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新交通システムを降り、空港の外へ。そしてスイス国鉄のチューリッヒ空港駅へとやってきました。
第一印象はきれいだなということ。やはりスイスの玄関口ともいえるところですからね。
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切符売り場やらなんやら。我々は事前に「スイスパス」というすごい便利らしい切符を旅行代理店から受け取っているので切符を買うことはないのですが、心配なのであれこれ聞くことに。
ちなみにスイスの鉄道は改札口というものがなく、自由にホームに出入りすることができます。電車見放題というわけですな。
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発車案内標。いわゆるパタパタを使用しています。ドイツ語だかフランス語だかを使っている模様ですが字面で大体はわかりますね。
ちなみに一番左に記されている種別ですが、
IC(Inter City:インターシティ)=特急
IR(Inter Regio:インターレギオ)=急行
ICN(Inter City-Neigezug:インターシティ・ナイゲツーク)=RABDe500形により運行されるIC
S(S-Bahn:S・バーン)=通勤電車(数字は運行系統?)
みたいな感じのものに相当します。
面白い。この時点でもう相当わくわくしてます。本数も多いですから期待増です。
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列車の発車時刻まで時間があるので、それまでの間ホームに降りて様子見してみましょう!
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おぅふ!!いきなりすごい!客レですよ客レ!
しかもデカい!新幹線クラスの巨体!
さらに赤い!かっこいい!
ねじ式連結器に緩衝器!ごつい!
やべぇぞこれw
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先頭にいるこちらの電気機関車、Re460形といいます。日本ではヨンロクマルとか呼ばれているそうな。
スイス国鉄の鉄道網改良計画「バーン2000」の中にある列車の高速化、設備の近代化、列車接続の改善の要ともいえる車両です。
スイスの鉄道は山岳地帯がほとんどという地理的条件(=急勾配の路線が多い)からパワー厨であり、こと電気機関車の技術に関しては世界一とも。
定格出力1200kWのモーターを4基搭載していて、これは日本の標準型電気機関車EF210形よりも1000kWほど高く、変電所ブレイカーEF200形の4/5程度の出力です。EF200形は例外として、日本形よりもパワーのある機体なわけです。
最高速度はなんと230km/h(!)、営業速度も200km/hを叩き出します。200km/h出す機関車とかもうたまりませんね!
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側面にはスイス国鉄のマーク。SBB CFF FFS と3つ書いてありますが、どれも意味するところは同じ。違いは言語です。
左からドイツ語、フランス語、イタリア語で書かれていて、それぞれSchweizerische Bundesbahnen、Chemins de Fer Fédéraux Suisses、Ferrovie Federali Svizzereとなっています。一般的にはSBBがよく使われるそうです。
スイスでは公用語がひとつに決まっておらず、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語、ヨーデル、あと英語が公用語となっています。なので、車体にもご丁寧に3か国語で書いているわけですね。
ちなみに外国語を訳すと正しくはスイス連邦鉄道となるようなのですが、国鉄のほうが私としてはしっくりくるので今後もスイス国鉄と呼称させていただきます。
その下には機番やら検査表記やらスペックやらが書いてあるような気がしますがよくわかりません。この機体は025号機のようです。ただし、番号は000号機から始まるので製造数は機番+1となります。
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発車案内標。表示板に列車の停止位置を表示しています。一番右側が機関車、あとは客車で1が一等車、2が二等車です。
列車ごとに編成が違うのでこうした感じでしょうか。日本だと編成がおおむね決まっていますのでホームにシールを貼って対応させていますが。
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Re460形の反対側。なんと運転台が!こちらはEW-?形客車(EW-4形)で、スイス独自の規格で製造されたスイス国鉄の主力平屋客車です。
この通り制御客車(Bt)があるのが特徴です。デザインはRe460形に合わせているようです。日本でいうとオクハとかスクハみたいな表記になるんでしょうか。これにより終着駅での機回しが不要になり、折り返し時間が短くなったりコスト削減できたりなどのメリットがあります。
日本でもこの制御客車を製造していれば、客レ廃絶の一因であった機回しの煩雑さが無くなって、あるいはまだまだ客レが現役だったのかもしれませんね。
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車号表記。Re460よりも量が多くて余計にわからないね。
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RABe514形電車。通称DTZ。・・・あとは知りませんw
Re460形とかはウィキペさん見ながら知った風な感じで書きましたが、これに関しては日本語のページがなくドイツ語のみ。いやぁわからないわからないw
とりあえず、シーメンスが造った今のところ最新の2階建てSバーン用近郊型電車なのだそうです。デザインはすごくいいです。
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もう巨体過ぎてもう。E1系とかE4系とかの2階建て新幹線を連想させます。
日本だと通勤通学ラッシュを捌くことを最優先として車両設計されていますが、外国だと都会の通勤電車でも2階建てクロスシートという場合が多いのでうらやましいです。
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反対側からも。もしかしてトップナンバー?
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列車が出発して少しの間静かになったホーム。チューリッヒ空港駅は地下にある2面4線の駅。日本の空港駅とは違い通過型ホームになっています。片側は機回し線の可能性もありますけどおそらく違います。
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ホームにIRが入線。さてこの編成、日本では信じられない驚くべきことをやっているのですが、なんと機関車を客車でサンドイッチしているのですw
案内表の編成表を見るとわかりますが、機関車のアイコンが編成中央に来ているのがわかります。制御客車があるからこそできる業。スイス国鉄自由すぎる!
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EW-?。先ほどのIRとは塗装が違います。
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Re460と共にバーン2000の要として製造された2階建て客車IC2000形!
オールダブルデッカーの最高速度200km/hを出す(出すのは460ですが)客車です。だいたい10両編成。やはり壁のごとくデカく、2階建て新幹線を連想させます。それよりもでかいんじゃ・・・。
これに関してはこの後乗車するのでその時詳しく解説します。
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スイスの車両のドアはほぼ半自動。その扉を開けるスイッチですが・・・E233系や313系など最近の日本型車両にも採用されているのと同じデザインでした。こんなところに共通点があるとは。
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時間にして30分程度の撮り鉄でしたが、つかみはバッチリ。すっかりスイスの鉄道の虜となってしまいました。欧州型いいなぁ・・・。
この後どんな車両が出てくるか楽しみです。
その3へ→
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新交通システムを降り、空港の外へ。そしてスイス国鉄のチューリッヒ空港駅へとやってきました。
第一印象はきれいだなということ。やはりスイスの玄関口ともいえるところですからね。
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切符売り場やらなんやら。我々は事前に「スイスパス」というすごい便利らしい切符を旅行代理店から受け取っているので切符を買うことはないのですが、心配なのであれこれ聞くことに。
ちなみにスイスの鉄道は改札口というものがなく、自由にホームに出入りすることができます。電車見放題というわけですな。
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発車案内標。いわゆるパタパタを使用しています。ドイツ語だかフランス語だかを使っている模様ですが字面で大体はわかりますね。
ちなみに一番左に記されている種別ですが、
IC(Inter City:インターシティ)=特急
IR(Inter Regio:インターレギオ)=急行
ICN(Inter City-Neigezug:インターシティ・ナイゲツーク)=RABDe500形により運行されるIC
S(S-Bahn:S・バーン)=通勤電車(数字は運行系統?)
みたいな感じのものに相当します。
面白い。この時点でもう相当わくわくしてます。本数も多いですから期待増です。
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列車の発車時刻まで時間があるので、それまでの間ホームに降りて様子見してみましょう!
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おぅふ!!いきなりすごい!客レですよ客レ!
しかもデカい!新幹線クラスの巨体!
さらに赤い!かっこいい!
ねじ式連結器に緩衝器!ごつい!
やべぇぞこれw
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先頭にいるこちらの電気機関車、Re460形といいます。日本ではヨンロクマルとか呼ばれているそうな。
スイス国鉄の鉄道網改良計画「バーン2000」の中にある列車の高速化、設備の近代化、列車接続の改善の要ともいえる車両です。
スイスの鉄道は山岳地帯がほとんどという地理的条件(=急勾配の路線が多い)からパワー厨であり、こと電気機関車の技術に関しては世界一とも。
定格出力1200kWのモーターを4基搭載していて、これは日本の標準型電気機関車EF210形よりも1000kWほど高く、変電所ブレイカーEF200形の4/5程度の出力です。EF200形は例外として、日本形よりもパワーのある機体なわけです。
最高速度はなんと230km/h(!)、営業速度も200km/hを叩き出します。200km/h出す機関車とかもうたまりませんね!
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側面にはスイス国鉄のマーク。SBB CFF FFS と3つ書いてありますが、どれも意味するところは同じ。違いは言語です。
左からドイツ語、フランス語、イタリア語で書かれていて、それぞれSchweizerische Bundesbahnen、Chemins de Fer Fédéraux Suisses、Ferrovie Federali Svizzereとなっています。一般的にはSBBがよく使われるそうです。
スイスでは公用語がひとつに決まっておらず、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語、ヨーデル、あと英語が公用語となっています。なので、車体にもご丁寧に3か国語で書いているわけですね。
ちなみに外国語を訳すと正しくはスイス連邦鉄道となるようなのですが、国鉄のほうが私としてはしっくりくるので今後もスイス国鉄と呼称させていただきます。
その下には機番やら検査表記やらスペックやらが書いてあるような気がしますがよくわかりません。この機体は025号機のようです。ただし、番号は000号機から始まるので製造数は機番+1となります。
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発車案内標。表示板に列車の停止位置を表示しています。一番右側が機関車、あとは客車で1が一等車、2が二等車です。
列車ごとに編成が違うのでこうした感じでしょうか。日本だと編成がおおむね決まっていますのでホームにシールを貼って対応させていますが。
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Re460形の反対側。なんと運転台が!こちらはEW-?形客車(EW-4形)で、スイス独自の規格で製造されたスイス国鉄の主力平屋客車です。
この通り制御客車(Bt)があるのが特徴です。デザインはRe460形に合わせているようです。日本でいうとオクハとかスクハみたいな表記になるんでしょうか。これにより終着駅での機回しが不要になり、折り返し時間が短くなったりコスト削減できたりなどのメリットがあります。
日本でもこの制御客車を製造していれば、客レ廃絶の一因であった機回しの煩雑さが無くなって、あるいはまだまだ客レが現役だったのかもしれませんね。
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車号表記。Re460よりも量が多くて余計にわからないね。
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RABe514形電車。通称DTZ。・・・あとは知りませんw
Re460形とかはウィキペさん見ながら知った風な感じで書きましたが、これに関しては日本語のページがなくドイツ語のみ。いやぁわからないわからないw
とりあえず、シーメンスが造った今のところ最新の2階建てSバーン用近郊型電車なのだそうです。デザインはすごくいいです。
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もう巨体過ぎてもう。E1系とかE4系とかの2階建て新幹線を連想させます。
日本だと通勤通学ラッシュを捌くことを最優先として車両設計されていますが、外国だと都会の通勤電車でも2階建てクロスシートという場合が多いのでうらやましいです。
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列車が出発して少しの間静かになったホーム。チューリッヒ空港駅は地下にある2面4線の駅。日本の空港駅とは違い通過型ホームになっています。片側は機回し線の可能性もありますけどおそらく違います。
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ホームにIRが入線。さてこの編成、日本では信じられない驚くべきことをやっているのですが、なんと機関車を客車でサンドイッチしているのですw
案内表の編成表を見るとわかりますが、機関車のアイコンが編成中央に来ているのがわかります。制御客車があるからこそできる業。スイス国鉄自由すぎる!
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EW-?。先ほどのIRとは塗装が違います。
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Re460と共にバーン2000の要として製造された2階建て客車IC2000形!
オールダブルデッカーの最高速度200km/hを出す(出すのは460ですが)客車です。だいたい10両編成。やはり壁のごとくデカく、2階建て新幹線を連想させます。それよりもでかいんじゃ・・・。
これに関してはこの後乗車するのでその時詳しく解説します。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

スイスの車両のドアはほぼ半自動。その扉を開けるスイッチですが・・・E233系や313系など最近の日本型車両にも採用されているのと同じデザインでした。こんなところに共通点があるとは。
Image may be NSFW.
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時間にして30分程度の撮り鉄でしたが、つかみはバッチリ。すっかりスイスの鉄道の虜となってしまいました。欧州型いいなぁ・・・。
この後どんな車両が出てくるか楽しみです。
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