鳥取駅に戻ってきました。
次の列車に乗るまでしばし列車の撮影でもしようと思います。
キハ126系の快速「とっとりライナー」。山陰本線高速化に合わせて導入された快速用気動車です。キハ58系の後継機とか。
性能は目を見張るものがあるらしいですが、つるぺたの前面が残念。
キハ40系。鳥取周辺のキハ40系は単色化計画以前からたらこ色に塗られていました。つまり国鉄時代から塗り替えが無かったという事か。
ホームに入線するキハ40系。姫新線の塗装の車両がやってきました。転属してきたのでしょうか。
構内の片隅にいた排雪モーターカー。DE10っぽい。
鳥取県の第三セクター鉄道、若桜鉄道のWT3000形。起点である郡家から因美線に直通し鳥取駅まで顔を出します。
この後乗ります。
WT3000形に連結されている同じく若桜鉄道のWT3300形。こちらはステンレス製のイベント用車両で車内は転換クロスシートになっています。
ちなみにWT3300形の前にはキハ187系特急「スーパーいなば」が縦列停車していました。無駄に長いホームの有効活用ですね。
さらに、キハ126系臨時快速「山陰海岸ジオライナー」号が到着。専用のラッピングをまとった車両です。これを撮影できるとは、思わぬ収穫です。
ホームに並ぶたらこ色のキハ40系。
これだけ見たら国鉄時代と見間違えそうです。
第13走者:若桜鉄道(WT3300形+WT3000形) 鳥取16:30→若桜17:20
先ほどの若桜鉄道の列車に乗って若桜鉄道の終点若桜駅へ。
若桜鉄道は国鉄若桜線を第三セクター転換した鉄道で、最近では蒸気機関車C12 167の動態保存に力を入れていて、コンプレッサーの空気圧縮の動力ながら自走したり将来の観光列車に備えて12系客車を導入したりと注目の鉄道です。
そして、今話題となっているのがディーゼル機関車DD16 7の導入です。東京の鉄道総研に在籍していた機体を譲り受けたもので、今後はおそらくC12に先立ち12系を牽引するものと思われます。
DD16を導入したというのがまたミソで、他のいくつかの観光鉄道もこういったディーゼル機関車を導入しているところはありますが、そのほとんどはDE10というどこにでもいるありふれた機関車です。
逆にDD16は元々数が少ないうえに現在の稼働機はたま〜に動く2機のみと希少価値は抜群に高いです。パッと見のスタイルはDE10とさほど違いはないですが。
この希少価値が鉄道ファンの心理をくすぐって集客につながるのではないかと思います。いい物を買ったと思いますよ。
さてこのDD16 7、この日(12月22日)の昨日か一昨日に搬入されたばかりのタイムリーなネタ。というわけでさっそくこれを見に来た次第なのですが、いかんせん駅に着いた時にはすでに真っ暗。周りに照明もないことからオートフォーカスも効かず、マニュアルで何とか撮影できた感じ。DD16の右側にはC12もいるのですが・・・ううむ。
これはまた明るい時にまた来なさいという事か。
第14走者:若桜鉄道(WT3000形) 若桜17:29→鳥取18:27
着た列車の折り返しに乗って鳥取駅に戻ります。
C12やDD16をもっと間近で見たいですし、はやぶさ駅にも立ち寄ってみたいですし、若桜鉄道はまた訪れてみたいと思っています。
第15走者:山陰本線快速「とっとりライナー」(キハ126系) 鳥取19:10→米子20:46
本日の最終ランナーです。キハ126系に初乗車となります。
ボックスシートのピッチが広いのに驚きました。普通のボックスシートだと他の人と向かい合って座った時に膝が当たってしまいますがこれはそれがなくゆったりと座ることが出来ました。実質急行用車両のスペックを持ってますね。キハ58系の後継機としては十分ではないでしょうか。
あとやっぱり速いです。キハ40とは比べ物にならない加速と最高速度でどんどん駅を飛ばしていくのは気持ちよかったです。キハ126、すごい車両です。あとは前面にもうチョイ凝ってくれればなぁ。
本日の宿泊地、米子に着きました。
いつもはホテルに荷物を置いてから夕飯を食べに行きますが、寒いし雨も降りそうなのでお店に直行。
牛骨ラーメンが食べたかったので歩いているところに見つけた「よしだ屋」へ入りました。昔から続いてそうなお店ですね。
醤油ラーメンと今夜は餃子も付けちゃうぞ!
他にも定食がいくつかありました。こっちの方がメインなのかしら。
牛骨ラーメンも鳥取のご当地グルメで、米子・倉吉などの県西部が発祥の様です。
香ばしくてうまい。昔ながらのあっさりした醤油ラーメンで牛骨の出汁がよく味わえるラーメンでした。
ホテルにチェックインして軽く呑んで初日は終了です。
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