Bhe4/8形の運転台です。古そうな車体の割には、意外と新しそうです。更新しているのかな?
途中、リッフェルアルプ駅で列車交換します。これもBhe4/8形ですが、車体が新しめの後期型のようです。
ところで、ゴルナーグラート鉄道(GGB)のパンタグラフの形状にお気づきでしょうか?2基のパンタグラフが横に並んでいる珍しい形態をしています。私は勝手にダブルパンタ(並列)と呼んでいますが・・・。
これは、GGBの電圧が3つの異なる単層交流を使用する三相交流を採用しているためです。ちなみに日本の交流電化路線は単相交流です。
駅だろうがお構いなしで傾斜しています。
魔改造の香りのするBhe2/4形ですね。荷物車に改造されたのかしら。
それにしても、よくマッターホルンが見れること。これはすごい。他県の人が富士山を見て興奮する気持ちが今ならわかります。
信号所らしきところを通過。写真で見える範囲の距離は1キロにも満たないですがこの高低差です。普通ならバスかリフトを通すところですが、そこを鉄道で通すのがスイスらしいです。
森林、草原、氷河、そしてマッターホルンが一度に見れます。これほど壮大な車窓はそうそうないと思います。
長いスノーシェッド区間に入ります。線路の上下には雪害防止用と思われる柵が何重にも設置されています。ここは雪がすごいのでしょうね。
スノーシェッドの中から見るマッターホルン。
スノーシェッドを抜け次の駅へ。
これは駅にある分岐器ですが、これはなんと複雑な。普通の分岐器だとラックレールと干渉するのでリード部分も可動するようになっているんですね。
駅に入線。対向列車が待っています。
こちらはBhe4/6形。見た感じでは最新の車両でしょう。よりスタイリッシュなデザインがいいですね。
駅より先はしばらく複線が続きます。
ここまで登ってくると草木も姿を消していき、岩肌、そして氷河が多くなってきます。
こんなところにも羊が。
そして、眼前に広がる巨大な氷河!
終点はもうすぐです。
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