2018年4月30日(月・祝)16時14分石川県小松市 小松空港第23走者:小松バス空港線小松駅行(ふそう・エアロスター)小松空港16:20→小松駅16:32そいでは、小松空港を去ります。帰りは普通の内燃式バスです。あの電気バスは1日4往復しか小松空港を発着しないようなので、殆どの場合は内燃式バスに当たることになります。なおこれは各駅停車で、行きに乗った電気バスは直行便です。停車と発車を繰り返す各駅停車で電気バスを運行すると蓄電池がモリモリ減りそうだからでしょうかね。
この後は福井駅に行きますけど、電車が来るまで時間があるので駅の東口にある「こまつの杜」という公園へ来てみました。ここ、住所も「こまつの杜」と変えてしまっていて、コマツやるな、と。
クソデカダンプのコマツ930E-2です。出身地はアメリカで、チリの鉱山で鉱石を運ぶ仕事をしていましたが、希望退職後に日本へ移住してここで佇む仕事に再就職しました。寸法(LWH)は15*9*7mくらい。曖昧な書き方なのは、公園の説明書きには寸法が記載されていなかったため。その代わり好きな食べ物とか性格とかが書かれています。子供向けにしたってバカにしすぎじゃないかと思いますが。重さの方は書かれていて、重量は499トン、積載量297トンだそうな。
車輪は電気駆動ですが、その電気を生み出すのはディーゼルエンジンです。いわゆる電気式ディーゼル方式というやつです。車輪の奥に見える黒い物体がエンジンだと思いますが、なにせ現地では一言も触れられていないので正確なところは分かりませぬ。代わりに特技とか気になる人とか書いてありました。コマツがぶち建てた公園でも技術面への言及はこんな扱いなのかと、まあ割とがっかりですね...。
横から。まあ、クソでかいんですわ。自分もホウルトラックを見たのは初めてです。ホイールベースは意外と短いので、案外小回りは利きそうです。ダンプのシャーシの下へ潜れるような歩道がありますけど、この日は臨時休館か何かでこういったものはすべて閉鎖でした。
ダンプだけじゃなくて履いているタイヤについても説明があったのは良い点です。タイヤはブリヂストンのORタイヤ(off the Road; 不整地用)で、建設・鉱山用の53/80R63 VRPSなのだそうな。直径4m、自重5トン、耐荷重84トンだそうな。右後輪の内側タイヤだけトレッドパターンが違っていますが、突っ込んでもわからないと思うんで放置です。
ここはコマツの工場の跡地に建てた公園です。あの大きい建物はコマツの工場だった建物なんでしょうかね?駅前の一等地を公園にするのも贅沢な話なものですが、そういう背景があったのでした。北陸新幹線の駅は東口にできるので、またそのうち再開発されるのかもしれません。それまでは公園としておくとかね。
コマツの昔の本社事務所を復元した建物です。その実態はワクワクコマツ館という子供向けの学習施設です。今日は休みなので外から見るだけ。外観も資料的価値は無さそうなので、スーッと見て次へ。
ここはコマツで生産している製品を置いているところ。時期によって製品が変わるのかもしれん。これは、WA380ホイールローダーです。
昔の製品を置いてあるところです。時間少ないですが量も多くないので順番に見ていきましょう。
1965(昭和40)年製、現存するコマツ製最古のホイールローダーJH30Bです。これが日本製ホイールローダーの草分で、売れたんだそうで。
1961(昭和36)年製、D50A (A)実験車10672号機ブルドーザー。性能・耐久実験車で、16,000時間もの間実験に供されていたもの。これの量産車がD50-11スーパーとなります。
1958(昭和33)年製、D50-S 8ドーザーショベル1号機。切削力不足、視界不良、積込み高さ調整不能という欠点を持っていたD50を改良した型式です。
1949(昭和24)年製、D50-2 16号機。国産ブルドーザーの元祖で、コマツ史上でも欠かせない機材なのだそうな。当時はこれ1台で労働者200人分の働きを出したとかで。現存するD50では最古の機材。1号機はその2年前に製造されています。
1936(昭和11)年製、T25トラクター。これは現存最古のコマツ製トラクターです。
コマツユニカLT1200。1960年代に販売されていたいわゆる農民車コマツで、主は農業用トラクターですが街乗りも両立できるようにした小型自動車です。区分的には軽自動車だったはず。ただし60年代中頃に販売を始めたユニカからは、小型特殊自動車扱いのトラクターになりました。移動や運搬や牽引はもちろんで、PTOで動力を取り出して耕運機や脱穀機を動かすこともできるように設計されていました。
最後にコマツの創始者竹内明太郎の銅像を収めたところで時間切れですんで、小松駅へ戻ります。
第24走者:JR北陸本線福井行(521系)小松16:54→福井17:56北陸本線を南下します。慣れたものです。
同日18時34分福井県福井市 ホテルリバージュアケボノ福井駅から歩いて今夜投宿するホテルへ。今日からは普通のホテルに泊まれます。福井は普通に宿が予約できた辺り、やはり金沢駅周辺の観光地人気は高くなってるんですなぁ、と。
飯時でしたので、再度外へ出て歩いて夕飯食べに。着いたのはヨーロッパ軒。元々行く気でいましたが、ホテルから歩いてすぐのところだったとは。
もちろん名物ソースカツ丼を食べます。張り切ってエビフライもつけました。昔ながらの目の細かいパン粉なのが良いです。言うほど重くないのであっという間に食べれてしまいますね。
というところで3日目終了。翌日へ続く。
その20へ→
この後は福井駅に行きますけど、電車が来るまで時間があるので駅の東口にある「こまつの杜」という公園へ来てみました。ここ、住所も「こまつの杜」と変えてしまっていて、コマツやるな、と。
クソデカダンプのコマツ930E-2です。出身地はアメリカで、チリの鉱山で鉱石を運ぶ仕事をしていましたが、希望退職後に日本へ移住してここで佇む仕事に再就職しました。寸法(LWH)は15*9*7mくらい。曖昧な書き方なのは、公園の説明書きには寸法が記載されていなかったため。その代わり好きな食べ物とか性格とかが書かれています。子供向けにしたってバカにしすぎじゃないかと思いますが。重さの方は書かれていて、重量は499トン、積載量297トンだそうな。
車輪は電気駆動ですが、その電気を生み出すのはディーゼルエンジンです。いわゆる電気式ディーゼル方式というやつです。車輪の奥に見える黒い物体がエンジンだと思いますが、なにせ現地では一言も触れられていないので正確なところは分かりませぬ。代わりに特技とか気になる人とか書いてありました。コマツがぶち建てた公園でも技術面への言及はこんな扱いなのかと、まあ割とがっかりですね...。
横から。まあ、クソでかいんですわ。自分もホウルトラックを見たのは初めてです。ホイールベースは意外と短いので、案外小回りは利きそうです。ダンプのシャーシの下へ潜れるような歩道がありますけど、この日は臨時休館か何かでこういったものはすべて閉鎖でした。
ダンプだけじゃなくて履いているタイヤについても説明があったのは良い点です。タイヤはブリヂストンのORタイヤ(off the Road; 不整地用)で、建設・鉱山用の53/80R63 VRPSなのだそうな。直径4m、自重5トン、耐荷重84トンだそうな。右後輪の内側タイヤだけトレッドパターンが違っていますが、突っ込んでもわからないと思うんで放置です。
ここはコマツの工場の跡地に建てた公園です。あの大きい建物はコマツの工場だった建物なんでしょうかね?駅前の一等地を公園にするのも贅沢な話なものですが、そういう背景があったのでした。北陸新幹線の駅は東口にできるので、またそのうち再開発されるのかもしれません。それまでは公園としておくとかね。
コマツの昔の本社事務所を復元した建物です。その実態はワクワクコマツ館という子供向けの学習施設です。今日は休みなので外から見るだけ。外観も資料的価値は無さそうなので、スーッと見て次へ。
ここはコマツで生産している製品を置いているところ。時期によって製品が変わるのかもしれん。これは、WA380ホイールローダーです。
昔の製品を置いてあるところです。時間少ないですが量も多くないので順番に見ていきましょう。
1965(昭和40)年製、現存するコマツ製最古のホイールローダーJH30Bです。これが日本製ホイールローダーの草分で、売れたんだそうで。
1961(昭和36)年製、D50A (A)実験車10672号機ブルドーザー。性能・耐久実験車で、16,000時間もの間実験に供されていたもの。これの量産車がD50-11スーパーとなります。
1958(昭和33)年製、D50-S 8ドーザーショベル1号機。切削力不足、視界不良、積込み高さ調整不能という欠点を持っていたD50を改良した型式です。
1949(昭和24)年製、D50-2 16号機。国産ブルドーザーの元祖で、コマツ史上でも欠かせない機材なのだそうな。当時はこれ1台で労働者200人分の働きを出したとかで。現存するD50では最古の機材。1号機はその2年前に製造されています。
1936(昭和11)年製、T25トラクター。これは現存最古のコマツ製トラクターです。
コマツユニカLT1200。1960年代に販売されていたいわゆる農民車コマツで、主は農業用トラクターですが街乗りも両立できるようにした小型自動車です。区分的には軽自動車だったはず。ただし60年代中頃に販売を始めたユニカからは、小型特殊自動車扱いのトラクターになりました。移動や運搬や牽引はもちろんで、PTOで動力を取り出して耕運機や脱穀機を動かすこともできるように設計されていました。
最後にコマツの創始者竹内明太郎の銅像を収めたところで時間切れですんで、小松駅へ戻ります。
第24走者:JR北陸本線福井行(521系)小松16:54→福井17:56北陸本線を南下します。慣れたものです。
同日18時34分福井県福井市 ホテルリバージュアケボノ福井駅から歩いて今夜投宿するホテルへ。今日からは普通のホテルに泊まれます。福井は普通に宿が予約できた辺り、やはり金沢駅周辺の観光地人気は高くなってるんですなぁ、と。
飯時でしたので、再度外へ出て歩いて夕飯食べに。着いたのはヨーロッパ軒。元々行く気でいましたが、ホテルから歩いてすぐのところだったとは。
もちろん名物ソースカツ丼を食べます。張り切ってエビフライもつけました。昔ながらの目の細かいパン粉なのが良いです。言うほど重くないのであっという間に食べれてしまいますね。
というところで3日目終了。翌日へ続く。
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