スカイトレインSkytrainに乗ってメインストリート・サイエンスワールド駅Main Street-Science World Stationまで乗ります。ウォーターフロント駅から4~5駅くらい。
ここで降りた目的は、スカイトレインの駅のそばにあるVIA鉄道のバンクーバーパシフィック中央駅Vancouver Pacific Central Stationの下見。
VIA鉄道はカナダの各鉄道から分離された旅客部門を統合した、カナダ国内の都市間旅客鉄道を一手に担う国営鉄道です。アメリカのアムトラックに似た経緯を持った鉄道ですね。
有名な列車はバンクーバー~トロントを結ぶ大陸横断列車「カナディアン号The Canadian」。3日くらいかけて走破します。豪華列車の部類なのでおいそれと乗れるものではないですが憧れますねえ。
駅舎はこのように大変立派な外観をしています。かつての鉄道の最盛期を感じさせます。
VIA鉄道の他にも、アメリカの旅客鉄道アムトラック、高速路線バスのグレイハウンド、パシフィックコーチ、レンタカーにハンバーガー屋まで。
鉄道駅の他に高速バスターミナルの側面も持ち合わせています。こっちの言葉だとバスディーポといいますね。
鉄道華やかし頃は送迎の人や車であふれていたであろう広めの駅前ロータリー。
今となってはガラガラのコインパーキングに・・・。いと悲し。
駅舎の室内も立派です。豪華かっていうとそうじゃないかもですが、質実剛健という印象です。広さの割に人はまばら。まあ、まだ発車時刻には遠いしな。
室内の配置や間取りをなんとなく把握。来月にここから列車に乗るのでそこら辺を見ておきます。
改札の向こう側には心躍る魅惑のバッド製ステンレス客車の姿が・・・!!
改札の駅員にホーム入ってもいいか聞いたらまあ普通に断られました。日本やヨーロッパみたいには行かない。その後実際に列車に乗って分かりましたが、鉄道というよりは航空機の搭乗に近いシステムです。
駅を出て脇道から客車を見ますが、うーんこの。ところで、機関区ってどこにあんでしょうね?未だ場所の特定に至っていないのです。
再び駅舎。
下見を終えたところで、今日の目的は終了。帰ります。
スカイトレインの駅に戻るところで高架を横切るスカイトレインのMark I電車。1984年のスカイトレイン開業時から走る古参車両。
前面のデザインはもうちょっとどうにかできなかったのかって感じですね。窓が小さくて前面展望が殆どできない。
今のところ今までで一番ダサい電車ランキング1位に輝いています。
ホームに昇ります。ちょうどキングジョージ寄りのホーム端から電車を撮影できるので、ここでしばらく撮影を試みます。
Mark II電車。2002年の新線開業時に導入された新型車。2編成つなげた4両編成。
Mark Iと比べて前面デザインが流線型に変更され格段に改善されています。展望席も設けられ良好な前面展望が味わえます。車体も3ドアとやや広くなったのかな。
これはMark IIの後期型。2010年のバンクーバーオリンピックに向けて増備されたもの。
車番が前期型の200番台ではなく300番台から振られています。塗装もカナダラインの車両に合わせています。
最期に走る箱ことMark I。いやほんと中間車だけが自走しているようにしか見えない。
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