旅客機のプラモデルを作るということで、ハセガワのボーイング767を選択。1つはキットそのままANA仕様にして、私が初めてカナダに飛んだ時の機体に作ろうと思いました。ただしこれは取り返しのつかない失敗をしてお蔵入りになりました。いつか再挑戦したいですが、今回は割愛します。もう1つのJALのキットは、成形品はそのまま使いますがデカールはかなぐり捨ててサードパーティ製のデカールを使います。作るのは貨物航空会社のDHLです。
ハセガワの古い旅客機のキットは側窓の穴が空いていますが窓ガラスが付いていないです。かっこ悪いんで埋めてやる必要ありです。ハセガワもそこら辺は自覚しているようで、窓を埋めた上に貼る窓のデカールは付いています。金型改造して窓を埋めたっていいのよ?ちなみに胴体は凸モールドですがこれは彫り直さずにそのままでいいにします。
窓の埋め方は色々あるんですが、私は裏から瞬間接着剤で埋める方法を。まずは窓の表側をマスキングテープで蓋をします。
そして裏側から瞬間接着剤を垂らして窓を埋めます。使ったのは百均に売っているような普通の物。一度にこれほど大量の瞬間接着剤を使うこともないです。この時に小さい気泡ができやすいので丁寧に取り除いてやります。さもないと表に気泡の跡が残って整形に苦労します。垂らし終えたら乾燥するまで数日間放置します。
固まったら表のマスキングテープを剥がします。テープと接着剤がくっついているのでテープは完全には剥がれませんがこの後整形する時に一緒に取り除くので問題ないです。
固まった接着剤は胴体表面よりも少し出っ張っているので、その分を削ってツラにしてやる必要があります。ヤスリがけしてゴリゴリ削っていきましょう。一通りやっていい感じかな?と思ったらサフを吹いて表面を確認してみましょう。たぶん一度で完璧になることはないと思います。表面の整形が不十分なところはやり直しましょう。出来たらまたサフを吹いて・・・を満足行くまで繰り返します。根気がいります。面倒です。やりたくないです。
貨物機なので余分な扉も埋めます。これはラッカーパテを盛って凹モールドを埋めます。DHLの767の場合、左舷前方の扉以外は全て埋めてしまいます。
胴体の表面処理を終えたら、透け防止のために内側を黒で塗ります。遮光できればなんでもいいので、私は余っていたミッドナイトブルーを塗りました。
途中の写真を撮り忘れました。いきなりもう完成です。すんません。主翼と尾翼、エンジンは加工もせずに素組です。基本塗装もとくに捻りはないです。
デカールですが、DRAW Decalというところのものを使いました。これは日本では流通していないやつなんでeBayを使って海外から個人輸入しました。だいたい1,500円前後(送料別)。既製の大判デカールに印刷しているので、自分で必要な大きさに切ってやります。日本みたいに大雑把に切り出して水に漬ければデカールの部分だけ分離するわけではないです。デカールの品質は解像度はやや悪いので細かい文字は不利ですが、レジ番くらいまでならばはっきりと判読できます。デカールシートはとても薄いので段差は目立たないです。一方で薄い分シートにコシがないので、よれたり折り重なったりすると修復が大変です。胴体の赤帯を真っ直ぐに貼るのは大変でした。
というように、日本製プラモデルに付属するようなデカールとは性質が違います。まあ慣れるしかないですね。全体的には満足行く品質ですので、次も使ってみたいと思いました。
最後のトップコートは、クレオスのプレミアム半光沢にしました。旅客機模型のミニカーみたいなテカテカの光沢はあまり好きでないので。ちょっとツヤを抑えすぎたかもしれませんが、1/200縮尺くらいの小ささならこのくらいでもいいねという感想ももらえたので、まあいいでしょう。
旅客機はきれいに作ろうとすると結構大変で、今回も完璧とは言えない出来になりましたが、軍用機にない派手さや明るさが魅力なんで今後も作っていきたいと思いました。
では完成品はギャラリーで。
<使用塗料>胴体黄色:C329 イエローFS13538胴体赤色:C327 レッドFS11136胴体内側:H55 ミッドナイトブルーエンジンブレード:N18 黒鉄色排気ノズル:N76 焼鉄色主翼:C315 グレーFS16440主翼前縁:N8 シルバータイヤ:N77 タイヤブラック
ハセガワの古い旅客機のキットは側窓の穴が空いていますが窓ガラスが付いていないです。かっこ悪いんで埋めてやる必要ありです。ハセガワもそこら辺は自覚しているようで、窓を埋めた上に貼る窓のデカールは付いています。金型改造して窓を埋めたっていいのよ?ちなみに胴体は凸モールドですがこれは彫り直さずにそのままでいいにします。
窓の埋め方は色々あるんですが、私は裏から瞬間接着剤で埋める方法を。まずは窓の表側をマスキングテープで蓋をします。
そして裏側から瞬間接着剤を垂らして窓を埋めます。使ったのは百均に売っているような普通の物。一度にこれほど大量の瞬間接着剤を使うこともないです。この時に小さい気泡ができやすいので丁寧に取り除いてやります。さもないと表に気泡の跡が残って整形に苦労します。垂らし終えたら乾燥するまで数日間放置します。
固まったら表のマスキングテープを剥がします。テープと接着剤がくっついているのでテープは完全には剥がれませんがこの後整形する時に一緒に取り除くので問題ないです。
固まった接着剤は胴体表面よりも少し出っ張っているので、その分を削ってツラにしてやる必要があります。ヤスリがけしてゴリゴリ削っていきましょう。一通りやっていい感じかな?と思ったらサフを吹いて表面を確認してみましょう。たぶん一度で完璧になることはないと思います。表面の整形が不十分なところはやり直しましょう。出来たらまたサフを吹いて・・・を満足行くまで繰り返します。根気がいります。面倒です。やりたくないです。
貨物機なので余分な扉も埋めます。これはラッカーパテを盛って凹モールドを埋めます。DHLの767の場合、左舷前方の扉以外は全て埋めてしまいます。
胴体の表面処理を終えたら、透け防止のために内側を黒で塗ります。遮光できればなんでもいいので、私は余っていたミッドナイトブルーを塗りました。
途中の写真を撮り忘れました。いきなりもう完成です。すんません。主翼と尾翼、エンジンは加工もせずに素組です。基本塗装もとくに捻りはないです。
デカールですが、DRAW Decalというところのものを使いました。これは日本では流通していないやつなんでeBayを使って海外から個人輸入しました。だいたい1,500円前後(送料別)。既製の大判デカールに印刷しているので、自分で必要な大きさに切ってやります。日本みたいに大雑把に切り出して水に漬ければデカールの部分だけ分離するわけではないです。デカールの品質は解像度はやや悪いので細かい文字は不利ですが、レジ番くらいまでならばはっきりと判読できます。デカールシートはとても薄いので段差は目立たないです。一方で薄い分シートにコシがないので、よれたり折り重なったりすると修復が大変です。胴体の赤帯を真っ直ぐに貼るのは大変でした。
というように、日本製プラモデルに付属するようなデカールとは性質が違います。まあ慣れるしかないですね。全体的には満足行く品質ですので、次も使ってみたいと思いました。
最後のトップコートは、クレオスのプレミアム半光沢にしました。旅客機模型のミニカーみたいなテカテカの光沢はあまり好きでないので。ちょっとツヤを抑えすぎたかもしれませんが、1/200縮尺くらいの小ささならこのくらいでもいいねという感想ももらえたので、まあいいでしょう。
旅客機はきれいに作ろうとすると結構大変で、今回も完璧とは言えない出来になりましたが、軍用機にない派手さや明るさが魅力なんで今後も作っていきたいと思いました。
では完成品はギャラリーで。
<使用塗料>胴体黄色:C329 イエローFS13538胴体赤色:C327 レッドFS11136胴体内側:H55 ミッドナイトブルーエンジンブレード:N18 黒鉄色排気ノズル:N76 焼鉄色主翼:C315 グレーFS16440主翼前縁:N8 シルバータイヤ:N77 タイヤブラック