組み立てや加工なんかが終わったので、塗装をしていきます。筆塗りで塗っていきます。
や、最初は塗装面積の広い飛行機に筆塗りはキツイだろーと思っていたんですけどね、スプレー缶の値段が$10を越えやがるのでね、こりゃムリだと。
機体色が1色の米軍機ならまだ考える余地がありましたけど、カナダ軍機は2色使うのでこれは厳しい。それにあまり出来の良くないキットにそこまでお金をかけるのももったいないので、結局筆塗りでいくことにしました。
ちなみにサフ無しです。サフを吹くと塗料のノリが良くなるだとか下地のプラスチックが透けることが無くなるとか色々あるんですが、サーフェイサーの缶スプレーの値段が$15と、てめえバカ野郎なんだあこの値段はあと言いたくなるような値段をしてやがりましたのでナシです、無し。
ちなみに、タミヤの筆3本セットが$7、タミヤのマステが$4・・・。
カナダでのプラモ製作はお金がかかりますなあ。
塗り方自体はいつもと一緒。目玉クリップにパーツを挟んで持ち手を作ってベタベタ塗っていくだけ。目玉クリップは$1.50で手に入りました。安い。
プラモ用品だけやけに高いんやな。ボッてるんちゃうやろか。
塗料は組説で指定されていたモデルマスターの塗料を選択。これも例によって$4する高い塗料なのですが、タミヤのアクリル塗料も同じくらいしたので、もう仕方が無いです。ちなみにクレオスの塗料はない。
で、使ってみた感想ですが、これが驚くほど使いやすくていいんですね。
まず水性アクリル塗料なので筆の洗浄が簡単ですね。筆塗りには嬉しい。
次に乾燥が早い。水性塗料は乾燥が遅いのがネックですが、これはラッカー並みに早いです。それでいて、筆跡も少なく塗料の伸びも良いです。
それと、匂いがほとんどしないです。完全な無臭ではありませんが、クレオスやタミヤの水性塗料に比べたら圧倒的な無臭さです。
こりゃいいです。もっと早くに知りたかった、この塗料。値段がかな~りしますがそれでも使いたいと思いました。
ただまあ、日本だとポピュラーじゃないので入手しにくいというのが欠点か。
塗り終えた主翼。筆塗りにしちゃまあまあでしょ?ちなみに3回塗りです。
主脚。白はさすがに隠蔽力弱いんで4~5回塗りました。
タイヤは黒の塗料を買うお金が惜しいんで黒マーカーで塗装。ケチれるところはケチる。
塗り分けのところは、コピーした塗装ガイドを当てて罫書きします。
マステは使わないでそのまま筆で塗りました。だってダルいもん。
重ね塗りも問題ないようね。
ものすごく厚みのあるキャノピー。ここはちゃんとマステを使いましたよ・・・。
ジェット機は窓枠少なくてマスキングが楽。
機首の塗り分けにもアタリをつけていきます。
当たりをつけるための紙を固定していたテープを剥がした時に一緒に塗膜までさらっていきました・・・。
塗膜の強度はそうでもないのか?
リカバリ。まままままままぁ、いいんじゃないかな。
ていうかねえ、合わせ目消しきれてない時点でお察し。
こんな感じに。これもノーズ以外はマスキングしませんでした。
塗装を終えたらパーツをくっつけていきます。フル装備でいきます。
主脚以外の接着が終わった図。
形にするとけっこういいじゃないか。少なくともホーネット以外には見えないね。
ジェット戦闘機はこの満載感がたまらないですね。
主脚をくっつけます。武装や主翼なんかよりも先に主脚をくっつけるんだったな。やりづらい。
完成しました。お、いいんじゃないか?一つ一つのパーツはアレでも集合させると言い感じになりますな。まあ、タミヤやハセガワのキットと並べたら見劣りするんだろうけど。
デカールは一応貼ったんですが、機体塗装とのコントラストが低いんで目立たないですね。何枚かは剥がれてどっか行っちゃったし・・・。マークセッター大事。
こんな感じで、無事に作り終えることが出来ました。日本のプラモ環境の高さを再認識した次第です。はい。
CF-18はまたリベンジしよう。
ちなみに、これまで買い集めたキット群。主に、日本ではもう手に入れるのは難しいだろうと思われる古典キットばかり集めてしまいました。日本で手に入るキットをわざわざ買う必要もないですからね。
ハセガワやアオシマの旧ロゴ時代のキットや、エルエスにオオタキといった現在は倒産してしまった会社のキットなどネたものばかりです。
総数14個。完成品の鉄道模型も入れると22個。これを全部消化する日は来るのか・・・。日本にも大量の積みプラがあるというのに。
おしまいです。