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Channel: 黒鉄重工
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武器学校の公開イベントへ出向く その3【2017/4/8】

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引き続き武器学校の屋外展示のAFVを見て行きます。



60式自走81mm迫撃砲
聞いたことのない装備だったんですが、車両後方に迫撃砲を装備しています。迫撃砲は後ろへ向けて撃ちますが、その時は後ろと屋根の扉を開けて撃つらしい。正面切って殴り合う装備ではないでしょうが、がら空きなんだなーと。



73式装甲車
兵員輸送用の装甲車です。乗員4名、隊員8名を乗せることができます。出入りは後方の扉から。



74式自走105mm榴弾砲
73式装甲車の足回りを流用して作った自走榴弾砲。
しかし当時の世界の自走榴弾砲は155mmが主流になりつつあったので、開発完了時点ですでに時代遅れになっていました。結局20両造られただけで調達は打ち切りになってしまいました。なんだそりゃ・・・。



60式106mm無反動砲
さっき見たやつですね。背が小さくて可愛い。



75式130mm自走多連装ロケット弾発射機
ロケット弾を30発装備している車両。これも73式装甲車の設計を流用しています。
ロケットランチャーは発射時が画になるのかよくゴジラと戦っていたようです。



96式装輪装甲車
73式装甲車の後継として開発された兵員輸送用の装甲車。乗員2名と隊員8名を輸送可能です。
73式のキャタピラと違いタイヤで走行するようになっています。舗装された道路では最高速度100km/hを出すこともできますが、逆に不整地では欠点になります。
これはまだ現役バリバリ。



99式自走155mm榴弾砲
戦車っぽいけど自走砲です。これは試作車なので量産車とは細かいところが異なっている模様。
これも現役です。



82式通信指揮車
指揮官が前線で指揮するための車両。通信機材がたくさん積んであるのだ。
これも試作車。



87式砲弾運搬車
めっちゃ厳ついやつ。地味に好きです。でも地味なのでプラモデルにはなってないはず。
203mm自走榴弾砲へ補給する弾薬と補給要員を運ぶための車両です。



90式戦車回収車
擱座した戦車を引っ張って回収するための車両。重い90式戦車回収のための車両です。



61式戦車
陸上自衛隊初の国産戦車。丸い砲塔とT字型のマズルブレーキが特徴。2000年に退役済み。



74式戦車
みんな大好き74式おじいちゃん。低い車体とつぶれた砲塔が特徴。
これの次に採用された90式戦車がほぼ北海道専用だったので本土配備の戦車は長いこと74式が主力なのでした。今後は10式戦車や16式機動戦闘車への置き換え、あとは配備車両数の削減で置き換えられること無く単に数が減るだけという感じで退役していきます。
長いこと活躍している上にかっこいいので、日本での人気は結構高いと思われ。



90式戦車
御存知90式先輩。61式や74式が、開発が終わって配備開始した頃には既に時代遅れになってたというアレなことをしていた時期とは違って高水準な戦車だそうな。
本州で運用するには体重が重いのでだいたい全部北海道に配備されてるんですが、御殿場あたりに行けば見ることができます。



屋外展示は以上。桜が綺麗に咲いているだけに天気のいい日に来たかったですね。

今日はここまで。


その4へ→

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