ビクトリア女王(1819~1901年)の誕生日を祝うビクトリア・デイという祝日がカナダにはあります。女王の誕生日は5月24日なんですが、当日あるいはそれ以前の一番近い月曜日がその日になります。つまり強制的に3連休になる制度です。当日、ビクトリアの街では毎年パレードが開催されて様々な団体、吹奏楽団などが街を練り歩くのです。今年もそれを見に行ったのですが、去年もほぼ全てを見たので気が抜けていたので今年は寝坊して途中から見物となり、しかも去年と似たような顔ぶれでした。なので、2016年はパレードに参加した自動車に焦点を絞って取り上げていこうと思います。大まかな様子は下記の2015年のビクトリア・デイのパレードをご一読ください。
ビクトリア・デイのパレードを見物する その1 【2015/05/18】 - 黒鉄重工5月18日はビクトリア・デイVictoriaDayで祝日、もっと言うと3連休!カナダにおいて3連休は貴重で、年に数回あったかどうか。ビクトリア・デイとは、ビクトリア女王(1819~1901)の誕生日を祝う日。女王の誕生日である5月24日もしくはそれ以前の一番近い月曜日が祝日になります。いつの年も3連休になるようになっているのです。当日は、ダウンタウンを南北に走るメインストリート、ダグラス通りを封鎖してパレードが催されます。今日はこれを見ます。ですがその前にひとつ抑えておきたいものが。ダグラス通りは路線バスが何系統も密集し乗り入れてくる道路です。道路から追い出されるのはバスも例外ではありません。でもその間バスを止めるわけにもいかないので、そうなると他の道路へと経路変更を行うわけです。まずはそれを撮ります。代替経路...ビクトリア・デイのパレードを見物するその1【2015/05/18】
ビクトリア・デイのパレードを見物する
その1 【2015/05/18】 - 黒鉄重工
寝坊したのでダウンタウンまで行くことはせず、最寄りの沿道で陣取ることに。
とりあえず最初にやって来たのは昔の消防車。というか消防馬車。本当、よく動かせる状態で残してあるねと。ところで馬の下の地面がビチャビチャだけどこれは馬のションベン???
これはポンプ車(Fire engine)でしょう。ポンプ車なので高圧水を放水せにゃならんのですが・・・、見た感じこれは蒸気機関を動力源にしているのでしょう。蒸気消防車は貴重です。調べてみると、1907年納入の蒸気ポンプ車だそうです。引退時既に貴重な車両であることは認識されていたので、保存はされていましたが状態は悪かったみたいです。1980年代に復元作業が行われてボイラーやポンプや車輪等、色々取っ替えられた模様。テセウスの船に片足突っ込んでるな。
これは現役消防署のカートですね。メーカー不詳。
ビクトリア消防署 (Victoria Fire Department) のフォードF-350(3代目のP473系)。指揮車ですかね。
アメリカン・ラ・フランス製1925年式45系ポンプ車。アメリカン・ラ・フランスは消防車メーカーと言えばここ!というくらいのシェアを持っているようです。車体のライニングがいいじゃあないですか。
スチュードベーカー製1935年式ポンプ車。
シボレー製1937年式シーグレーブ(ポンプ車)。
ビックル・シーグレーブ製1942年式トレーラーポンプ車。特殊車両となると聞いたこと無いメーカーばかり出てきますな。
ケンワース製1952年式ポンプ車。
ここからは現役の消防車。左の黄色いのはローゼンバウアー製はしご車(ビクトリア消防署 Ladder 1)、右の白いのもローゼンバウアー製はしご車(コルウッド消防署 Tower 57)です。
スパルタン製ポンプ車(ハイランズ消防署 Engine 1)。
動態保存のアメリカン・ラ・フランス製900系ポンプ車。この型式は有名なのか、プラモデル化もされていますね。
シボレー・シルバラード3500HD(3代目)。サーニッチ消防署の指揮車(B1)です。シボレーのピックアップはフォードに次いで業界2位だそうですが、あまり見覚えがありません。どっちかというとGMCブランドのピックアップの方がよほど見かけるので、それの販売数も一緒に計上されているのかも。
サットフェン製はしご車(オークベイ消防署 Ladder 1)。
フォートギャリー製ポンプ車(エスクイモルト基地消防署 Engine 2)。カナダ海軍のエスクイモルト基地の消防車ですな。
車列はこんな感じで、とても心強い並び。
スミール製ポンプ車(ビューロイヤル消防署 Engine 39)。
ローゼンバウアー製ポンプ車(エスクイモルト消防署 Engine 1)。
ピアース製ポンプ車(ランフォード消防署 Engine 2)。
今日はここまで。
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ビクトリア・デイのパレードを見物する その1 【2015/05/18】 - 黒鉄重工5月18日はビクトリア・デイVictoriaDayで祝日、もっと言うと3連休!カナダにおいて3連休は貴重で、年に数回あったかどうか。ビクトリア・デイとは、ビクトリア女王(1819~1901)の誕生日を祝う日。女王の誕生日である5月24日もしくはそれ以前の一番近い月曜日が祝日になります。いつの年も3連休になるようになっているのです。当日は、ダウンタウンを南北に走るメインストリート、ダグラス通りを封鎖してパレードが催されます。今日はこれを見ます。ですがその前にひとつ抑えておきたいものが。ダグラス通りは路線バスが何系統も密集し乗り入れてくる道路です。道路から追い出されるのはバスも例外ではありません。でもその間バスを止めるわけにもいかないので、そうなると他の道路へと経路変更を行うわけです。まずはそれを撮ります。代替経路...ビクトリア・デイのパレードを見物するその1【2015/05/18】
ビクトリア・デイのパレードを見物する
その1 【2015/05/18】 - 黒鉄重工
寝坊したのでダウンタウンまで行くことはせず、最寄りの沿道で陣取ることに。
とりあえず最初にやって来たのは昔の消防車。というか消防馬車。本当、よく動かせる状態で残してあるねと。ところで馬の下の地面がビチャビチャだけどこれは馬のションベン???
これはポンプ車(Fire engine)でしょう。ポンプ車なので高圧水を放水せにゃならんのですが・・・、見た感じこれは蒸気機関を動力源にしているのでしょう。蒸気消防車は貴重です。調べてみると、1907年納入の蒸気ポンプ車だそうです。引退時既に貴重な車両であることは認識されていたので、保存はされていましたが状態は悪かったみたいです。1980年代に復元作業が行われてボイラーやポンプや車輪等、色々取っ替えられた模様。テセウスの船に片足突っ込んでるな。
これは現役消防署のカートですね。メーカー不詳。
ビクトリア消防署 (Victoria Fire Department) のフォードF-350(3代目のP473系)。指揮車ですかね。
アメリカン・ラ・フランス製1925年式45系ポンプ車。アメリカン・ラ・フランスは消防車メーカーと言えばここ!というくらいのシェアを持っているようです。車体のライニングがいいじゃあないですか。
スチュードベーカー製1935年式ポンプ車。
シボレー製1937年式シーグレーブ(ポンプ車)。
ビックル・シーグレーブ製1942年式トレーラーポンプ車。特殊車両となると聞いたこと無いメーカーばかり出てきますな。
ケンワース製1952年式ポンプ車。
ここからは現役の消防車。左の黄色いのはローゼンバウアー製はしご車(ビクトリア消防署 Ladder 1)、右の白いのもローゼンバウアー製はしご車(コルウッド消防署 Tower 57)です。
スパルタン製ポンプ車(ハイランズ消防署 Engine 1)。
動態保存のアメリカン・ラ・フランス製900系ポンプ車。この型式は有名なのか、プラモデル化もされていますね。
シボレー・シルバラード3500HD(3代目)。サーニッチ消防署の指揮車(B1)です。シボレーのピックアップはフォードに次いで業界2位だそうですが、あまり見覚えがありません。どっちかというとGMCブランドのピックアップの方がよほど見かけるので、それの販売数も一緒に計上されているのかも。
サットフェン製はしご車(オークベイ消防署 Ladder 1)。
フォートギャリー製ポンプ車(エスクイモルト基地消防署 Engine 2)。カナダ海軍のエスクイモルト基地の消防車ですな。
車列はこんな感じで、とても心強い並び。
スミール製ポンプ車(ビューロイヤル消防署 Engine 39)。
ローゼンバウアー製ポンプ車(エスクイモルト消防署 Engine 1)。
ピアース製ポンプ車(ランフォード消防署 Engine 2)。
今日はここまで。
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