ジーライオンミュージアム本館の続きです。前回も書きましたけど、元々小さめの倉庫が何棟かあるところを再活用した施設なので、館内も複数の倉庫があります。倉庫ごとにその自動車の生産国が分かれていて、最初の倉庫は自動車黎明期と日本車です。
マツダ・コスモスポーツです。1967(昭和42)年登場。世界で初めて、多気筒で実用的で量産されたロータリーエンジンを搭載した自動車です。なおこういう妙な肩書の時はたいてい先駆者がいるので注意。本当の意味で世界初はNSUヴァンケルというドイツのメーカーのヴァンケルスパイダーという車です。なお課題山積だった模様。
コスモスポーツについては、なんだかウルトラマンやエヴァンゲリオンでその姿を見ることができるらしいよ、というくらいのことしか知らないので多くは語れません。ただ実物を見るのは初めてですね。
クーペなんですね、というかんじ。
マツダ・ルーチェ(初代SUA/SUAV/SVA型)です。1966(昭和41)年登場の4ドアセダンです。実物見るまで存在を知りませんでした。
フェラーリ・ディーノ。1967(昭和42)年登場のミッドシップ2人乗りスポーツカーです。フェラーリ、他に適した置き場所がなかったのかしら。ディーノには206型と246型の2種類があるみたいなんですけど、どっちかは分かりませぬ。日本へ輸入されたのは246型の方が多いので、確率的には246型だと思いますが・・・。
1968(昭和43)年式のアルピーヌ・A110です。アルピーヌはフランスのメーカーで、今はルノーの傘下です。当時にしては顔立ちが濃いかなあという気がします。まあこれも全く知りません。
御存知、1969年式トヨタ・2000GTです。1967(昭和43)年登場したトヨタとヤマハが共同開発したスポーツカーです。当時の高級車のアイコンみたいなポジションにいますよね。どうやらこれは2台共後期型のようです。フォグランプが小さくなっているのが見分けるポイントだとかで。
こちらも御存知、日産・スカイラインGT-R(KPGC系)です。1969(昭和44)年登場のいわゆるハコスカですね。極稀に道端で見かけることもあったと思いますが、まじまじと見るのは初めてでしょうねえ。グリルのバッジと拡大されたリアフェンダーがGT-Rであることを主張していますけども、ぱっと見は不通のハードトップクーペなのだろうというおとなしい外観からのギャップ萌えがミソなのかもしれないです。
プリンス・スカイラインスポーツです。1962(昭和37)年登場した日本初のスペシャリティカーと言われとるやつです。値段が高いのとスペシャリティカー文化が日本ではまだ浅かったので、たったの60台くらいしか生産されなかったらしいです。
まあなんと言ってもこの顔つきでありますが・・・。ツリ目ヘッドライトにクソデカグリルというのは斬新でありましたでしょう。後のグラチャン族の車にこういうツリ目ヘッドライトがありましたけど、元ネタになっているのかしら。というか今に続くオラオラ顔の元祖か?
隣の倉庫に移って、次はアメリカ車館です。日本車は1960年代以降の車種ばかりでしたが、アメ車だとさすが1910年代からの車両が展示されています。
フォード・モデルTTです。1917(大正6)年登場のトラックです。例のT型フォードの貨物版です。モデルTのシャーシを元に、骨格強化、ホイールベース延長、ギヤ比変更、リアサス強化などのトラックとして使うための設計変更がされています。荷台の種類は色々あるようですが、この個体は木枠の柵を付けたステークベッドという種類ですね。
1927(昭和2)年登場のフォード・モデルA。モデルTの次に登場したやつですな。
1928(昭和3)年式のスチュードベーカー・アースキンモデル50。ヨーロッパ向けの小型車として売り出しましたが、あんま売れなかったようです。
ダッジ・1931年式クーペ。
シボレーのクーペだと思いますけど、手がかりが少ないのでなんとも言えませぬ。
1932(昭和7)年式ハドソン・エイト。縦長のヘッドライトが個性を出している感じ。
1947(昭和22)年式インディアン・チーフ1200。すまねえ二輪はさっぱりなんだ。
1923(大正11)年式ハドソン・7パッセンジャー。7人乗りということでこの頃にしては大きめの車体してます。エンジンは水冷直8で、8気筒の大排気量エンジンを搭載しているのがハドソンの強みの時代もありました。
1929(昭和4)年式スチュードベーカー・コマンダー8。コマンダーは元々6直エンジン車でしたが、1929年から加わったのが8気筒エンジン車でした。
というところで今日はここまで。
第6夜へ→
マツダ・コスモスポーツです。1967(昭和42)年登場。世界で初めて、多気筒で実用的で量産されたロータリーエンジンを搭載した自動車です。なおこういう妙な肩書の時はたいてい先駆者がいるので注意。本当の意味で世界初はNSUヴァンケルというドイツのメーカーのヴァンケルスパイダーという車です。なお課題山積だった模様。
コスモスポーツについては、なんだかウルトラマンやエヴァンゲリオンでその姿を見ることができるらしいよ、というくらいのことしか知らないので多くは語れません。ただ実物を見るのは初めてですね。
クーペなんですね、というかんじ。
マツダ・ルーチェ(初代SUA/SUAV/SVA型)です。1966(昭和41)年登場の4ドアセダンです。実物見るまで存在を知りませんでした。
フェラーリ・ディーノ。1967(昭和42)年登場のミッドシップ2人乗りスポーツカーです。フェラーリ、他に適した置き場所がなかったのかしら。ディーノには206型と246型の2種類があるみたいなんですけど、どっちかは分かりませぬ。日本へ輸入されたのは246型の方が多いので、確率的には246型だと思いますが・・・。
1968(昭和43)年式のアルピーヌ・A110です。アルピーヌはフランスのメーカーで、今はルノーの傘下です。当時にしては顔立ちが濃いかなあという気がします。まあこれも全く知りません。
御存知、1969年式トヨタ・2000GTです。1967(昭和43)年登場したトヨタとヤマハが共同開発したスポーツカーです。当時の高級車のアイコンみたいなポジションにいますよね。どうやらこれは2台共後期型のようです。フォグランプが小さくなっているのが見分けるポイントだとかで。
こちらも御存知、日産・スカイラインGT-R(KPGC系)です。1969(昭和44)年登場のいわゆるハコスカですね。極稀に道端で見かけることもあったと思いますが、まじまじと見るのは初めてでしょうねえ。グリルのバッジと拡大されたリアフェンダーがGT-Rであることを主張していますけども、ぱっと見は不通のハードトップクーペなのだろうというおとなしい外観からのギャップ萌えがミソなのかもしれないです。
プリンス・スカイラインスポーツです。1962(昭和37)年登場した日本初のスペシャリティカーと言われとるやつです。値段が高いのとスペシャリティカー文化が日本ではまだ浅かったので、たったの60台くらいしか生産されなかったらしいです。
まあなんと言ってもこの顔つきでありますが・・・。ツリ目ヘッドライトにクソデカグリルというのは斬新でありましたでしょう。後のグラチャン族の車にこういうツリ目ヘッドライトがありましたけど、元ネタになっているのかしら。というか今に続くオラオラ顔の元祖か?
隣の倉庫に移って、次はアメリカ車館です。日本車は1960年代以降の車種ばかりでしたが、アメ車だとさすが1910年代からの車両が展示されています。
フォード・モデルTTです。1917(大正6)年登場のトラックです。例のT型フォードの貨物版です。モデルTのシャーシを元に、骨格強化、ホイールベース延長、ギヤ比変更、リアサス強化などのトラックとして使うための設計変更がされています。荷台の種類は色々あるようですが、この個体は木枠の柵を付けたステークベッドという種類ですね。
1927(昭和2)年登場のフォード・モデルA。モデルTの次に登場したやつですな。
1928(昭和3)年式のスチュードベーカー・アースキンモデル50。ヨーロッパ向けの小型車として売り出しましたが、あんま売れなかったようです。
ダッジ・1931年式クーペ。
シボレーのクーペだと思いますけど、手がかりが少ないのでなんとも言えませぬ。
1932(昭和7)年式ハドソン・エイト。縦長のヘッドライトが個性を出している感じ。
1947(昭和22)年式インディアン・チーフ1200。すまねえ二輪はさっぱりなんだ。
1923(大正11)年式ハドソン・7パッセンジャー。7人乗りということでこの頃にしては大きめの車体してます。エンジンは水冷直8で、8気筒の大排気量エンジンを搭載しているのがハドソンの強みの時代もありました。
1929(昭和4)年式スチュードベーカー・コマンダー8。コマンダーは元々6直エンジン車でしたが、1929年から加わったのが8気筒エンジン車でした。
というところで今日はここまで。
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