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Channel: 黒鉄重工
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2017年清水みなと祭りの自衛隊関連展示 前編【2017/8/5】

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2019年の清水みなと祭りが開催されたばかりですが、これはその2017年の清水みなと祭りの話です。なに2年前の話やってだ。

清水みなと祭りでは毎年自衛隊の装備品の展示をやっています。昔からやっている伝統行事です。陸海空の3軍全てが参加するというのもあんまり見ないです。陸自はあちこちで展示活動やってますけど、清水の場合は港が会場になっているのを利用して海自の護衛艦がやって来るし、空自は地上展示はないですけど会場上空を展示飛行します。結構贅沢なんですよ。



2017年8月5日。
一番目立つのはやっぱり海自の護衛艦ですね。デカイし港だし。展示される艦は毎年変わって、今年は「むらさめ」が来ました。むらさめ型をみるのは初めてだったので、うれしい。



艦内見学できたので中に入ってきました。まずは甲板ですね。



Mk.41垂直発射装置(VLS)。ミサイルランチャーを甲板に埋め込んだもの。もしかしたらまじまじと見るのは初めてだったかね?



こちらいつもの艦橋。



操舵関係の計器類。画面には周りの地形図が映されています。



操舵輪。今や完全に当初の機能を失って名残として残っている円形の操舵輪ですが、最近はスティック型もあるそうですね。



壁に書かれていた数字と記号の文字列。これってブルズ・アイズじゃないのかしら?
ブルズ・アイズは、艦内での現在位置を把握するための住所みたいなものです。アメリカ海軍の戦艦で見たことがあります。ブルズ・アイズというのはアメリカでの呼び方なので海上自衛隊ではどういう名前なのかはちょっとわからず。聞けばよかったんですけどね。
ちなみにこれの付番規則も正確にはわかりませぬが、どうもアメリカ海軍式と同じような気がします。
アメリカ式に照らし合わせてみると、「03-34-0-C」の03は主甲板から数えて3階にある階層、次の34は艦内の区画番号でこれは艦によりけりなので詳しいことは不明、その次の0は右舷か左舷かどっち側にあるのかというもので0は中心だったんじゃないかな、最後のCは用途を示すものでしてCは戦闘区画(Combat)、というようになります。
ふむ、完全に合致するな、これ。サンプル数が少ないんでアレですが、アメリカ式で間違いないんじゃないか。だったら呼び名もブルズ・アイズかもしれない。



ここからの眺めはいつ見ても良いです。



艦橋から食堂まで降りてきました。
ここにもブルズ・アイズを見つけました。ここの場合は「2-57-0-AC Q」でした。AC Qが分からぬ・・・。



今日の献立。品数多いし内容もちゃんとしてるし、やっぱり軍艦生活なので食事には気を使っているのかなぁって。



昼のカレーっぽいもの。土曜日でもカレーは出るのか。それとも昨日の残り?



機関制御室ですね。エンジンの運転中に機関士が機関室の中に入るってことは普通無いようで、ここの制御室から動かすんだそうな。はいふりでも機関制御室は何度も映ったけど、エンジンそのものは最後まで出てこなかったような記憶ががが。



エンジンは2基使っているんですね~。計器の中身はよくわからん。



これがガスタービンエンジンの図。カワサキか・・・。
思った以上にジェットエンジンみたいな見た目をしている。



後部甲板に出ます。これはヘリコプターの離着艦時に管制するエアボスの座るところだと思います。



対潜ヘリコプターのSH-60Kも展示していました。



たぶん潜水艦絶対殺す兵器。



機外パイロンに吊るされているこれはミサイルじゃなくてソノブイじゃないかなぁ?



他にもなんか付いてます。
エンジン排気をモロに受けるのか、テールブーム部はよく汚れていますね。



機体を格納庫に出し入れする時に使う滑車。これに機体を固定するのだ。



むらさめは以上です。新しい発見もありましたし、楽しめました。
ちなみに写真に写っている人だかりは声優の中村桜のトークショー目当ての人たちでした。彼女はこの2日間むらさめの1日艦長をやっていたのでした。
恥ずかしながら名前を知らなかったのですが、ガルパンの佐々木あけび(バレーボールの人)の中の人でしたのね。1日艦長もそれ繋がりか・・・。

というところで今日はここまで。


後編へ→

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