ラウターブルンネン駅の外に出ます。観光用バスが停まっていましたがこれに乗るのではなさそう。
乗るのはこちらの黄色の路線バス。以前も書きましたが、郵便輸送も行っているそうです。
目的のバス停で降り、少し歩いたところにあるトリュンメルバッハの滝(Trümmelbachfälle)へ。
アイガー、メンヒ、ユングフラウの氷河の水を流しています。その量は毎秒2万kgといいます。
山をくりぬいて造った斜行エレベーターに乗ってまずは上へと向かいます。
結構長い。
エレベーターを降りると、そこからもう大きな水の流れる音が聞こえてきます。音のする方へ行ってみると、滝が見えてきました。
ものすごい量の水が流れている・・・というよりはあふれ出てきています。
回り込んでみると、こんな風に岩盤にぶつかりながら蛇行しています。
また、滝の流れるまわりの岩盤の表面が滑らかなのがわかります。長い時間をかけて水流が岩盤を浸食していったんでしょうね。
この流れに入っていったら死ねる自信があります。
上の方へ登っていくと、明かりの入らない洞窟のようなところへ入ります。
これも滝が侵食してできたところなんでしょうかね?
右側の歩道の部分はおそらく人工的に削ったのかもしれませんが、左側の滝の流れる本流側の方は滝が侵食していった出来たのだと思われます。
驚くべきは、洞窟の空間の高さです。人の背の高さよりずっと上まで空間が広がっています。上から長い時間をかけていまの位置まで侵食していったのがわかります。
とめどなくあふれてくる水。湿度はもうMAXで、カメラが壊れないか心配・・・。
これが10ある滝のうちの一番上の滝です。滝の上がどうなっているのかはわかりませんでした。この滝の上は氷河なのかも?
量もすごいですが水圧もすごいです。
【トリュンメンバッハの滝】
写真だとすごさがわからないので、探してきた動画を紹介したいと思います。
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