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Channel: 黒鉄重工
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欧州project〜2012年ヨーロッパの旅〜 スイス・ツェルマット編 その4

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チューリッヒ空港駅で手に入れたパンフレットや時刻表。



時刻表は日本とは違う見方で分かりずらかったです。

あと、今回使用した「スイスパス」についてご説明。
外国人向けの乗り放題切符で、日本の「ジャパンレールパス」と似たようなものです。
スイス国鉄の路線が乗り放題の他、私鉄主導で鉄道が建設されてきたスイスらしく大半の私鉄も乗り放題だったりもしくは半額になったりします。
ジャパンレールパスと同じで有効期限が4日、8日、15日などいくつか用意されていますが、今回私たちが使ったのは「スイスフレキシーパス」というもの。「スイスパス」が連続使用なのに対してこちらは有効期間内で使用日を好きに選べるのが特徴です。
今向かっているツェルマットには数日間滞在するので、鉄道を使わない日も出てきます。そうなると連続使用となる「スイスパス」では無駄が出てしまうため、「フレキシーパス」の方が合理的なのです。



スイスの首都、ベルンに近づいてきました。首都ですが規模でいうとチューリッヒのほうが上です。トルコのアンカラとイスタンブールのような関係でしょうか。



ベルンもまた美しい街なのですが線路脇の壁には落書きが・・・ていうかこんなところどうやって落書きするんだよ。



美しい景色です・・・落書きがなければ。
この落書きって線路立ち入りだよねぇ。日本じゃちょっとしたニュースにもなりかねないことですが・・・。



ベルンにも降りてみたいところですが、今回は通過するだけ・・・。



ベルン駅に到着。反対のホームには接続待ちと思われるIC2000形がいます。



停車時間が長めのようなので一瞬だけホームに降りてみました。半地下構造の駅で首都だけに人も多いですね。
あとIC2000の大きさ、おわかりになっただろうか。壁です。



置いてかれたらアウトなのでそそくさと車内に戻ります。IC2000のドアって広いんですよねー。
ちなみにIC2000の半自動ドアは開けたままにしておくと時限式で自動的に閉まる仕組み。日本でも開けっ放しにしたまま降りる人がいて寒いから導入してくれないかなー。



ベルンを出発すると列車はスイッチバック、ベルン駅入線の際に見た景色をもう一度見ながら別の路線に転線していきます。
しばらくするとそこにはまさしく世界の車窓が広がります。



山肌に広がる草原なんかはヨーロッパを感じさせますね。日本じゃ背の高い草木に覆われているところですが。



貨物駅らしきところ。タキやコキがいます。



RABe525形電車。スイス最大の私鉄BLS AG社が保有している車両です。ベルン周辺のSバーンに使用されているようで、黄緑色に塗装されているのが特徴です。



湖が見えてきました。



実に雄大です。ゲームの世界のよう。日本との地質や気候の違いを感じさせてくれます。



再びコキ。要所要所で見かけます。



終盤は山岳を貫く長大トンネルを疾走し、18:03にフィスプ駅に到着、下車します。ここで別の路線に乗り換えます。



ホームにいたのは日本でも同じような塗装があるような真っ赤な電車。これに乗り換えます。


その5へ→

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