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Channel: 黒鉄重工
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吉原の保存車両を見聞する その2【2017/03/19】

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元吉原小学校から吉原駅へ戻ります。ここで蒼風クン達とは別れます。
吉原駅からは岳南電車に乗ります。今日は岳南電車まつりが開催される日なのです。



切符を買って構内へ。ちょうど電車がやってくるところでした。
今は使われなくなった貨車用の留置線が空虚的な・・・。



来たのは8000形でした。休日は動かないはずですが、岳南電車まつりで輸送力が必要だからでしょうか。
それと、緑色のペンキがまた変わりましたね。前はもっと青っぽい緑でしたが、今回のは導入当初の色味に戻ったような感じです。



イベント会場は終点の岳南江尾駅なのでそこまで乗り通します。
会場は思っていたより賑わっていて、なかなかやるなと。賑やかな方が楽しいですね。



物販は食べ物や工芸品など。鉄道部品も売っていましたね。



ED40形2号機がいました。これはまだ走行できるのか。それとも電車に運ばれてきたのか。
旧来のデッキ付き形態ながら端正な顔立ちなのが好印象な機関車です。



反対側には7000形が連結されています。井の頭線の復刻塗装車もいます。これは電車の乗り方教室に使われていました。



サラッと会場を見て回ったら吉原行きの電車に乗って戻ります。
乗るのは7000形ですね。



岳南富士岡駅で下車します。8000形にHISのクソでかいヘッドマークが付いてますけど、ツアー旅行で来ている集団がいるのかしら。

ここでは留置されている電気機関車を見ます。前回来た時はマスキングテープのイベント会場だったので、見れない機体が一部あったのでそれの補完です。






ED40形3号機。2号機は走行できるようですが3号機は貨物輸送の廃止直前に故障を起こして以来動いておらず、既に廃車扱いだとかで。
車体は艶を失っていてちょっとこの先怪しいです。岳南電車としても何時までも取っておくつもりは無いようで、買い手を募集しているところです。

ちなみにED40形は元々松本電鉄が導入した機関車なんですが、最初から1号機が欠番になっている変わった機関車です。



ED50形1号機。1929年製の超古い電気機関車。これが5年前まで現役だったのだ。
角型の小さいボンネットが好ましい機体。これも結構好き。今はもう廃車になったそうな。



ED29形1号機。こっちはさらに古く1927年製。ただし近年は全く動いていない状態だったそうな。もちろん廃車済み。



ワムが2両。
何かに使うつもりでJR貨物から買ったのかもしれないですけど、今の所活用法が見いだせないところでしょうか。マスキングテープのイベントの時はテント小屋代わりに使っていましたね。



貴重な古典電気機関車たちなのでもうちょい良い扱いがされるといいんですけど、これもチーム事情というものがありましょう。

今日はここまで。


その3へ→

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