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Channel: 黒鉄重工
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四国project 〜Conquest of Japan〜 その9

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第18走者:阿佐海岸鉄道(ASA-100形) 海部11:26→甲浦11:37
牟岐線の終点、海部からは、第三セクター鉄道の阿佐海岸鉄道に乗り換えます。阿佐海岸鉄道は、海部〜甲浦間8.5kmを結ぶ阿佐東線を運営しています。短い。
この阿佐東線はもともと、高知県の土讃線後免駅から奈半利〜室戸〜甲浦を経て徳島県の牟岐線牟岐駅へと至る国鉄阿佐線の一部になるはずだったもの。その後、建設は凍結され、奈半利〜甲浦は未成線となりましたが、高知側は土佐くろしお鉄道、徳島側は阿佐海岸鉄道が建設を引き受け、経営をしている状態です。
現在は、徳島と高知を結ぶ鉄道というよりもJR牟岐線の末端区間の性格の方が強いです。まあ一応、終点の甲浦は高知県なので、徳島と高知を結んでいると言えなくもないですが。



1500形との並び。ASA-100形は海坊主みたいな印象を受けますね。



そういえば、海部駅の徳島寄りには存在意義のわからない謎のトンネルがあります。大井川鉄道地名駅みたいなシェルターのような役割でもあるんでしょうか?



車内はセミクロスシート。ただしクロスシートは転換式。
なおこの路線、踏切が無く、すべて高架と盛土とトンネルでぶち抜く高規格路線。地味に県境も越えていたりと10kmに満たない路線の割にはハイスペックです。
ぶっちゃけ存在意義が微妙な路線ではありますが(赤字だし)、なぜか存廃が話題に上がってこないです。徳島と高知にまたがって走っているのが影響しているのかしら?



終点、甲浦駅に到着。駅は何のことのない単線ホームでした。



そして2013年8月14日11時45分。ついに、最後の都道府県である高知県に到達しました!やったね!!その割に甲浦とは辺ぴな地である。
遂にここまで来たかという感じ。とても感慨深いです。



阿佐海岸鉄道のホーム。ありえないと思いますけど、さらに延伸できるような造りになってますね。カタパルトみたい。



第19走者:高知東部交通(日野・レインボー) 甲浦駅11:49→室戸岬12:39
未成線に終わった奈半利〜甲浦ですが、その間は高知東部交通のバスが連絡しています。これに乗って室戸方面へ向かいます。



バスは国道55号線を南下。ひたすら海岸と山の間を走ります。



山が結構高いので圧迫感を感じます。



太平洋。東側には紀伊半島がありますね。見えないと思いますが・・・。



左側にちょこっと見えるのが夫婦岩です。右側の大きいのは・・・知らない。


その10へ→

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