
こ、これはこれから向かう場所も期待できまずねぇー。死ななきゃいいけど。



その2へ→

実家に帰って来たので

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気がつけばもう年末。実家のほうに帰ってきました。
北陸旅行はさわりだけ書きましたが、明日明後日とイベント続きなので続きは来年になりそうです。ごめんね。



かわりに地元ネタを上げよう。
今年の10月に、地元を走る静岡鉄道がダイヤ改正を行いました。改正の目玉は、急行運転の復活です。昔も走っていたようですけど、いつの間にか消えて静岡と清水の間を各駅停車していました。
できれば改正直後に見てみたかったのですが、ただこれが走っているのが平日の朝6〜8時台だけというよそ者が見るには少々難易度が高い。結局、学校の冬休みまでお預けとなる形になりました。
というわけで、早起きして見てきました。標識灯を点けて走る姿は初めてみたので感動モノですね。



急行の運転内容は大まかに説明すると、清水側にはほぼ各駅に停車して静岡側はほぼ通過。清水から静岡へ向かう乗客への便を考えた停車駅設定になっています。
そうなると静岡側の運転本数が激減してしまうので、救済案として新静岡〜県総合運動場間の区間列車を新設。急行とも接続が考えられており、サービス低下を防いでいます。
特に下り列車は、新設の幕を掲げて走行(ダイヤ改正時に方向幕は総とっかえしていますが)。誤乗防止が目的と思われる白幕がレアですね。



しかし、標識灯点灯は想像がつきましたが、まさかヘッドマークステイを増設して「急」の副標までつけたのには驚かされました。今時こんなのを点けて走る列車は珍しいと思います。趣味的にはすごくおいしいです。



ちなみに、下りの優等種別は「急行」ですが、上りは下りとは停車駅が違うので区別するために「通勤急行」という大手私鉄が使うような種別。なんじゃこりゃという。



あ、離合した。



一通り撮影し終えたら、急行運転運用の要ともいえる県総合運動場駅へ。唯一、上下線で退避機能を持つ駅です。面白いものが見れるそうな。
まず県総合運動場止まりの区間列車が1番線に到着。後続の急行の接続を待ちます。



急行の発車後、区間列車は折り返し普通新静岡行きになるので、その準備に。県総合運動場駅は新清水側にしか渡り線がないので、新静岡に戻るにはこれを使うしかありません。
なので、まず1番線から電車を出し、渡り線を越えたところで本線上で停車。すぐさま折り返しの準備に入ります。



ポイントの向きを確認して、渡り線を渡り、そのまま4番線に入線。



新静岡行きの通勤急行を退避し、信号が変わったら新静岡へ向けて発車。次の古庄で通勤急行から普通に乗り換える乗客の接続を受けます。
以下ループ...。

・・・という、どこの京急のUST(浦賀サイドターン)ですかと言わんばかりのアクロバティックぶり。いわばSST(新清水サイドターン)。
USTは非常時に行われるものですが、SSTは日常ですからね、恐ろしい。
限られた設備でよくやったと思いますよ。


【県総合運動場駅での区間列車折り返し作業と急行通過】

動画があったので紹介しておきます。こちらのほうが分かりやすいです。はい。



で、この後新清水まで乗ってみました。急行にはもう乗れなかった。残念。
サイドミラーが無くなって模型化楽ちんになった♪と思ったら謎の手すりが追加されていた。無視していいよね。
そういえば、新しい方向幕を自作しなければいけないんじゃないか。あと副標も、ヘッドマークステイも付けなきゃ・・・。むしろ手間が増えた。
というか、そろそろ2本目3本目を作ってやらにゃな・・・。



新静岡駅まで乗りとおしてみた。駅がめちゃくちゃきれいになってた。なんじゃこりゃ。



発車案内標がLCDになってやがった。なんじゃこりゃ。



バスターミナルが道路と歩道がガラスで仕切られていた。たまプラーザかよ。なんじゃこりゃ。



センター改めcenovaも初めて見ました。



最後にちょっとJRを撮って行きました。東海の211系はまだまだ現役ですよー。



トヨロンも撮れた。

あけましておめでとうございます

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あけましておめでとうございます。
今年も「黒鉄重工」をどうぞよろしくお願い申しあげます。

新年の瞬間は寝てましたね。気が付いたら、あ、2012年だ、みたいな。
こんな感じで今年もグダグダになると思いますが(できれば避けたい)どうかお付き合いくださいませ。

写真はグランシップから見た初日の出です。
室内なので温とい上に甘酒にお汁粉もサービス。穴場です。



日が出る前には371系のホームライナーが通過。富士山と無理やり絡めてみました。この光景も今年限りなんですよね。

大雪の北陸旅行 その2 【2011/12/23〜25】

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自転車をこいで20分くらい、たどり着いたのは東尋坊。越前加賀海岸国定公園にある崖で、日本海の波によって削られたものです。
入口から海岸まではお土産屋がこれでもかというくらい軒を連ねています。観光地っていう感じがしますよね。



土産屋を通り過ぎて、いよいよ崖のところへ。
あー・・・うん、日本海荒れすぎだよね。
なにしろ波が大きい。小さい岩は波を完全にかぶっています。風も強いし、なにこれこわい。



東尋坊の魅力の一つは、岩のところまでかなり近くまで、というか上を普通に歩けるというところ。
自殺の名所として知られている割にはとくに規制もないですし、景観のためか柵やロープも未設置。この天気でも。
この日も私以外にも十名弱の人たちが東尋坊の上を歩いていました。人のこと言えませんが、こんな天気なのによくもまあです。



ちなみにこのような奇岩がこれほどの規模である場所は世界でも3か所しかないそうな。



ザッパ〜ン!とな。
雪もぱらぱらと降ってきましたが、問題あるどころかむしろこの景色を良くしています。



ここから見る東尋坊が有名だったかな?
夏だと草木が生えていて青々としているのですが冬にもなるとみんな枯れてしまうので、寂しさが漂います。もしその気だったらこの雰囲気にのまれて飛び込んでしまいそうです。



太平洋側民から見た日本海のイメージそのまんまです。東映映画のオープニングみたい。



水平線も丸く見えます。



入り江のところから。ここが一番接近できましたね。
天気が心配でしたがいいものを見ることができました。大寒波万歳。



三国港駅へ戻ってきました。この駅の福井寄りには古そうな煉瓦橋があります。「眼鏡橋」と呼ばれている、国の登録有形文化財だそうで。
大正初期に造られたもので、レンガをねじったように積み上げる「ねじりまんぽ」という珍しい工法が採用されています。



第7走者:えちぜん鉄道三国芦原線 普通(MC6101形) 三国港11:39→田原町12:21
三国から福井のほうへ戻っていって、途中の田原町駅で下車。



第8走者:福井鉄道福武線(770形) 田原町12:23→市役所前12:28
田原町で福井鉄道に乗り換えます。乗ったのは名鉄から譲渡された路面電車です。



この旅のもう一つの趣旨はうまいものを食べること。そうなるとその土地の名物を食べるのが手っ取り早いですね。
というわけで市役所前電停で降りて、歩いてやってきたのはヨーロッパ軒という洋食屋へ向かいお昼ご飯を食べます。
福井名物であるソースカツ丼発祥のお店です。福井ではカツ丼といえばこのソースカツ丼を指すそうです。



注文したのはもちろんソースカツ丼セット。
ドイツ仕込みのものを日本人好みに合わせたオリジナルのウスターソースと極小のパン粉が特徴です。



うまいなぁ、おいしいなぁ。ソースがいい。ソースをお土産に買ってしまいました。



ソースカツ丼を食べた後は駅へ戻ります。
途中で福井鉄道の車両を撮影。880形はやはり名鉄から譲渡されたもの。赤のラッピングがされているのでなんとなく名鉄っぽいです。



770形も撮影。



その3へ→

大雪の北陸旅行 その3 【2011/12/23〜25】

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第9走者:北陸本線(521系) 福井13:42→松任15:04
福井観光を終え、今度は金沢へ向かう電車に乗ります。



降りたのは松任駅。おや、何か見えますねえ。これから向かいます。



683系特急「サンダーバード」が通過。



521系も来ました。4両編成なので様になってます。



駅を降りてみると、出入口は工事中でした反対側の駅舎も新幹線の高架の建設で取り壊されたっぽいです。



駅を降りてすぐのところにある松任工場へ。
車両の検査をしたりドナドナしたりするところですね。



晩年は高山本線で走っていたキハ58。結局保存することなく解体のようで。



475系。ガラスにライトに扉に座席も外されてシースルー状態。下ごしらえは終わり、後は重機に食べられるのを待つだけ、みたいな。
しかもよく見るとこの車両、先頭車でありながら中間車として封じ込まれクハからサハへ形式変更されたやつですね。ちなみにクモハ→モハ化されたやつもいました。
封じ込まれてからそう時間がたたないまま廃車になってしまいましたね。使いづらかったのでしょうか?




これは解体じゃなくて検査ですよね。



これはなんだい?貨車?機関車?ラッセル車?



賞味期限切れの食パン。



奥のほうには食事を終えて満足そうな重機ちゃんが。まだまだ餌には困らなさそうですね。



第10走者:北陸本線(521系) 松任15:58→金沢16:10
金沢へ。北陸鉄道によって行くつもりでしたが、こんな天気なのでパス。とっととホテルにチェックインします。



ホテルで一休みして夕飯を食べた後は駅で撮り鉄。ホテルにいてもすることないのよ。
ホームに上がってみると、いたのは真っ赤に染まった415系ウソ800番台。



ちなみにこれが旧塗装。確かに色は多いしパターンは複雑だし塗装は大変そう。こんなの模型で塗れって言われたらヤダもの。



話題の寝台特急「日本海」。入線シーンをホーム端で動画で撮っていたので発車までに間に合わず、ケツ打ち。
同業者はちらほらいましたがまだ騒ぐほどの人数じゃなかったです。



485系特急「北越」の回想。485系最後の牙城となったのは新潟地区でしたね。意外っちゃ意外でした。



485系急行「能登」。前日はウヤってましたが、今日は走るのね。

「能登」を見送ったらホテルに戻って、大荒れとかいう翌日に向けて準備をして寝ましたとさ。



その4へ→

大雪の北陸旅行 その4 【2011/12/23〜25】

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●2日目(12月24日)

第11走者:七尾線(415系) 金沢8:37→羽咋9:42
2日目。世の中はクリスマスイブですが、うるせーばかやろーと頭の中から消し去り、北陸旅行を進めます。
今日は能登半島を攻め、各地の聖地を巡礼していきます。真っ赤になった七尾線に乗りいざいざ。



前日のニュースでは大雪、大荒れ、吹雪、電車も止まるかもしれないと脅され、明日はホテルにカンヅメかも知れんとビビっていたのですが、意外や意外、それほどでもない。
金沢市内も平常どおりそうだったので(もっとも、散水して雪を溶かしているので素人には判断付きにくいのですが)、思いきって予定通り旅行を進めることに。



ですが、七尾線を乗り進めていくうちに雪はどんどん深くなってきて・・・。ついにレールの高さまで雪が積もっているところも。
でもまあ、これが見たいがためにここまで来たのですから、満足ではあります。天候だけが本当心配でした。



途中の主要駅、羽咋駅で下車。ここから歩いて行こうと思ったら・・・。



なんと駅にはレンタサイクルが。あるんですね、知らなかった。
歩くより移動が楽だし、あわよくば目的地であんなことができるかもしれないと企み、すぐ借ります。



しかし、道には雪が積もっていて走りにくい・・・。雪道を自転車で走るなんて初めてですから、何回か滑りそうになりました。
そうまでして自転車で行きたい場所とは。



ここだっ!うん、見事な日本の西海岸だね。



ただの砂浜じゃない。試験対策にぴったりだし、レースのスタート地点にも請け合い、市場からの帰りの寄り道にも持ってこいです。



とまあ、知ってる人だけにしか分からないネタは置いといて、ここは千里浜なぎさドライブウェイ。
ただの砂浜ではないのは本当で、日本でも唯一、自動車が走ることができる砂浜として知られています。ちゃんとした道路です。
写真の軽トラはもちろん、普通の乗用車、さらにはバスまで平然と走ることができます。もちろん、自転車も。
自転車でやってきたのはこのためです。自転車で走れるかは半信半疑だったのですが、走れるとわかるともう楽しい楽しい。砂浜の感触や潮風を感じられる分、むしろ自動車よりもいいかもしれません。



今日は聖地巡礼にきたのですが、ここもそうです。
北海道のタレントたちが試験勉強しに来たり、イギリス人の3人組がここから鋸山まで車と新幹線でレースしたり、板前とその見習いが寄り道に来たり、私が知っているだけで3つの聖地になっています。まだまだありそうですよね。



なんで車が走れるかというと、砂の粒がとても細かく、かつ均一であるから。
ここから60キロ向こうにある手取川から流れてきた土砂がここまで運ばれてくる間に、ごく細かいものだけがこの砂浜に堆積したため。
そのため砂浜はとても締まっていて、地面を強く踏んでも絶対足が下まで行きません。



向こうに行ったら雪だるま作ってこいとの指令があったので作ってきました。センスがないのは許せ。



8キロくらいあるそうなんですが、半分以上は走って行ったんじゃないでしょうか。結構走ったもん。



高速道路(でよかったっけ?)ともつながっています。高速道路から降りたらそこは砂浜、というのも面白いですね。やはり車で来てみたいところです。



GT-Rが走り去って行ったところ。たぶん。



ちょっとそれっぽい写真をば。けっこううまく撮れたかな?
・・・・・・つかおい、ゴミついてんぞおい。他の写真見てみたら全部ついてた。まじかよおいorz



天気はというと、何も問題ないです。むしろ日和です。行くのやめようかとも思いましたが、やめないでよかったです。


余りに楽しかったので予定よりも多く居てしまいました。そろそろ戻ろうと駅に向けて自転車を漕いでいたのですが、来た道とルートが違ったので帰り道がわからない・・・。
そんなところへこんな看板が。「おお、これはっ」と思いました。あれですよ、バーミンガムの小僧と方向音痴の男が羽咋駅に向かう時に見たあの看板ですよ。まさか自分も同じ目的で見ることになるとはね。



その5へ→

大雪の北陸旅行 その5 【2011/12/23〜25】

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第13走者:七尾線(415系) 羽咋11:19→七尾11:49
千里浜があまりに楽しかったので予定の列車よりも1本後ろのに乗って、イギリス人2人が「サンダーバード」に乗るときにいたホームを見ながら羽咋を後にして能登半島を北上します。京都に向かうと思ったら大間違いだよ?
ところで、前回触れたネタ3つともわかった人っていました?



七尾に到着。さらに北を走るのと鉄道との接続は30分。ちょっと暇になるなと思って時刻表をめくってみると、あとからサンダーバードが来るそうな。これ撮ってみるか。



七尾駅到着直前、線路がカーブを描いていたので、アウトカーブの写真が撮れるかもしれないと駅を出て撮影場所探し。
結局、こんなものが撮れました。アドリブの割にはうまくいったね。



七尾駅の駅前ってアニメに出てきたっけ?そんな気がする。



第14走者:のと鉄道(NT200形) 七尾12:20→穴水13:03
暇つぶしも終え、のと鉄道に乗ります。「のとホーム」とはどうも素っ気ないような。



「本命」の駅はとりあえず通過して、まずは終点の穴水駅まで向かいます。
前回訪れた時、能登中島駅で保存されていた観光用車両のNT800形は現在は穴水駅に移動されていました。その時にお色直しもされたようで、きれいな状態でした。



前回来たときは保存のためかカーテンが閉められて中を覗けなかったのですが、今回は空いている・・・ってあれ?なんか散らかっている。
何かのイベントのあとっぽいですね。



開業当初の主力車両、NT100形も健在でした。こっちもきれいにしてほしいね。



ちなみに天気は雪。いい感じに積もってくれています。七尾では積もってなかったのに。



二次元的に病気であることで知られている穴水駅。三陸鉄道のポスターはもちろんのこと。



鉄むす痛コンテナもありました。でも逆に、フィギュアのほうはどっかいっていまいました・・・。



券売機のピヨちゃんも健在。なんでいるんでしょうね。事務員だから?
「お金を入れたら〜」の文がぴよちゃんの声で再生される。



また廃線跡でもふらついてみるかと歩き始めていると、線路の末端でNT200形が行ったり来たりしていました。
なるほど、気動車の体験運転をやっているのね。NT800の車内も、そのための講習で使ったようで。



ちょうどその時、雪の降る量が増えてきました。これは撮っておくしかありません。
おかげさまで降雪の中を走行する列車が撮れました。



雪の積もった駅。これぞ私の見たかった景色です。終着駅で列車が留置されているのがまたいいです。



窓口のほうでいろいろと買っていきました。「和倉ななおのまいもんクッキー」と「鉄道むすめステーションポスター」2枚。鉄道むすめに登場しているキャラの路線に乗りに行くのも聖地巡礼。グッズがあると財布が許す限り、つい買ってしまいます。こういうのを人はこれをお布施と呼ぶそうです。
和倉ななおは鉄道むすめのキャラクター。のと鉄道の運転士さん。菓子作りが得意だということでこのクッキーを売っているそうな。ちなみに「まいもん」とは「うまいもの」という意味の方言だそうです。おいしくいただきました。
ポスターは2種類ずつ買いました。中身は必ずのと鉄道のものです。買っても貼る場所がないのでポスターは買わないんですけどね。ちなみに、バッグに収まらないので、リュックに刺してビームサーベル状態で歩き回りました。オタクきもいっすねw



ここからさらに北上して輪島の千枚田に行き、「千枚田 本当の数は 二千枚だ!」と叫びたかったのですが、輪島のバス停から遠いことが判明したので断念。千枚田までバスが通ってるかもわかりませんが・・・。
地図で見てもバスが通ってるかはわからないもので、そういう意味で地図にちゃんと載っている鉄道というのは旅行の際にとても役立ちます。

さて、輪島はまた次回にとっておくとして南下を始めるわけですが、ここで団体さんご登場。バスツアーのようですが、ツアーの一環でのと鉄道に乗車するようです。車両も2両に増結してました。なんかヘッドマークも付けてるし。
「ぎゃああぁぁ〜、座れない〜」と思いましたが何とか座れました。それに、乗客が多いことはいいことです。
というわけで次回ではいよいよ本命へ。



その6へ→

大雪の北陸旅行 その6 【2011/12/23〜25】

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第15走者:のと鉄道(NT200形) 穴水13:59→笠師保14:23
団体さんたちに紛れて次の駅へ。移動している間にちらしずしを食べました。



本命はまたもや通り過ぎて、時間調整を兼ねて笠師保駅へ。



のと鉄道(旧七尾線)の中間駅では普通な駅舎っぽいですね。



のと鉄道は移管前の駅名表を置いてあるのもポイント高いです。



お、「花咲くいろは」のポスターが貼ってありますね。これから行きます。



第16走者:のと鉄道(NT200形) 笠師保14:32→西岸14:44
笠師保から折り返していよいよ本命の駅へ。



来たぞ、西岸駅!



ということで、本日の目的地、西岸駅に来ました。
先ほど貼ってあったポスター「花咲くいろは」で、主人公たちが通学に使っていた「湯乃鷺駅」のモデルになった駅です。



室内は所狭しとアニメのポスターが貼られています。嫌でも目につきますなあ。



観光地PRのポスターもあったのね。左のほうは明日行きます。



ステーションポスターもちゃっかりと。穴水駅で買ったポスターの中身はこれです。



旧駅名標は鉄製でしたが、ここは木製ですね。



駅ノートもこんなに。1年でこれだけ多くの人が訪れたわけですね。



ホームへの階段。



ファンが盛り上がってるだけでなく、のと鉄道側も盛り上げていまして、湯乃鷺の駅名標が再現されています。鉄道むすめで鍛えられただけはあるというところでしょうか?
錆びが垂れているところなんかもしっかりと劇中どおりです。この駅名標が立っているのは今年の春までだそうなので、行きたい人はお早めに。



ホームはこんな感じ。アニメのまんまです。



駅舎と駅名標。
今回は行きませんでしたが、湯桶温泉というところも結構いいところらしいです。次回北陸を訪れた時は行ってみましょうかね。



去り際寸前に晴れてきたっ!まぶしい。



第16走者:のと鉄道(NT200形) 西岸15:33→和倉温泉15:48
今日回るところはすべて回り終えたので、金沢へ戻ります。

ところで、巡礼の途中で私のほかにも巡礼者が来たのですが、その人たちはどうも車で来たよう。
個人的意見ですし、スケジュール的問題もあるでしょうが、駅や鉄道が登場している聖地には鉄道で来たほうがいいんじゃないかな〜と。
のと鉄道側がこうして盛り上げてくれているのですから、それに対するお礼だってあります。それにその方が、あのキャラはこの電車に乗ってたんだと感動もひとしおになるはずです。
というわけで、鉄道を使った聖地巡礼をお勧めする次第です。



乗った列車の中が・・・うわああぁぁぁ。
せっかく忘れてたのに。



和倉温泉で降りたはいいものの、そういえば温泉とか能登島とか、めぼしい観光地はどこも駅から離れてることを思い出して後悔。駅名詐欺だ。
それでも何かないかと少し歩いてみることに。



崩壊しかけの家屋を発見。老朽化なのか、雪に潰されたのか。雪だとしたら、雪ってやっぱり恐いものなんだなと思い知らされますね。
でも、ボロすぎだろこれ。ねぇキリストさん、この家どうにかしてあげれなかったのかい?



第17走者:のと鉄道(NT200形) 和倉温泉16:54→七尾17:00
結局、他は特に何もないまま駅へ戻ってきて半分以上を待合室で過ごす羽目に。
ホームに出るともう暗くなってるし。



第18走者:七尾線(415系) 七尾17:06→金沢18:29
七尾線に乗り換えて金沢へ。



金沢駅で485系特急「北越」を撮影。こいつに浮気しなけりゃ・・・。



昨日は福井のソースカツ丼を食べた。じゃあ今日は金沢のうまいもんを食べようということで食べに行ったのが金沢カレー。
が、意外にも駅周辺にカレー屋がなく、近江町市場まで行くことに。そこへ行ってさあ店に入ろうとしたら、閉店。まだ19:30なのに・・・。
あまりの閉店の早さに唖然。「北越」なんてとってなきゃ食べられたのにぃ。

あきらめてほかのお店を探し、うどん屋に落ち着きました。金沢うどんなるものがあるそうですが、そんなもの聞いたことないぞ?
でも、食べてみるとおいしい。関西風のつゆは私好きですので。それと、あんかけうどんを注文したので体があったまります。具も多くて文句なしでございます。ごちそうさまでした。


翌日はさすがに予定変更せざるを得ないと考え、行程を組み直し、早々と寝ることにしました。



その7へ→

東急車輛が最後にとんでもないことをやらかすようです

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東急車輛は日本初のオールステンレス車両を送り出したことで知られていますが、今年の4月にJR東日本へ吸収されることが決まっています。
そんな東急車輛ですが、2月25日にイベントをやるそうです。下のリンクから見てね。

オールステンレス車両完成50周年 東急車輛 電車市場販売会 開催

ハハッ、うそだろwwwと思いました。だって、まさか工場内に入れるなんて!
というのも、東急車輛はその内部を絶対になにがなんでも公開しないのです。このことはオタにはよく知られています。それを公開するというのはただ事ではありません。大事件です。
さらに、限定的ではありますが敷地内での撮影も可能。東急車輛は工場の撮影を全面的に禁じています。このこともやはりオタには(ry 撮影禁止に関してはほかの車両工場でも同じかと思いますが、やはり大事件。
会社が消滅することが理由で開催を決めたイベントなんでしょうね。

東急車輛、最初で最後の大盤振る舞い。行くしかありませんねぇ。5200系と7000系が見れて記録できるのもこの機会にしかないと思います。鉄コレの6000系もぜひ欲しい。

集え!東急車輛へ! みたいな 会場へは公共交通機関で。カブでいっちゃダメ。


このイベント、恐らく万単位で人来るんじゃないかな?考えすぎかな?


大雪の北陸旅行 その7 【2011/12/23〜25】

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●3日目(12月25日)

最終日。もうこの日は、とっとと帰ってしまおうと、予定を変更。
が、その前に3か所ばかし寄っていくことにしました。3か所とか多くね?どこがとっとと帰るんだよと。
しかししかし、うち2か所は朝のうちに済ませてしまいますので。朝っていうか早朝。まだ日も出てない。

というわけで、まだ日も出てない朝5時半にホテルを出て、歩いてやってきたのは兼六園。日本三大庭園のあれですね。
本当は2日目の朝に行くはずだったのですが、その日は見事に寝坊。
朝にやってきたのには時間がなかったというのもありますが、朝は入園料が無料なこと。早起きは三文の徳とはまさにこのこと。



しかし、いかんせん暗い。暗くて何もわからない。しかも、兼六園に来たのこれが初めてなので、右も左もわからない。
早朝兼六園は初心者が来るところじゃないと今更ながら悟った。



でもフラッシュたいて写真撮ると雪が反射してきれいだね。背景が暗いけど。



誰かの像。暗くてわからない。



時折霧っぽいものがファインダーに映り込むことも。ただ、これは撮影者の吐いた息であるという疑惑も。ぶち壊し。



しかし、白銀の庭園というのは美しいです。



なんか有名っぽい石の置物。パンフレットとかもらえなかったもの。



まあ素敵。



適当にほっつき歩くと噴水があった。だんだん夜も明けてきましたね。



小川があったのでシャッタースピード落としてみてけどあんまりわからない。



ここが一番きれいでした。冬の庭園いいね。



こういうしんと静まった空気を堪能できるのは朝だけですね。来てよかったです。



さて、次の場所行こうかと歩いていると金沢城が見えました。なんかでかいっつうか高い。



通れるらしい。ヒャッホウ、ショートカットだぜ。



さっきの兼六園といい、見るものすべてが新鮮。美しいです。



ザ・雪原。やべぇ、遊びてぇw



でも遊んでもいられないです。ショートカットをしてきたのは近江町市場。昨夜、うどん食べたところです。



この時期はやはりカニが旬。家族にカニをお土産を買っていきました。おいしかったですよ〜。



その8へ→

大雪の北陸旅行 その8 【2011/12/23〜25】

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第18走者:北陸本線(413系) 金沢9:05→富山10:06 *約5分延着
金沢でしたかったこともしたので、北陸3県目の富山へ向けて出発。

さて、本日は高岡で城端線に乗り換え、終点城端からバスに乗って相倉合掌造りを見に行こう(これも実は聖地巡礼)と思っていたのですが、昨夜の一人作戦会議の時点で断念。
一度合掌造りを見に行くと16時まで高岡に帰ってこれなくなるので、その間に北陸本線に何かあったらもう詰んじゃいます。この日は夜行列車も走ってないですし。高岡から東京への夜行バスがあるかどうかも・・・。
一昨日、昨日ならまだ回復のしようもありますが、最終日に足止めを食らうともうシャレになりません。ここはこの日の目的地、新潟へ急ぐことにします。鈍行でですが。



・・・・・・昨日より天気悪化してるだろ、これ。絶対やばいって。



富山に到着。
新型の521系は今のところ金沢までしか来ないので、富山周辺では今でも国鉄型天国です。もっとも、今度の改正で521系が富山まで進出してくるそうなので、今見たこの光景もあと少しという可能性も。



とっとと富山から抜け出せばいいものを、せめて何か食べてから行こうと下車。その間に富山地方鉄道の路面電車を撮影します。
これはセントラムのデ9000形。最近はやりの超低床車で、富山ライトレールの車両と同一です。写真の銀の電車ほかに白と黒もいまして、かなりイケてるデザイン。



第19走者:富山地方鉄道市内線(デ7000形) 地鉄ビル前→新富町
この後何かあったら困るので、とりあえずお金をおろしてきました。そのついでに路面電車も少しだけ乗車。



お昼に食べようと思ったお店がまだ開いてないので、開店するまでの間市内線を撮影。



雪ひどくなってる。寒い・・・。



お店の開店時間になったのですぐさま入ります。入ったのは「西町 大喜」。富山ブラックラーメンの元祖のラーメン屋です。観光はできなくてもせめてうまいものだけでもということで。
特に予備知識もなしに食べたので、スープを一口飲んで、塩辛さにびっくり。「うわ、しょっっぺ!」という感じ。
スープだけでなくメンマやチャーシューもひどい辛さ(メンマが一番しょっぱかった)。「生活習慣病?なにそれおいしいの?」を地でいっている感じです。能書きにも書いてありましたが、完全に肉体労働者向けの味、ラーメンライス向けの味ですこれ。
これは好みが分かれるかと思います。私も食べているときは「もう二度と食べるか!」と思っていましたが、食べ終わるとこうなんか、ね。また食べたくなってしまう。不思議。



富山駅へ戻ってきました。そろそろ先へ進みましょう。
雪はやむ気配がありません。



特急も遅れが出てきました。お金さえあればこれで一気に帰りたい・・・。



第20走者:北陸本線(413系) 富山12:15→直江津14:12 *約5分延発
富山ブラックを食べて満足したところでとっとと北陸から脱出しましょう。ひどい言い方ですが、3日間楽しかったです。また来るぜ!



とりあえず、途中で止まるということはなさそう。



北陸を脱出して、新潟県の糸魚川駅まで着ました。かつて赤レンガ倉庫があったであろう場所には真新しい北陸新幹線の高架が。もう新幹線開業の足音がこんなに近づいているんですね。



遅れている「はくたか」を先に行かせるということで少々停車。お金さえあれば(ry



ホームの直江津寄りには新しい車庫と古いラッセル車。



遅れつつも電車は直江津へ向けて進みます。日本海も荒々しいです。



少々遅れましたが、終点直江津に到着し、JR東日本エリアへ。元京葉線の205系も私を歓迎してくれています。何気に種別幕に「快速」って出してるし。
新潟までもうひと踏ん張りです。

が、大雪の本気はここからだったのですよ・・・。



次回、最終回→

大雪の北陸旅行 最終回 【2011/12/23〜25】

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第21走者:信越本線(115系) 直江津14:29→長岡15:57 *約5分延発
JR西日本管内を抜け、JR東日本管内に突入。なんとかなりそうかもと思う一方、直江津から柏崎まで海沿いを走るので実はここからがやばいんじゃないかと不安も。JR東は風に敏感ですし。
この後は、今夜出る「ムーンライトえちご」に乗って翌朝東京に戻る予定なので、せめて長岡までは走ってもらいたいところです。



案の定、徐行運転。でも動いてくれてるだけありがたいです。余裕は十分取ってありますし、相当ひどい遅れにでもならない限り大丈夫。



徐行しながら荒れ荒れの海を見る。まるでリゾート列車にでも乗っているかのような感じです。

ですが、柏原を過ぎてからは海岸線から離れるので速度を上げて運転。結局、長岡到着は所定より30分遅れとなりました。



第22走者:上越線(115系) 長岡16:32→水上18:33 *約20分延発
さて、長岡に到着。とりあえず、今夜出発する「ムーンライトえちご」の路線上に到達しました。長岡で待機もいいのですが、時間が余るので新潟まで。そっちのほうが都会ですし。
・・・と思ったのですが、反対のホームにいる115系が「水上」の行き先を出しておる。おや、これはその日のうちに帰れるんじゃないのか?
今日中に帰れるならそれに越したことはないです。「えちご」も正直リスクを感じてましたし、寝るなら家のベッドのほうが快適です。
というわけで、水上行きに浮気することにしました。



が、この選択が旅の最後にオチをつけることになった・・・。



やべぇよー、外やべぇよ。駅名標の柱半分以上埋もれてるよー。電車も所々で止まるし・・・。
北陸の雪なんてなんてことなかった。本当に怖いのは新潟だった。
そして浦佐駅に到着したときついに・・・。

車掌「前を走っております電車が雪を抱えて身動きが取れないためこの電車もしばらく停車いたします」

えっ!?何その止まり方?聞いたことねぇ。
しかし周りの乗客はいわば雪のプロ、驚くどころか「はは、その程度か」みたいに和やかに笑っております。いや、自分もおかしさでつい笑っちゃったけど。



遅れが広がることを確信した自分は今日中に帰ることを放棄し、長岡へ折り返します。
今日中に帰れるといっても、下宿の最寄り駅に着く時間は遅かったので、家に帰れなくなるならえちごに乗ってたほうがいい。
しかし。

折り返しの電車に乗り遅れる。
水上行きも予想よりも早く浦佐を出る。
次の電車90分後。

長岡からここまでいいことなし。いかん、確実に悪いほうへ向かってる・・・。これはまずい。



暇だったので、駅前に建てられている角栄さんの像を見に行きました。寒い中お疲れ様です。しかし、暗くてなんもわかんねえ。

寒いのでとっとと待合室に退散しようとすると、今までの出来事に追い打ちをかけるように突如ぬかるみに左足を取られる。足首のさらに上までズボッとはまった。
駅前は暗く、しかも雪も盛大に積もっていたのでどこが道なのかわからない状態でした。そんな中はまった・・・。たぶん、芝生だったところの土が雪や散水でゆるゆるになってぬかるみになったんだろうと。
しかも、はまった後抜けないんですよ。よいしょっとしてやっと抜けました。両足突っ込んでたら出られなかったかも。おかげで靴はもちろん、靴下まで濡れてしまいました。しかも泥臭い。もう最悪。

で、待合室に戻ってみると今度は長岡行きの列車が六日町駅でポイント故障して先へ進めなくなったそうな。

 
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 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄ ̄ ̄


いや、こっちか。

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完全にこんな感じでした。長岡で変な気起こさなきゃなと。もうだめだ。

暇つぶしにコンビに行く気も起きないまま(主に足の致命的ダメージ)、でも暇は暇なまま濡れた靴で電車が来るのを待って・・・。



第23走者:上越線(115系) 浦佐19:21→長岡20:05 *約50分延発
結局遅延分合わせて2時間以上待って来たのがこいつだよ。最近塗り替えられた湘南色(JRマークなし)の115系。レアです。
くそう、このタイミングで来るか。少しだけよかったなと思ってしまった。でも、すぐにそんなことなかったとまた後悔するんだ。



なんとか長岡行きに乗車しました。先頭に座ったのですが、雪の巻き上げがすごい。雪の巻き上げで窓が埋まってしまいました。
なにせ、雪はたくさん降る上に前の列車が出てから2時間以上経ってますから、積もってる雪の量はすごいでしょう。なんかガタガタいってるし。
それでも雪を掻き散らして走る115系には頼もしさを感じると同時にこの先長岡まで大丈夫かなと不安も感じていました。
越後川口に到着。と、ここで。

車掌「この先、雪が多いため只今より除雪作業を行います。そのため、この列車は越後川口駅でしばらく停車いたします」

あー、もうだめ。むり。トドメ刺された。「えちご」にすら乗れなさそうだよ、もう。

とりあえず、外に出てみた。



ああ、こりゃすごいわwwwあははははwww
今までで一番ひどい旅行は今年の夏休みの四国旅行(大型台風をもろに食らう)だったのですが、わずか3か月で更新しました。
ちなみに反対ホームにも115系が止まってます。



さて、笑ってもいられません。詰みの一歩手前です。これからどうするか考えねば。

まず第一目標は長岡駅への到達。ここまで行けばまあどうにかなる。新潟へはもう行けないでしょう。てか、もう足止めくらうのヤダ。
そして、長岡から「ムーンライトえちご」に乗車。しかし、上越線がこんな状態の今、果たして「えちご」が運転されるか怪しいところ。恐らく運休の可能性のほうが高いはず。現状をこの目で見てるんだもの。
では「えちご」が運休になった際はどうするか。ネカフェもしくはカラオケで一泊。文字通りネカフェ難民になるわけです。とりあえず、ネット検索で場所は抑えときます。便利な時代だなあ。
今更になって新幹線で強制送還も考えましたが、もう列車がない。おわた(えちごに乗らずに当日中に帰るつもりだったら躊躇なく使ってたと思いますが)。
ちなみに翌朝になったら、朝一の新幹線で強制帰還します。

無い知恵を絞っている間、運転室のほうから無線が聞こえてきます。除雪に時間が・・・・・・タクシー・・・・・・
さらに車掌がやってきて、乗客の行き先を聞きます。私は「長岡からえちごに乗って東京行く」という素っとん狂な回答をしました。なにいってるんでしょうね。

さて、一連の流れから、JRは除雪に時間がかかるので代行バスを出してくれるようです。近辺のタクシー会社からバスやらタクシーを越後川口駅に集めてくれているようです。
あ、ありがたいなぁ・・・。



第24走者:代行バス 越後川口22:00くらい→長岡22:30くらい
その後、代行バスが駅に到着し、車掌が乗客を誘導。私は長岡駅行きのバスに乗りました。これでなんとか長岡駅に行けます。ありがとうございましたっ。
さて、長岡駅に着いたので、まずはえちごが走るかどうか駅員に聞いてみたもののはまだわからないとのこと。とりあえず0時をめどにもう一回来ることにし、それまで宿泊場所(仮)の確認と晩御飯を食べることに。
宿泊場所(仮)はネカフェが消失(未確認なだけ?)、カラオケは確認。ネカフェはやっぱ浮き沈みが激しい。カラオケ泊はできれば避けたかったのですがやむを得ません。



次に晩飯ですが、23時過ぎともなるとほとんどの店は閉まっていて、やっているのは居酒屋ばっか。ファミレスすら無いとは。
そんな中見つけた中華料理屋「おがわ」。なんと翌日の3時までやっているそうです。なぜに?店の外観はいかにも昔からある中華料理屋という感じ。歴史がありそうです。ここに入って中国そば(ラーメン)を食べました。
鶏のダシがきいたあっさりとした味付けでこれまた昔ながら。特に今まであまりにあんまりだったのでよく味がしみました。うまいなぁ・・・。
あたたかいラーメンを食べて元気を取り戻せました。ここで食べたラーメンは忘れなさそうだな。また長岡に来たら食べていきたいです。



この後の長期戦に備えて食料と暇つぶしの漫画を買って、0時ぐらいにまた駅に行ってみると、なんと「えちご」走ると。でも恐らく長岡で止められるのだろうな。駅員もそれを見越してか、18きっぷにはんこを押さずに通してくれました。
遅れつつも平常運転の583系「きたぐに」を撮って暇つぶし。「きたぐに」はもう寝台に2回乗ったので思い残すことはないかな?強いて言えばサロだけど、座席の夜行なんて好き好んで乗りたくないです・・・。



第25走者:上越線 快速「ムーンライトえちご」(183系) 長岡1:00→新宿5:10 *約30分遅れ
1:30頃、本当に来ました。これで宿はどうにかなりました。運がいいほうに向かってきてる気がします。
予想通り、長岡からは動きません。除雪作業がなかなか終わらないのだそうです。作業員の方たちにエールを送りつつ寝ました。

3時くらいにいったん起きる。隣のホームにブルートレインが。「あけぼの」が追いついたようで。しかし長岡から動けずに「まけぼの」状態。

5時くらいにまた起きる。まだ除雪が終わらないらしい。これはいよいよ・・・新幹線ワープ。



6時、車内アナウンスで起きる。朝になっても除雪が完了しないため、なんと新幹線で振り替え輸送を行ってくれるとのこと。18きっぱーも振替OKだとのこと。
昨日からJR東日本に助けられっぱなしです。マジ救世主です。感謝で言葉が出ません。



第26走者:上越新幹線 Maxとき300号(E1系) 長岡6:28→東京8:12
18きっぷで乗る新幹線となるとそうそうできない体験です。本当はこんな体験したくないですが。
さすが、新幹線は悪天候に強いです。高速で東京を目指します。そして、定時に東京駅に到着しました。


かくして、過去最悪の旅行となった北陸旅行は無事生還することができました。
冒頭でも書いたように、兼六園や雪のある鉄道など雪の美しさを味わえた一方で、大雪で一気にどん底まで突き落とされるという雪の恐ろしさも同時に体験することができた、ある意味有意義な旅行でした。
もうしばらく雪は見なくても大丈夫そうです。明日から関東地方では雪が降るそうですが、特にテンションあがりませんw
最後に、今回旅行するに当たり家族や友人に心配をおかけしたことをお詫びします。



おわり

Nゲージ 119系製作 その1

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今度の帰省はまた飯田線周りで帰ろうと思ってたら、今年の春休みシーズンの飯田線はなんか騒がしそうなので延期しようかなと思っていたり。身延線経由にしようかしら?




購入してから約1年ほど積んでいたら、実車は引退しかけだわ鉄コレで発売されるわで周りの環境が急激に変化しているGMの119系キットです。
現在ではGMから完成品が発売されているので、この板キットは絶版なのだそうです。板キットだって需要あるんだぞー?

211系5000番台も完成品が発売されて板キット絶版らしいです?完成品のプロトタイプは2Rの6000番台以外は海シン車なのでどうも購買欲がそそられない。他にもいろいろ問題有りだし。
あと、インバータクーラーも絶版みたいだそうで。どんどん環境が悪くなっていくな。製作派には死ねと申すか。


愚痴はこのくらいにしておいて、今回はこの店長に無いといわれつつも探してみると棚の奥にひっそりと実はあって、商品の管理ちゃんとしてんのかよこいつ・・・と思ってしまった119系5000番台のキット2つ分を使って119系0番台を3両(+1両)作ります。



5000番台はインバータクーラーで冷房化改造された車両で、0番台は非冷房のオリジナル(もしくはAU75で冷房化された車両)です。今回作るのは非冷房のほうの0番台です。
この写真に写っているスカイブルーに灰色の帯のやつですね。冷房は積んでないですけど。

ふむ、クーラーのパーツが余るな。やったね、わっほい!


編成は3両編成。119系投入初期に存在していた クモハ119-0+クモハ119-0+クハ118-0 という全車片運転台車で構成された編成です。なお、両運転台車はクモハ119-100です。
余った1両はバルクを組み合わせて両運転台車を作ってみようと思います。



つうわけでまず2両組んでみた。



キットの中身にはクモハのランナーしかなく、クハのトイレの部分は切り継ぎで対処します。金型代ケチってるんだなw
で、ミスった。


3週間以内には完成させたいなー(願望

Nゲージ 119系製作 その2

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【キルミーベイベーOP 三分間耐久わさわさ】

キルミーベイベーが存外面白かったので楽しく見ています。ソーニャにジト目で睨みつけられたい。
主にOPに洗脳されたのが原因。みんなも作業するときはこれをループ再生してみよう。



今日は両運転台のクモハ119-100の製作。結局作ることにしました。
側窓と乗務員扉を切りついで交換するだけの簡単なお仕事です。端から12mmの位置で切断しました。結構際どい。



しかし、やはり残念な結果に。で、よく考えたらクモハの屋根がないことに気が付きここで作業中断。またそのうちバルクを買ってこなくては。



試作的に車内の座席も作ってみました。1両作ったところですでに嫌になりましたが、とりあえず2両分製作。あとは動力積む予定なので作りません。作りたくありません。
どうせそんなにジロジロ覗かれないだろと思ってクオリティは最低です。


次回は塗装になるかな?

急に中華粥が食べたくなったので 前編 【2012/01/30】

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よし、だったら中華街まで行って食べてこよう。



でもまっすぐ行くのはつまらないので、田園都市線で朝練していくことにしました。田都の朝練も久しぶりだね。
いきなり8590系が来ました。まだカメラの調整終わってなかったんだから勘弁してほしかったですが。



まだ暗いのでうまく決まらない。手こずっている間に8642Fが来たし。界磁チョッパと試作型VVVFと量産型VVVFが同じ編成に搭載されたカオス電車。



5000系は比較的うまく決まる。しかも6ドアなしの5101F。同じ5000系でも6ドアなしだと準急運用には入れてくれないのか。



赤帯の8634F。ステッカーが剥がされた今となっては、正面狙いの撮影ではあまり見栄えが良くないがね。



そんなこんなしているうちに準急タイム。5000系が本気をだす。



お、2000系ですよ2000系。



朝練に来る目的は無論8606Fなのですが、今日は反対側からかwww
車庫には帰らないようなのでそのまま待機。



日もだいぶ出てきた。
そういえば、この日が今年の初撮影だったりします。遅すぎ。



メトロ8000系の未更新車も少なくなってきたね。
最近の更新車は16000系と同じぬるぬる動くLCDを搭載しているから恐ろしい。



8614F。伊豆急のクモハ103にも乗ってみたい。



2000系2本目。



8500系の準急も初めて見れた。



そして8606Fの急行。満足したところで撤収します。



次は、今まで後手後手に回っていた目黒線へ。
埼玉高速鉄道2000系。ヘッドマーク付き。



都営6300形。5300形に負けず劣らずの爆音。



メトロ9000系。5次車は見られなかった



東急の路線ながら影の薄い東急車。保有数が上の3社の合計と比べると少ないうえに地下鉄に引きこもって走る運用もあるのでなかなか会えませんね。
3000系はなんか営団っぽい顔つきなので実はあんまり好きじゃなかったり。



5080系。


寄り道しすぎて中華街にたどり着けないまま次回につづく。
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