2016年6月18日(土)11時34分
オンタリオ州トロント トロント・ユニオン駅ユニオン駅での列車撮影を終えて、駅を出ます。なかなかに広い構内を持っているようで、お上りさんは普通に迷います。日々通勤客を捌く現役の巨大駅ながら建物は鉄道黄金期の名残があちこちに感じられます。列車のりばへと続く石造りの通路もなんともまあおしゃれじゃないですか。よく見ると防火扉や消火ホースが追加設置されて改変されているんですが、それでもパッと見は当時物のように見えます。ちなみに壁の上の方に彫られているレリーフは、トロント市の昔のスローガン「Industry, Intelligence, Integrity」(産業、知性、誠実)です。
大ホールの壁です。見事な石壁ですなあ。なおめちゃくちゃ高い天井は写真撮りそこなている模様。なんてことを。壁に刻まれている都市は、この駅から行くことのできる都市なのです。中には今ではいけなくなった都市もあるでしょうけど、そういうことは考え至らなかったのかしら。建物の保全のためでしょう、案内看板は天井から吊るしたり壁に貼り付けたりするんではなくて、床置きのものが多かったです。
これがユニオン駅の駅舎です。開業は1927年8月26日。やけに新しいなと思いましたが、この駅舎は3代目なのです。初代はグランドトランク鉄道(GTR;後のカナディアンナショナル鉄道;CN)により1858年開業、2代目はGTRにより1873年開業。建て替えまでの期間が短いですが、初代は木造建築で2代目は石造りなのです。なおユニオン駅(共同駅)と名乗るだけあって、GTRの他にノーザン鉄道とグレートウェスタン鉄道とカナディアンパシフィック鉄道(CP)が乗り入れていました。今の3代目駅舎はCPとCNが50%ずつ出資して建てたそうな。建物はルネサンス様式、正確にはボザール様式で設計されているそうな。列柱は22本有りにけり。まあカナダ人もアメリカ人も本当にこの様式の建築が好きですわね。余談ですが、ユニオン駅とその周辺の地上設備の保有、運営、経営等はCPとCNが共同出資して作った子会社、トロント・ターミナル鉄道(TTR)が担っていました。神戸高速鉄道みたいなものに近いでしょうかねぇ。2015年にはユニオン駅の所有者はトロント市に移管されましたので、今は線路の管理や列車の運行制御等を業務としているようです。
列柱の上には建設主体のCP(左)とGTR(右)の彫刻があります。3代目駅舎が開業するよりも前にGTRは経営難から国有化されてCNになったはずですが、なんでかGTRのままです。駅の玄関口の彫刻が過去のままというのも大胆に映ります。歴史的建築物として残されているもう使われていない駅舎ではなくて、カナダで最も利用者の多い現役の駅舎にも拘わらずです。この駅舎の歴史への敬意が感じられます。
駅の対面の建築物もおそらくは歴史的建造物のまま活用されているようです。駅前なのにそれほど再開発されていませんね。奥の方はタワマンらしき建物がいくつも生えているのに。
駅舎から線路を挟んで反対側のQueens Quay Wayに来ました。線路をくぐる時にGOトランジットのめちゃくちゃ大きいバスターミナルが見えましたが、まだ時間を使ってしまいそうなので、パスしました。この通りには路面電車のトロント市電 (Toronto Streetcar System) が通っていて、ユニオン駅から近いところにあるからですね。トロント市電はトロント中心部に全長83kmの路線網を有する広範な路面電車です。北米最大級の路線網を持つとかで。通りを見渡してみると、ちょうど路面電車が地下トンネルから飛び出てくるところに遭遇しました!トロント市電はユニオン駅に乗り入れていますが、トロント駅周辺では地下トンネルを通るのです。地下を走る路面電車という珍しい取り合わせなのです。地下といえば、トロントには地下鉄も通っています。路面電車と地下鉄が共存している都市は珍しいんじゃないでしょうか。ちなみにこの電車はCLRV形という旧型車です(#4074)。下でもうちょい詳しく書きます。
反対側からはCLRV形とは打って変わった今どきの路面電車、Flexity Outlook形が来ました。2014年から導入が続けられている新型車で、ゆくゆくは旧型車を全て置き換えて市電はこれに統一される予定です。というかその後2019年に統一を果たしたようです。車両は5車体連接の低床車です。そして丸みを帯びた柔和な前面を見て、なんとなく新潟トランシスが製造している低床路面電車ブレーメン形と似ていると思ったのではないでしょうか。実際、Flexity形もブレーメン形もボンバルディアが製造している車両なのです(新潟トランシスはライセンス生産の形)。ただFlexity形とブレーメン形は、厳密には異なる形式(ブランド)なのだそうです。ブレーメン形はすべての車体に台車が備わっていますが、Flexity形は一部に台車のない車体もあります。この違いなんですかねえ。なおトロントのFlexity形は5車体の内2つ目と4つ目の車体が浮揚車体です。
地下に潜っていきました。車体の前後で紅白の塗り分けが違うのね~。しかしこれ、トンネル入口に十分注意書きがあるとはいえ、自動車の誤進入もあるんでしょうな。
Queens Quay Wayを西へ歩きます。市内周遊型の観光バスが通り過ぎていきました。The Bus and Boat CompanyのAD Enviro 400 (#81106)です。Enviro 400はEnviro 500の短尺型です。加えてこれは二階の屋根が無いいわゆるオープントップ形ですね。この会社はルートマスターやフリートライン等のイギリス製二階建てバスも観光用として運用している模様。
こちらはトロント市内の路線バスです。トロントの路線バス、路面電車、地下鉄は、トロント交通局 (Toronto Transit Commission; 以下TTC) により運営されています。今日の目的の一つはTTCの各交通モードを一通り見てくることです。このバスは、Star Trans BusのSenetor SII LF (W150) です。実は弊ブログで初めて出てくる車種です。車体の前と後ろで断面がだいぶ違っています。これは、カタウェイという商用バンのシャーシとキャブだけの車に、バスのボディを装荷した物です。装荷するボディは路線バスに限らず、スクールバス、救急車、モーターホームまで様々あります。カタウェイに関しては下記の拙著にて少し紹介しているので、よければご購入してみてください(宣伝)。で、このバスですが、シャーシはフォードF-450の物を使っています。F-450といえば、フォードの誇るFシリーズピックアップトラックのひとつです。カタウェイは基本的にバンのシャーシを使いますが、中にはピックアップの物を使うこともあるんですな。キャブも当然Fシリーズで、バンのEシリーズと比べるとキャブ全高が低くボンネットが長いので、なんだかウナギのように見えます。こういう小型バスはコミュニティバスのような低需要路線で使われます。2009年から200台強導入されたみたいですが、10年後くらいから廃車が始まっていて、2023年にはフリートの大半が廃車済みのようです。
スクールバスみたいなこれは、Blue Bird の All American でしょうね。本来はスクールバス用の車種ですけど、一般型もあるんですな。個人所有だと思いますがよくわからんです。なおグリルが付いているので、こんな見た目ですがフロントエンジンです。今どきこんなバスも作っているんですよ。
CLRV形 (#4141) です。CLRVは1977年から1980年までに200台弱が導入されたかつてのトロント市電の主力車です。他の都市の路面電車と同様トロント市電も存廃が議論された時期があったんですが、1970年代に存続が決まると老朽化したPCCカーを置き換えるためにCLRVが製造されました。後年には2車体連接のALRV形も50台くらい造られました。開発に際してPCCカーの設計を受け継いでいるため、近代化されたPCCカーの趣があります。同じPCCカーから派生したタトラカーにも似た雰囲気もありますかね。ネオ・PCCカーの立ち位置を狙っていたようですが、他都市の路面電車が大虐殺にあっていたので他に採用されることはなく、トロント市電専用車みたいになりました。既に述べたように2019年に全車退役しています。そうと知っていれば市電にもうちょい時間をかけてたな・・・。
さっき地面に潜っていったFlexity形 (#4410) がユニオン駅から戻ってきました。広島電鉄の新型車ですっていっても騙される人いるんじゃないか。そしてこんな近代的な見た目で集電装置がトロリーポールというのはなんなんですか。ギャップ萌えでも狙っているんですか。・・・ところで、さっき見た時と塗り分けが変わっているんだけど。
その答えはこの写真に!ちょうど離合したんですよ (#4415, #4410)。並んで見れば塗り分けの違いが一目瞭然です。そしてこの離合を見て漸く理解したんですが、トロント市電の電車は片運転台なのですよ!PCCカーからして片運転台なのでその構造を受け継いでいるんです。なのでこの長い5車体連接車で片運転台かよ!となるのです。面白いなあ、トロント市電、通りすがりに撮影するだけじゃあまりにもったいない路面電車だったぜ!ちなみにどうやって電車の向きを変えるかというと、終端でU字状の線路を通って向きを180度変えています。プラレールのUターンレールみたいなやつですよ。
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タカラトミー(TAKARA TOMY)
CLRV形 (#4174)。歩いているだけですがわりと頻繁にやってきます。今回は市電には乗らなかったんですよ。惜しいことをしたなあ。
Lower Spadina Ave.との分岐点。右端に水面が写っていますが、あれはオンタリオ湖です。浜大津が西洋風になるとこんな感じかもね。
ちなみに通りを歩いているとちょうどいいサンドイッチ屋を見つけたので、ここで昼ごはんとしました。サンドイッチの写真は撮っていませんでした・・・。今はもう閉店してしまったみたいで、さみしいです。
ちょっとオンタリオ湖を見てみるが目の前が島でした・・・。あれはトロント島で、実は空港が建っているちょっと大きい島です。といっても滑走路1,200mの小さい空港です。飛来する旅客機もボンQのコミューター路線が主ですし。しかしピアソン空港と比較して圧倒的に都心に近いことからビジネス需要が多いみたいですよ。ロンドンシティ空港と似ていますかね。
分岐点で離合するFlexity形。うねうねうねと。
鉄道の幅の広い高架下をくぐる路面電車という図。うーんこれは大都会ですよ。まるで東京みたい。
前回もう出てこないよと書いたけど、CNタワーです。コンクリ打ちっぱなしですか。近くで見るとあんまし・・・です。
ユニオン駅を出て1時間ちょっと。目的地の一つ、トロント鉄道博物館へ着きました。
というところで今日はここまで。
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オンタリオ州トロント トロント・ユニオン駅ユニオン駅での列車撮影を終えて、駅を出ます。なかなかに広い構内を持っているようで、お上りさんは普通に迷います。日々通勤客を捌く現役の巨大駅ながら建物は鉄道黄金期の名残があちこちに感じられます。列車のりばへと続く石造りの通路もなんともまあおしゃれじゃないですか。よく見ると防火扉や消火ホースが追加設置されて改変されているんですが、それでもパッと見は当時物のように見えます。ちなみに壁の上の方に彫られているレリーフは、トロント市の昔のスローガン「Industry, Intelligence, Integrity」(産業、知性、誠実)です。
大ホールの壁です。見事な石壁ですなあ。なおめちゃくちゃ高い天井は写真撮りそこなている模様。なんてことを。壁に刻まれている都市は、この駅から行くことのできる都市なのです。中には今ではいけなくなった都市もあるでしょうけど、そういうことは考え至らなかったのかしら。建物の保全のためでしょう、案内看板は天井から吊るしたり壁に貼り付けたりするんではなくて、床置きのものが多かったです。
これがユニオン駅の駅舎です。開業は1927年8月26日。やけに新しいなと思いましたが、この駅舎は3代目なのです。初代はグランドトランク鉄道(GTR;後のカナディアンナショナル鉄道;CN)により1858年開業、2代目はGTRにより1873年開業。建て替えまでの期間が短いですが、初代は木造建築で2代目は石造りなのです。なおユニオン駅(共同駅)と名乗るだけあって、GTRの他にノーザン鉄道とグレートウェスタン鉄道とカナディアンパシフィック鉄道(CP)が乗り入れていました。今の3代目駅舎はCPとCNが50%ずつ出資して建てたそうな。建物はルネサンス様式、正確にはボザール様式で設計されているそうな。列柱は22本有りにけり。まあカナダ人もアメリカ人も本当にこの様式の建築が好きですわね。余談ですが、ユニオン駅とその周辺の地上設備の保有、運営、経営等はCPとCNが共同出資して作った子会社、トロント・ターミナル鉄道(TTR)が担っていました。神戸高速鉄道みたいなものに近いでしょうかねぇ。2015年にはユニオン駅の所有者はトロント市に移管されましたので、今は線路の管理や列車の運行制御等を業務としているようです。
列柱の上には建設主体のCP(左)とGTR(右)の彫刻があります。3代目駅舎が開業するよりも前にGTRは経営難から国有化されてCNになったはずですが、なんでかGTRのままです。駅の玄関口の彫刻が過去のままというのも大胆に映ります。歴史的建築物として残されているもう使われていない駅舎ではなくて、カナダで最も利用者の多い現役の駅舎にも拘わらずです。この駅舎の歴史への敬意が感じられます。
駅の対面の建築物もおそらくは歴史的建造物のまま活用されているようです。駅前なのにそれほど再開発されていませんね。奥の方はタワマンらしき建物がいくつも生えているのに。
駅舎から線路を挟んで反対側のQueens Quay Wayに来ました。線路をくぐる時にGOトランジットのめちゃくちゃ大きいバスターミナルが見えましたが、まだ時間を使ってしまいそうなので、パスしました。この通りには路面電車のトロント市電 (Toronto Streetcar System) が通っていて、ユニオン駅から近いところにあるからですね。トロント市電はトロント中心部に全長83kmの路線網を有する広範な路面電車です。北米最大級の路線網を持つとかで。通りを見渡してみると、ちょうど路面電車が地下トンネルから飛び出てくるところに遭遇しました!トロント市電はユニオン駅に乗り入れていますが、トロント駅周辺では地下トンネルを通るのです。地下を走る路面電車という珍しい取り合わせなのです。地下といえば、トロントには地下鉄も通っています。路面電車と地下鉄が共存している都市は珍しいんじゃないでしょうか。ちなみにこの電車はCLRV形という旧型車です(#4074)。下でもうちょい詳しく書きます。
反対側からはCLRV形とは打って変わった今どきの路面電車、Flexity Outlook形が来ました。2014年から導入が続けられている新型車で、ゆくゆくは旧型車を全て置き換えて市電はこれに統一される予定です。というかその後2019年に統一を果たしたようです。車両は5車体連接の低床車です。そして丸みを帯びた柔和な前面を見て、なんとなく新潟トランシスが製造している低床路面電車ブレーメン形と似ていると思ったのではないでしょうか。実際、Flexity形もブレーメン形もボンバルディアが製造している車両なのです(新潟トランシスはライセンス生産の形)。ただFlexity形とブレーメン形は、厳密には異なる形式(ブランド)なのだそうです。ブレーメン形はすべての車体に台車が備わっていますが、Flexity形は一部に台車のない車体もあります。この違いなんですかねえ。なおトロントのFlexity形は5車体の内2つ目と4つ目の車体が浮揚車体です。
地下に潜っていきました。車体の前後で紅白の塗り分けが違うのね~。しかしこれ、トンネル入口に十分注意書きがあるとはいえ、自動車の誤進入もあるんでしょうな。
Queens Quay Wayを西へ歩きます。市内周遊型の観光バスが通り過ぎていきました。The Bus and Boat CompanyのAD Enviro 400 (#81106)です。Enviro 400はEnviro 500の短尺型です。加えてこれは二階の屋根が無いいわゆるオープントップ形ですね。この会社はルートマスターやフリートライン等のイギリス製二階建てバスも観光用として運用している模様。
こちらはトロント市内の路線バスです。トロントの路線バス、路面電車、地下鉄は、トロント交通局 (Toronto Transit Commission; 以下TTC) により運営されています。今日の目的の一つはTTCの各交通モードを一通り見てくることです。このバスは、Star Trans BusのSenetor SII LF (W150) です。実は弊ブログで初めて出てくる車種です。車体の前と後ろで断面がだいぶ違っています。これは、カタウェイという商用バンのシャーシとキャブだけの車に、バスのボディを装荷した物です。装荷するボディは路線バスに限らず、スクールバス、救急車、モーターホームまで様々あります。カタウェイに関しては下記の拙著にて少し紹介しているので、よければご購入してみてください(宣伝)。で、このバスですが、シャーシはフォードF-450の物を使っています。F-450といえば、フォードの誇るFシリーズピックアップトラックのひとつです。カタウェイは基本的にバンのシャーシを使いますが、中にはピックアップの物を使うこともあるんですな。キャブも当然Fシリーズで、バンのEシリーズと比べるとキャブ全高が低くボンネットが長いので、なんだかウナギのように見えます。こういう小型バスはコミュニティバスのような低需要路線で使われます。2009年から200台強導入されたみたいですが、10年後くらいから廃車が始まっていて、2023年にはフリートの大半が廃車済みのようです。
北アメリカの路線バス車両 2014年~2016年 - 黒鉄重工 - BOOTH
カナダ在住時に撮影したアメリカとカナダの路線バスの写真を片っ端から載せた写真集です。簡単な解説も入っています。日本とは違った面白さのある北米バスの入門にもどうぞ...
スクールバスみたいなこれは、Blue Bird の All American でしょうね。本来はスクールバス用の車種ですけど、一般型もあるんですな。個人所有だと思いますがよくわからんです。なおグリルが付いているので、こんな見た目ですがフロントエンジンです。今どきこんなバスも作っているんですよ。
CLRV形 (#4141) です。CLRVは1977年から1980年までに200台弱が導入されたかつてのトロント市電の主力車です。他の都市の路面電車と同様トロント市電も存廃が議論された時期があったんですが、1970年代に存続が決まると老朽化したPCCカーを置き換えるためにCLRVが製造されました。後年には2車体連接のALRV形も50台くらい造られました。開発に際してPCCカーの設計を受け継いでいるため、近代化されたPCCカーの趣があります。同じPCCカーから派生したタトラカーにも似た雰囲気もありますかね。ネオ・PCCカーの立ち位置を狙っていたようですが、他都市の路面電車が大虐殺にあっていたので他に採用されることはなく、トロント市電専用車みたいになりました。既に述べたように2019年に全車退役しています。そうと知っていれば市電にもうちょい時間をかけてたな・・・。
さっき地面に潜っていったFlexity形 (#4410) がユニオン駅から戻ってきました。広島電鉄の新型車ですっていっても騙される人いるんじゃないか。そしてこんな近代的な見た目で集電装置がトロリーポールというのはなんなんですか。ギャップ萌えでも狙っているんですか。・・・ところで、さっき見た時と塗り分けが変わっているんだけど。
その答えはこの写真に!ちょうど離合したんですよ (#4415, #4410)。並んで見れば塗り分けの違いが一目瞭然です。そしてこの離合を見て漸く理解したんですが、トロント市電の電車は片運転台なのですよ!PCCカーからして片運転台なのでその構造を受け継いでいるんです。なのでこの長い5車体連接車で片運転台かよ!となるのです。面白いなあ、トロント市電、通りすがりに撮影するだけじゃあまりにもったいない路面電車だったぜ!ちなみにどうやって電車の向きを変えるかというと、終端でU字状の線路を通って向きを180度変えています。プラレールのUターンレールみたいなやつですよ。
タカラトミー(TAKARA TOMY) プラレール R-10 Uターンレール W248×H298×D27mm日本のおもちゃの電車 プラレール Uターンレール R-10 *AF27*。
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CLRV形 (#4174)。歩いているだけですがわりと頻繁にやってきます。今回は市電には乗らなかったんですよ。惜しいことをしたなあ。
Lower Spadina Ave.との分岐点。右端に水面が写っていますが、あれはオンタリオ湖です。浜大津が西洋風になるとこんな感じかもね。
ちなみに通りを歩いているとちょうどいいサンドイッチ屋を見つけたので、ここで昼ごはんとしました。サンドイッチの写真は撮っていませんでした・・・。今はもう閉店してしまったみたいで、さみしいです。
Quiznos · 208 Queens Quay W Units 5-6, Toronto, ON M5J 2Y5 カナダ
★★★☆☆ · サンドイッチ店
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ちょっとオンタリオ湖を見てみるが目の前が島でした・・・。あれはトロント島で、実は空港が建っているちょっと大きい島です。といっても滑走路1,200mの小さい空港です。飛来する旅客機もボンQのコミューター路線が主ですし。しかしピアソン空港と比較して圧倒的に都心に近いことからビジネス需要が多いみたいですよ。ロンドンシティ空港と似ていますかね。
分岐点で離合するFlexity形。うねうねうねと。
鉄道の幅の広い高架下をくぐる路面電車という図。うーんこれは大都会ですよ。まるで東京みたい。
前回もう出てこないよと書いたけど、CNタワーです。コンクリ打ちっぱなしですか。近くで見るとあんまし・・・です。
ユニオン駅を出て1時間ちょっと。目的地の一つ、トロント鉄道博物館へ着きました。
というところで今日はここまで。
[ユニオンステーション] シャンブレー鹿の子スタンドカラーポロシャツ ネイビー L【商品サイズ】M 身幅:52 肩幅:46.5 着丈:67 そで丈:23L 身幅:54 肩幅:48 着丈:69 そで丈:24LL 身幅:56 ...
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