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Channel: 黒鉄重工
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九州project ~The Last Domestic Journey. その5 【2014/09/27~30】

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万世から20分くらい車を走らせて、今度は知覧へ。もちろん、知覧特攻平和会館へと行きます。有名なところですね。
それにしても鹿児島の道路はアップダウンが多いですね。自転車だと大変そう。



着きました。
屋外には航空自衛隊のT-3練習機が保存されています。山口県防府北基地に配備されていた81-5502機です。



旧陸軍の一式戦闘機「隼」のレプリカです。映画の撮影に使われたものを譲り受けたようです。
ぱっと見は隼ですが、よーく見るとレプリカだなって分かります。ですがレプリカとはいえ、国内で隼が見られる貴重な場所です。
まあこの数カ月後に海の向こうで実機と対面することになるのですが。



三角兵舎の復元。特攻隊員がここで寝泊まりしていました。敵から隠ぺいするために松林の中に半地下壕を作りその上に建てられました。



中はこんな感じ。出撃前日には壮行会が行われていたとのこと。



本館へ。
ですが、館内は撮影禁止なので写真はナシです。飛燕とか疾風は写真に撮りたかったなあ・・・。
おじいさんたちは昔に一度来たことがあるゆえ、さっさと進んでいってしまいますのであまりゆっくりとは見れませんでしたが・・・。まああれだ、戦争ダメだよ(KO-NAMI-KAN)

ですが、バラされた戦闘機のエンジンからおじいさんが戦時中工場で作っていたエンジンとほぼ同じ部品を見られたのはよかったです。
ちなみにそれはプロペラのピッチを動かす部品でした。飛行高度によってペラの角度が変わるんだそうです。どのエンジンに使われたかまでは分からなかった模様。
他にも部品は100分の1ミリの精度で作っただとか、部品を作る機械はアメリカやドイツからの輸入品で国産品はなかっただとか(よくそんな工業設備で戦争始めようと思ったなあ)、たまにペラを作る部署に遊びに行っただとか、色々教えてもらえました。



知覧を見た後は今日泊まる旅館へ行きますが、その前にとある駅に寄り道。
まあ、ご覧のとおりJR指宿枕崎線の西大山駅です。



西大山駅といえば、言わずと知れた日本JR最南端の駅。日本最南端と最西端は沖縄のゆいレールが全部持って行きました。
北緯31度11分にあります。と言われてもピンときませんがな。アレクサンドリア(エジプト)、エル・パソ(アメリカ)、上海(中国)が同じ緯度だそうです。上海以外やはりピンときませんがな。



ホームに立ちます。車で来るのは邪道な気がしないでもないですが、列車で来ようにもクソダイヤなので行きづらい。
奥には開聞岳が見えます。あまりに有名な構図ですね。山はちょっと霞んでいますがね。ここにキハ40でも来てくれればいいのですがクソダイヤなのでちょうど空白時間帯。また来ます。



最果ての駅マップ。佐世保駅には以前下車済みなのでこれで2つ目です。残りは稚内駅と東根室駅ですがこの先行くことはあるのでしょうか。
稚内は終着駅ですしなんかの拍子で行きそうですけど、東根室とか何もなさそう。だいたい特急が走ってないじゃないか。



幸せを届ける黄色いポスト。出す手紙もないのでスルー。



そして指宿のホテル吟松にチェックイン。ホテルっつーか旅館。
夕食までの間に砂蒸し温泉とやらに初めて入りました、はい。入ったというか砂に埋まった。ああ^~ってなりますね。そして思いの外手間が掛かる。たまに埋まるのにはいいかもです。



砂むし温泉の後は夕食会場へ。なんか温泉が流れてんだけどw
そして、昼に食べたカツ丼が未だ腹にのしかかっています。ちょっとやばいなあ。



前菜。色々あるけど省略。
うまいんですねえこれが。エビが美味い。有頭海老のうまいところはデキるという謎理論。



温泉卵です。目の前で温めています。



さつま揚げ。仲居さんがすぐそばで揚げてくれるのであつあつでおいしい。



お造り。やったぜ刺身だ。今のうちに食いだめしておこう。
実際カナダに来てから刺身食えてないんだ。



合肴「かつお酒盗鍋」。
撮り方が下手だったな。



焚合「六白黒豚芋焼酎煮込み」。うっ肉だ・・・。肉は柔らかいし味が奥まで染みているしおいしい。
ここらへんからペースが遅くなります。さらに食の細い祖父母の食べれなかった分も回ってきます。
もったいないから残すのは避けたい・・・が。



焼物「蛸つぼ盛り」。蛸の他に鰹や甘鯛の焼き物も入っていてうまい・・・が。
腹が限界に近いですねえ。



食事「わっぱ飯」。とどめの炭水化物!!
ここで俺選手、ギブアップ。お残しするという屈辱的敗北を喫したのであった。カツ丼を食べたのがここまで効くなんて。
ホテルの食事ってこんなにヘビーだったっけ・・・?



吸物「のり汁」。まだ追い打ちを掛けるか。
何も手を付けないわけにもいかないので、二口三口すすります。わっぱ飯も少しですが食べました。
いやあキツかった。ほんとキツかった。

明日は気をつけよう・・・マジで。

翌日へ続く


その6へ→

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