12月24日(水)
最終日です。今日はもう帰ります。
朝6時に起床し、6時半にはホテルを出発。暗いし雨だしで歩いて行くのはマズいかなと思いホテルのフロントで、後で思い返すとアレって白タクだったんじゃないかと思うようなタクシーを呼んでもらって、乗せてきてもらったのはビクトリアクリッパー・フェリーターミナル。
今からこのビクトリア行きのフェリーに乗ってビクトリアへ直帰します。なんでこんな朝っぱら(現在朝7時)から・・・もったいないと思うかもしれませんが、冬季のフェリーのダイヤは一往復だけなのでこれを逃すと次の日の同じ時刻までありません。正確に言うと、次の日の12月25日はクリスマスなので運休で、次の運行は翌々日の26日になります。いくら祝日だからって交通機関を止めるのかよっていう軽く信じられない状態です。大半の会社や店や博物館もクリスマスだけは休みます。町の機能の半分くらいは休むんじゃないかな?クリスマスってすげー。
さてどうしたものかと思案していると後ろで踏切の音が鳴ったので振り返ってみると「サウンダー」の列車が通過していきました。AMTK468号機、昨日も見ましたね。
周りが暗いので流しで決めましたがなかなかうまく行ったと思います。
アメリカ・シアトルからカナダ・ビクトリアに行くので当然ながら国際航路、色々手続きを済ませてから乗船します。
乗船するのは初代ビクトリアクリッパー号Victoria Clipper。他にビクトリアクリッパーIIとかIVとかいます。どの船もカーフェリーではなく双胴式の高速船です。
船は2階建てで船内には座席が並びます。前の座席が取れれば前面展望も楽しめるゾ。
ちなみに値段は$90くらい。まあまあする...。まあ飛行機よりは安いし、バンクーバー経由でバスとカーフェリーを乗り継ぐよりは早いです。そこそこの値段でそれなりの早さを選んだわけなのだ。
最終走者:Victoria Clipper; Seattle 8:00 → Victoria 10:45
定刻でシアトルを出港、ビクトリアへ向かいます。ここまで朝飯無しだったので船内で食べます。一番安いのということでオートミールです。いつ食べてもこれはなんだかなぁ、鳥の餌食ってるみたいだ。
日が昇ってきたので後部甲板へ行って定番の画を。なかなか飛ばしますね、はっやーい。
なお揺れが大きくて船酔い寸前まで行った模様。油断したらリバースしてた。
およそ3時間でビクトリアに到着しました。見慣れた街並みだ、私もここに実家のような安心感を感じるまでに馴染んできたということか。
下船後は入国審査をしてカナダに入国、晴れて帰ることが出来ました。
というわけで北米project、これにて完結です。初めてのアメリカ合衆国、堪能させていただきました。とはいえ、ただッ広いアメリカのほんの端っこのシアトルだけなので、また機会を見つけて他の町にも行きたいと強く思いましたね。次はあなたの町に遊びに行くよ!
完