カナダ旅行の2日目を始めます。昨日の初日はトロントの空港からハミルトンを経由してナイアガラフォールズにたどり着いたところで終えました。2日目の今日はナイアガラの滝を満喫します。純粋な観光回となるのです。
この日回ることになる箇所を地図上にまとめてみました。ナイアガラフォールズの観光名所は当たり前ですがナイアガラの滝付近に集中しています。ただ、カナダにしては名所が程よく小さくまとまっているので見物しやすいでしょう。ナイアガラフォールズは古くから超有名観光地として開発が行われ、特にカナダ側ではカジノや高層ホテルなどが乱立している娯楽の街です。私には縁遠いところなのでそういうところは今回出てきません。ちなみに私が今回前線基地とした黒鉄重工ヘッドクォーター(地図上黄色い点)は市街地中心部から北へ約2km離れた位置にあります。ナイアガラフォールズの市街地自体はそれほど広いものではないので、2kmも離れると街の外れです。この距離を徒歩で行くにはちとしんどいものがあり、路線バスを活用することになるのです。予習はこれくらいにして本編へ入りましょう。また適宜補足を入れます。
2016年6月17日(金)9時30分
オンタリオ州ナイアガラフォールズ カナダ国境検問所市内のホステルで朝を迎えたら、少し硬めのベッドから起き上がって朝ごはんを食べに行きます。ホステルなので無料の朝食は無いし、昨日は食料を買ってきていないし、近くにコンビニもマックも無いです。ところがホステルには前に寝泊まりしていた人たちが自炊した時に発生した余り食料を置いていく習慣があります。たしかフリーフードなどと呼んでいたと思います。今回それをありがたく使わせてもらって、シリアルか何かをお腹に放り込んで朝食にしました。
支度をしてホステルを出発したら、歩いてすぐ近くにあるナイアガラフォールズ・トランジット市営交通のバス停から路線バスに乗ります。104系統だったと思います。今日はこのバスに何度か乗る予定なので、1日乗車券を買っておきます。Victoria Av & Bender St停留所で下車して川の方へ歩いていくとたどり着くのが写真の場所です。この先にあるのはカナダの国境検問所です。
前回も書きましたけど、ナイアガラフォールズはナイアガラ川を境に左岸がカナダ領、右岸がアメリカ領となっている米加国境地帯なのです。ナイアガラ川に架かっている端の両岸には両国の国境検問所が構えているんですねー。というわけでせっかくですから、アメリカに行ってみようと思います!
あの建物からアメリカへ行けることは地球の歩き方を読んで分かっているんですが、国境を渡る人たちの移動手段は主に自動車なので、歩いて渡るにはどう行けばいいのか分かりません。なので迷ってうろついているわけですねー。どんどん逸れていってオークズ・ガーデンシアターという庭まで来てしまいました。そしてそこでついにアレと、ナイアガラの滝と邂逅してそのすがたを目にすることになったのです!まだ遠く離れているのにクソでかいです。そして轟音も聴こえてくるのです。今日はこれから嫌というほどあの滝が出てきますからね。
国境検問所にたどり着くまでに見かけたバス。これはバダー・バス(Badder Bus)のMCI J4500 (#1316)です。カナダの貸切バス会社です。badderというのは素晴らしいという意味があるみたいっすよ。badの比較級はworseですからね。ややこしいなあオイ。
こっちはレプラコーン・ラインズ (Leprechaun Lines)のプレボスト・H3-45 (#861)です。これも貸切バス会社です。ちなみにレプラコーンというのはアイルランドの伝承に出てくる緑の服を着た妖精さんのこと。妖精さんと言ってもおっさんのすがたのことが多いみたい。車体側面に絵が描かれてますね。
なんとかカナダの国境検問所を見つけ出して入りました。ちょっとアメリカ行ってくるわみたいなノリで出国できました。なお出国料50セントを支払わされます。なんでや。
あれが米加をつなぐ夢の架け橋「レインボーブリッジ」です。東京のアレや静岡のアレよりも遥かに歴史の長い、1941年竣工です。世界は広いんだよ。あの橋を歩いて渡ってアメリカへ行くのです。
渡る分には普通の橋っすね。歩いて国境移動する人なんて観光客くらいでしょうからなにか演出入っていればいいかも。
橋の中央部からナイアガラの滝を眺めます。滝の上流と下流で侵食具合がまるで違っているので、どうしてこうなったんだと。あとはカナダ側はホテルやカジノのビルがにょきにょき生えていて高度に娯楽観光地化されています。一方アメリカ側はカナダに比べると田舎町っぽい雰囲気です。
アメリカ側の国境検問所へ着きました。ワーホリでバイトしてる日本人ですー、今日は遊びに来ましたー、日帰りですー、みたいな問答をして無事アメリカ合衆国ニューヨーク州へ入国!これでアメリカへ入国するのは3ヶ月ぶり4度目となります。ちなみに入国時の移動手段はそれぞれ鉄道、船、飛行機、今回の徒歩と全て異なります。これはプチ自慢にしてもいいでしょう!
入国したらまずはナイアガラ川へご挨拶。ちーっす。ていうかこの流量はもう洪水でしょう。みんな平気なの?
途中で川の流れが途切れていますけどあの先がナイアガラの滝ですよー。落ちたら死ぬ。滝のすぐ上流を見るのも珍しいような。
もうちょいわかりやすい角度から。この絵はいいなー。
虹も架かっています!水煙が大量に漂っているのも大瀑布ならではです。後でこれに苦労させられます。さっきの橋はだからレインボーブリッジなんでしょうね。
ちょっと高いところから。アメリカ側から見る滝もオツなものですな。ちなみに手前側の滝がアメリカ滝、奥の方はカナダ滝と呼ばれとります。覚えておくように。
Nice boat.川床が深いのか、チンダル現象で水がエメラルドに見えます。
ナイアガラの滝は超有名観光地なので数々のアトラクションやアクティビティが充実しています。それではそのひとつに乗り込んでいきましょう。
あのナイスボートに乗って滝に間近に迫るというわけです。乗客全員真っ赤なのはお揃いの合羽を着ているからです。つまり全員漏れなく濡れるということです。漏れがないけど濡れます。
そして私も青い合羽を装着して桟橋へ。合羽の色が違うのは運営会社ごとに区別するため?
というところで今日はここまで。
その24へ→
踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
織田裕二
国境(上) (文春文庫)
黒川博行文藝春秋 [MaxWant] レインウェア レインスーツ レインコート アウトドア 上下セット 通気メッシュ 着脱式合羽 透...【耐水・防水性能】耐水圧10,000㎜なので、傘・少雨(約300㎜)~大雨(1,500㎜)でも対応可能。また、...
この日回ることになる箇所を地図上にまとめてみました。ナイアガラフォールズの観光名所は当たり前ですがナイアガラの滝付近に集中しています。ただ、カナダにしては名所が程よく小さくまとまっているので見物しやすいでしょう。ナイアガラフォールズは古くから超有名観光地として開発が行われ、特にカナダ側ではカジノや高層ホテルなどが乱立している娯楽の街です。私には縁遠いところなのでそういうところは今回出てきません。ちなみに私が今回前線基地とした黒鉄重工ヘッドクォーター(地図上黄色い点)は市街地中心部から北へ約2km離れた位置にあります。ナイアガラフォールズの市街地自体はそれほど広いものではないので、2kmも離れると街の外れです。この距離を徒歩で行くにはちとしんどいものがあり、路線バスを活用することになるのです。予習はこれくらいにして本編へ入りましょう。また適宜補足を入れます。
2016年6月17日(金)9時30分
オンタリオ州ナイアガラフォールズ カナダ国境検問所市内のホステルで朝を迎えたら、少し硬めのベッドから起き上がって朝ごはんを食べに行きます。ホステルなので無料の朝食は無いし、昨日は食料を買ってきていないし、近くにコンビニもマックも無いです。ところがホステルには前に寝泊まりしていた人たちが自炊した時に発生した余り食料を置いていく習慣があります。たしかフリーフードなどと呼んでいたと思います。今回それをありがたく使わせてもらって、シリアルか何かをお腹に放り込んで朝食にしました。
支度をしてホステルを出発したら、歩いてすぐ近くにあるナイアガラフォールズ・トランジット市営交通のバス停から路線バスに乗ります。104系統だったと思います。今日はこのバスに何度か乗る予定なので、1日乗車券を買っておきます。Victoria Av & Bender St停留所で下車して川の方へ歩いていくとたどり着くのが写真の場所です。この先にあるのはカナダの国境検問所です。
前回も書きましたけど、ナイアガラフォールズはナイアガラ川を境に左岸がカナダ領、右岸がアメリカ領となっている米加国境地帯なのです。ナイアガラ川に架かっている端の両岸には両国の国境検問所が構えているんですねー。というわけでせっかくですから、アメリカに行ってみようと思います!
あの建物からアメリカへ行けることは地球の歩き方を読んで分かっているんですが、国境を渡る人たちの移動手段は主に自動車なので、歩いて渡るにはどう行けばいいのか分かりません。なので迷ってうろついているわけですねー。どんどん逸れていってオークズ・ガーデンシアターという庭まで来てしまいました。そしてそこでついにアレと、ナイアガラの滝と邂逅してそのすがたを目にすることになったのです!まだ遠く離れているのにクソでかいです。そして轟音も聴こえてくるのです。今日はこれから嫌というほどあの滝が出てきますからね。
国境検問所にたどり着くまでに見かけたバス。これはバダー・バス(Badder Bus)のMCI J4500 (#1316)です。カナダの貸切バス会社です。badderというのは素晴らしいという意味があるみたいっすよ。badの比較級はworseですからね。ややこしいなあオイ。
こっちはレプラコーン・ラインズ (Leprechaun Lines)のプレボスト・H3-45 (#861)です。これも貸切バス会社です。ちなみにレプラコーンというのはアイルランドの伝承に出てくる緑の服を着た妖精さんのこと。妖精さんと言ってもおっさんのすがたのことが多いみたい。車体側面に絵が描かれてますね。
なんとかカナダの国境検問所を見つけ出して入りました。ちょっとアメリカ行ってくるわみたいなノリで出国できました。なお出国料50セントを支払わされます。なんでや。
あれが米加をつなぐ夢の架け橋「レインボーブリッジ」です。東京のアレや静岡のアレよりも遥かに歴史の長い、1941年竣工です。世界は広いんだよ。あの橋を歩いて渡ってアメリカへ行くのです。
渡る分には普通の橋っすね。歩いて国境移動する人なんて観光客くらいでしょうからなにか演出入っていればいいかも。
橋の中央部からナイアガラの滝を眺めます。滝の上流と下流で侵食具合がまるで違っているので、どうしてこうなったんだと。あとはカナダ側はホテルやカジノのビルがにょきにょき生えていて高度に娯楽観光地化されています。一方アメリカ側はカナダに比べると田舎町っぽい雰囲気です。
アメリカ側の国境検問所へ着きました。ワーホリでバイトしてる日本人ですー、今日は遊びに来ましたー、日帰りですー、みたいな問答をして無事アメリカ合衆国ニューヨーク州へ入国!これでアメリカへ入国するのは3ヶ月ぶり4度目となります。ちなみに入国時の移動手段はそれぞれ鉄道、船、飛行機、今回の徒歩と全て異なります。これはプチ自慢にしてもいいでしょう!
入国したらまずはナイアガラ川へご挨拶。ちーっす。ていうかこの流量はもう洪水でしょう。みんな平気なの?
途中で川の流れが途切れていますけどあの先がナイアガラの滝ですよー。落ちたら死ぬ。滝のすぐ上流を見るのも珍しいような。
もうちょいわかりやすい角度から。この絵はいいなー。
虹も架かっています!水煙が大量に漂っているのも大瀑布ならではです。後でこれに苦労させられます。さっきの橋はだからレインボーブリッジなんでしょうね。
ちょっと高いところから。アメリカ側から見る滝もオツなものですな。ちなみに手前側の滝がアメリカ滝、奥の方はカナダ滝と呼ばれとります。覚えておくように。
Nice boat.川床が深いのか、チンダル現象で水がエメラルドに見えます。
ナイアガラの滝は超有名観光地なので数々のアトラクションやアクティビティが充実しています。それではそのひとつに乗り込んでいきましょう。
あのナイスボートに乗って滝に間近に迫るというわけです。乗客全員真っ赤なのはお揃いの合羽を着ているからです。つまり全員漏れなく濡れるということです。漏れがないけど濡れます。
そして私も青い合羽を装着して桟橋へ。合羽の色が違うのは運営会社ごとに区別するため?
というところで今日はここまで。
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