第16走者:熊本電鉄上熊本線北熊本行(01形)上熊本13:20→北熊本13:29上熊本駅へ来たのは、熊本電鉄に乗るためです。乗ったり撮影したりするつもりで来たのですが、雨は強くなっていく一方です。沿線撮影は諦めるしかなさそうです。熊本電鉄の上熊本駅は、JRの物と違って以前訪れたときから変わらぬ姿をしています。以前と異なるのは、駅に停まっている電車の種類です。
出発を待っているのは01形です。東京メトロ銀座線の01系の中古車です。私としても01系は昔から馴染みのある電車です。特殊な電車なので新型に置き換えられたらそれでおしまいと思っていたのですが、熊本電鉄がこのように引き取ってくれたのです。今後も長い間ここに来れば01系を見ることができます。
車体にうるさいくらいのくまモンがいますが基本的には銀座線時代の塗装のままです。最近の地方私鉄の中古車両の傾向として、譲渡元の塗装を維持したまま走らせることが多いです。いわゆるリバイバルカラーとしての役割を持たせているのです。あとは、再塗装費用の節約もあるでしょうが。でも私は、塗装復刻は引退直前のほんの一時でよくて、それまでは地方私鉄に転職してきたからにはその鉄道の衣装を纏ってほしいですね。郷に入ってはなんとやらです。それよりも、乗車口は先頭車後ろよりの扉ですが、そこまでにホーム上屋はありません。数メートルだけとはいえ雨に降られるわけです。もうちょいなんとかならんのか。
戸袋にある熊本電鉄の社紋。これも東京メトロの物が元ネタです。電車は北熊本駅へ向けて走ります。今乗る区間には意外なことにトンネルがあります。ここらへんの市街地はずっと平野が広がっていると思ったら実は起伏のある土地なのでした。
北熊本駅へ着きました。ここは3方向から来る列車が交わるジャンクションです。もちろん、各方面へ乗り継ぎしやすい運行となっています。少しの待ち時間の間に、先に到着していた藤崎宮前行の6000形を眺めます。6000形は都営地下鉄三田線の中古車です。ここにもくまモンがいます。
この6000形は世界初の炭素繊維強化プラスチックを主構造に採用した鉄道用ボギー台車efWINGを装着した初めての電車です。ちなみに今乗ってきた01形にも付いています。
北熊本のヌシ、5000形とモハ71形が雨に打たれています。
第17走者:熊本電鉄菊池線御代志行(6000形)北熊本13:31→御代志13:51とりあえず御代志方面へ向かいます。終点まで乗ります。これも6000形ですが塗装が違います。くまモンも貼られていません。くまモンを見たら死ぬゲームでは、これに乗ることが攻略の鍵になります。
終点に着きました。唐突に線路が終わる単式ホームの終着駅ですが、少しホームから離れてみると、昔は島式ホームだったのを片方を埋めたんだなというのが察せます。埋められた方のホームには路線バスが横付けできて、ドアツードア乗り継ぎが可能な構造になっています。実は先進的なんですよ。
バスこないかなと待ってましたが来ませんでした。ここから先は菊地町方面へ向かうバスが出ています。温泉もあるみたいですので、行ってみたいですな。
来た電車で折り返します。こういう着いた先で何もしないで引き返す単純往復はつまらないのであまりやりたくないですが、雨が降っていては意気消沈なので仕方ないです。
東京都交通局の銘板が残っているんかい。ステンレス製車体ですが、東急車輛製とは異なる独特なコルゲート。実はステンレス鋼は外板だけで骨組みは普通鋼の嘘ステンレス車です。当時日本のオールステンレス車はまだ東急車輛の専売特許だったし、都営地下鉄は公営なので入札制だったしで、色々と事情がったんじゃ、しらんけど。
第18走者:熊本電鉄菊池線藤崎宮前行(6000形)御代志14:11→新須屋14:21運転室です。貫通型構造ですが、扉を開けて使うことはないのですっかり機器箱が置かれて塞がれてしまっているんですか。
することも無ぇので適当な駅に降ります。新須屋駅というところです( ˘ω˘)スヤァ...ネットミームの( ˘ω˘)と同じ発音だからという理由で降りているあたり、やる気の無さがわかると思います。
駅名標です。
敷地の一部はバイパス道路の高架の下に被っています。出入り口あたりは歩道や階段が入り組んでいてちょっと要塞感があります。
第19走者:熊本電鉄菊池線御代志行(01形)新須屋14:40→須屋14:4220分弱滞在して、直前に乗ったのとは反対方向の電車に乗ります。電車の撮影には良いカーブですが降りしきる雨で台無しです。
隣の須屋駅で下車。この01形は銀座線時代には無かった塗装(無論くまモンのことを言っているわけじゃないよ)ですが、これは01系の後任1000系が纏っている塗装です。復刻塗装とはまた違う、なんだか変な現象が起きているのです。とはいえ似合っているのでオールオーケーなんですが。
新須屋駅があるんだから須屋駅もあるんだな。手書きっぽい駅名標がイカス。
プラットホームだけの駅で、典型的な停留所駅というぐあい。
というところで今日はここまで。
その12へ→
A Tokyo Metro Ginza Line 銀座線 TシャツThe perfect gift for anyone who loves the Tokyo Metro.
Tees From Japan おふろセット(かえる) HB-2983
ハシートップイン(Hashy TOPIN) 暇と退屈の倫理学(新潮文庫)
國分功一郎新潮社
出発を待っているのは01形です。東京メトロ銀座線の01系の中古車です。私としても01系は昔から馴染みのある電車です。特殊な電車なので新型に置き換えられたらそれでおしまいと思っていたのですが、熊本電鉄がこのように引き取ってくれたのです。今後も長い間ここに来れば01系を見ることができます。
車体にうるさいくらいのくまモンがいますが基本的には銀座線時代の塗装のままです。最近の地方私鉄の中古車両の傾向として、譲渡元の塗装を維持したまま走らせることが多いです。いわゆるリバイバルカラーとしての役割を持たせているのです。あとは、再塗装費用の節約もあるでしょうが。でも私は、塗装復刻は引退直前のほんの一時でよくて、それまでは地方私鉄に転職してきたからにはその鉄道の衣装を纏ってほしいですね。郷に入ってはなんとやらです。それよりも、乗車口は先頭車後ろよりの扉ですが、そこまでにホーム上屋はありません。数メートルだけとはいえ雨に降られるわけです。もうちょいなんとかならんのか。
戸袋にある熊本電鉄の社紋。これも東京メトロの物が元ネタです。電車は北熊本駅へ向けて走ります。今乗る区間には意外なことにトンネルがあります。ここらへんの市街地はずっと平野が広がっていると思ったら実は起伏のある土地なのでした。
北熊本駅へ着きました。ここは3方向から来る列車が交わるジャンクションです。もちろん、各方面へ乗り継ぎしやすい運行となっています。少しの待ち時間の間に、先に到着していた藤崎宮前行の6000形を眺めます。6000形は都営地下鉄三田線の中古車です。ここにもくまモンがいます。
この6000形は世界初の炭素繊維強化プラスチックを主構造に採用した鉄道用ボギー台車efWINGを装着した初めての電車です。ちなみに今乗ってきた01形にも付いています。
北熊本のヌシ、5000形とモハ71形が雨に打たれています。
第17走者:熊本電鉄菊池線御代志行(6000形)北熊本13:31→御代志13:51とりあえず御代志方面へ向かいます。終点まで乗ります。これも6000形ですが塗装が違います。くまモンも貼られていません。くまモンを見たら死ぬゲームでは、これに乗ることが攻略の鍵になります。
終点に着きました。唐突に線路が終わる単式ホームの終着駅ですが、少しホームから離れてみると、昔は島式ホームだったのを片方を埋めたんだなというのが察せます。埋められた方のホームには路線バスが横付けできて、ドアツードア乗り継ぎが可能な構造になっています。実は先進的なんですよ。
バスこないかなと待ってましたが来ませんでした。ここから先は菊地町方面へ向かうバスが出ています。温泉もあるみたいですので、行ってみたいですな。
来た電車で折り返します。こういう着いた先で何もしないで引き返す単純往復はつまらないのであまりやりたくないですが、雨が降っていては意気消沈なので仕方ないです。
東京都交通局の銘板が残っているんかい。ステンレス製車体ですが、東急車輛製とは異なる独特なコルゲート。実はステンレス鋼は外板だけで骨組みは普通鋼の嘘ステンレス車です。当時日本のオールステンレス車はまだ東急車輛の専売特許だったし、都営地下鉄は公営なので入札制だったしで、色々と事情がったんじゃ、しらんけど。
第18走者:熊本電鉄菊池線藤崎宮前行(6000形)御代志14:11→新須屋14:21運転室です。貫通型構造ですが、扉を開けて使うことはないのですっかり機器箱が置かれて塞がれてしまっているんですか。
することも無ぇので適当な駅に降ります。新須屋駅というところです( ˘ω˘)スヤァ...ネットミームの( ˘ω˘)と同じ発音だからという理由で降りているあたり、やる気の無さがわかると思います。
駅名標です。
敷地の一部はバイパス道路の高架の下に被っています。出入り口あたりは歩道や階段が入り組んでいてちょっと要塞感があります。
第19走者:熊本電鉄菊池線御代志行(01形)新須屋14:40→須屋14:4220分弱滞在して、直前に乗ったのとは反対方向の電車に乗ります。電車の撮影には良いカーブですが降りしきる雨で台無しです。
隣の須屋駅で下車。この01形は銀座線時代には無かった塗装(無論くまモンのことを言っているわけじゃないよ)ですが、これは01系の後任1000系が纏っている塗装です。復刻塗装とはまた違う、なんだか変な現象が起きているのです。とはいえ似合っているのでオールオーケーなんですが。
新須屋駅があるんだから須屋駅もあるんだな。手書きっぽい駅名標がイカス。
プラットホームだけの駅で、典型的な停留所駅というぐあい。
というところで今日はここまで。
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ハシートップイン(Hashy TOPIN) 暇と退屈の倫理学(新潮文庫)
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