横田基地友好祭には航空自衛隊のみなさんもゲスト参加しています。本当は戦闘機も展示されるはずだったのですが、北の国がイキって弾道ミサイルを撃ったので空中給油機のボーイングKC-767しかいません。かなしい。KC-767は、旅客機のボーイング767-200を軍用空中給油機に設計変更して新造したもの。パット見は普通の767と瓜二つ。空中給油機は旅客機を原型に製作されたり要らなくなった爆撃機を改造したりと、他の機体を流用する場合が全てです。
KC-767のKは空中給油機を示す記号で、Cは輸送機を示す記号です。なので胴体の下半分は貨物室になっているのです。まあここは旅客機と変わらんのですが。ただし、上半分の客室も貨物室に使える設計になっていて、左舷側にでかい貨物扉をブチ開けています。客室は兵員輸送にも使えますが、窓がないので人権は低めです。座席も2-4-2列のクソ配列(旅客機だと大抵2-3-2列)。まあ軍用機だしん・・・。
尾部に空中給油装置があります。お尻から伸びている管が給油管ですね。あれの先端を給油する機体の給油口に接触させて給油させます。これはフライングブーム式というやつです。
搭乗階段にはフォードF-550SDが使われてました。おおう、こんなところでピックアップトラックを見られるとは。
横から見るとこう。
C-130H。退役したら他国へ中古で売却されるのか、それともボーンヤードでモスボールされたりするんだろうか・・・。
これもフォードF-350SDを使った救急車。いつかも書きましたが、フォード(それとGMも)はピックアップトラックのシャーシ、エンジン、キャブだけの状態、いわゆる「カタウェイ」の状態で販売をしていて、それを車体を装荷するボディビルダーが各種用途の特殊車両に改造して販売しているのです。救急車もそのひとつなのです。
アメリカ製の割に意外と狭いなぁという印象。日本のハイエースの方が空間が広いんじゃないだろうか。
消防車です。メーカーははっきりと分かりませんが、スパルタンかな?特殊車両の中でも消防車は専用に設計されていて、アメリカでは珍しいキャブオーバー式なのも目を引きます。
これははしご車です。うにょーんとはしごが伸びています。先端で国旗を掲げているところがアメリカらしくて好きだよ。
他にもいますが割愛。こういう車両、輸送機で運ばれてくるんですかねぇ?
マクドネル・ダグラスC-17グローブマスターIII。C-130よりも大きい大型ジェット輸送機です。カナダ空軍の機体を見たことがあるので、これが初めてではないです。
プラモデルで言うところのモールドラインはこれに限っては凸が正解なんだなぁ。でも凹モールドがプラモデルでは正解なのだなぁ。機体内に延びている管はなんなんだと思いましたが、冷気を送っているようです。
親近感の湧く短い足。着陸時は脚が胴体のバルジから飛び出るのかかわいい。
軍用機と言えど最近は燃費性能が求められるのか、燃費改善のため翼端にウィングレットを付けるようです。
機内は広いのです。戦車だって運べるぞ。
エンジンを後ろから。ファンの羽同士の隙間が透けて見えるのです。ターボファンエンジンですなぁ。
C-130H。いや、これしか撮るものがないのよ。
ライアンRQ-4グローバルホーク。これが見れたのは今回の数少ない収穫です。これは無人偵察機です。要はドローンです。在日米軍には配備されていないんですが、本来の配備先のグアム島のアンダーセン基地が夏の台風の季節になるとRQ-4を飛ばせなくなるので、日本に退避させています。三沢基地に退避するのが通例ですが今年は臨時に横田基地に退避させたようです。ラッキーなのだ。思っていたよりもずっとデカイな、というのが第一印象。機体だけの写真しか見てこなかったので、対比できるものがなかったんですね。これは機密性が高いのか、周りを柵で囲んで触れないようにしていました。
ステルスにも配慮しているのよ、という具合の尾翼。水平/垂直尾翼を統合したやつですね。胴体の上にジェットエンジンを配置しているのは無人機ならではのものですね。友人機だと緊急脱出した際に操縦士が吸い込まれてミンチよりもひでえやになるので(それをやったのがこいつ)。この配置、通常胴体内に配置するエンジンをその外へ置いたことで胴体内に何もない空間が生まれたということになります。この中に偵察機器を入れているんでしょうかね?
偵察機器とか飛行機器とかレーダーとかが詰まっているんだろうなーという前頭部。形状は何だかエッチというか卑猥だ。
高高度を長時間滞空して飛行できるように開発されたんで、グライダーみたいなアスペクト比のクソ大きい主翼をしています。全身撮るのも一苦労。隅っこに写っている人間と機体の対比に注目。機体、大きいでしょ?こんなにデカイとは思ってなかったから少しショックでした。
というところで今日はここまで。
その4へ→
KC-767のKは空中給油機を示す記号で、Cは輸送機を示す記号です。なので胴体の下半分は貨物室になっているのです。まあここは旅客機と変わらんのですが。ただし、上半分の客室も貨物室に使える設計になっていて、左舷側にでかい貨物扉をブチ開けています。客室は兵員輸送にも使えますが、窓がないので人権は低めです。座席も2-4-2列のクソ配列(旅客機だと大抵2-3-2列)。まあ軍用機だしん・・・。
尾部に空中給油装置があります。お尻から伸びている管が給油管ですね。あれの先端を給油する機体の給油口に接触させて給油させます。これはフライングブーム式というやつです。
搭乗階段にはフォードF-550SDが使われてました。おおう、こんなところでピックアップトラックを見られるとは。
横から見るとこう。
C-130H。退役したら他国へ中古で売却されるのか、それともボーンヤードでモスボールされたりするんだろうか・・・。
これもフォードF-350SDを使った救急車。いつかも書きましたが、フォード(それとGMも)はピックアップトラックのシャーシ、エンジン、キャブだけの状態、いわゆる「カタウェイ」の状態で販売をしていて、それを車体を装荷するボディビルダーが各種用途の特殊車両に改造して販売しているのです。救急車もそのひとつなのです。
アメリカ製の割に意外と狭いなぁという印象。日本のハイエースの方が空間が広いんじゃないだろうか。
消防車です。メーカーははっきりと分かりませんが、スパルタンかな?特殊車両の中でも消防車は専用に設計されていて、アメリカでは珍しいキャブオーバー式なのも目を引きます。
これははしご車です。うにょーんとはしごが伸びています。先端で国旗を掲げているところがアメリカらしくて好きだよ。
他にもいますが割愛。こういう車両、輸送機で運ばれてくるんですかねぇ?
マクドネル・ダグラスC-17グローブマスターIII。C-130よりも大きい大型ジェット輸送機です。カナダ空軍の機体を見たことがあるので、これが初めてではないです。
プラモデルで言うところのモールドラインはこれに限っては凸が正解なんだなぁ。でも凹モールドがプラモデルでは正解なのだなぁ。機体内に延びている管はなんなんだと思いましたが、冷気を送っているようです。
親近感の湧く短い足。着陸時は脚が胴体のバルジから飛び出るのかかわいい。
軍用機と言えど最近は燃費性能が求められるのか、燃費改善のため翼端にウィングレットを付けるようです。
機内は広いのです。戦車だって運べるぞ。
エンジンを後ろから。ファンの羽同士の隙間が透けて見えるのです。ターボファンエンジンですなぁ。
C-130H。いや、これしか撮るものがないのよ。
ライアンRQ-4グローバルホーク。これが見れたのは今回の数少ない収穫です。これは無人偵察機です。要はドローンです。在日米軍には配備されていないんですが、本来の配備先のグアム島のアンダーセン基地が夏の台風の季節になるとRQ-4を飛ばせなくなるので、日本に退避させています。三沢基地に退避するのが通例ですが今年は臨時に横田基地に退避させたようです。ラッキーなのだ。思っていたよりもずっとデカイな、というのが第一印象。機体だけの写真しか見てこなかったので、対比できるものがなかったんですね。これは機密性が高いのか、周りを柵で囲んで触れないようにしていました。
ステルスにも配慮しているのよ、という具合の尾翼。水平/垂直尾翼を統合したやつですね。胴体の上にジェットエンジンを配置しているのは無人機ならではのものですね。友人機だと緊急脱出した際に操縦士が吸い込まれてミンチよりもひでえやになるので(それをやったのがこいつ)。この配置、通常胴体内に配置するエンジンをその外へ置いたことで胴体内に何もない空間が生まれたということになります。この中に偵察機器を入れているんでしょうかね?
偵察機器とか飛行機器とかレーダーとかが詰まっているんだろうなーという前頭部。形状は何だかエッチというか卑猥だ。
高高度を長時間滞空して飛行できるように開発されたんで、グライダーみたいなアスペクト比のクソ大きい主翼をしています。全身撮るのも一苦労。隅っこに写っている人間と機体の対比に注目。機体、大きいでしょ?こんなにデカイとは思ってなかったから少しショックでした。
というところで今日はここまで。
その4へ→