ビクトリアで模型コンテスト"Island Classic"が開催されると聞いて、自分も既作2点と新作1点を引っさげて参加してきました。
会場は郊外にある公民館(?)の体育館。
コンテストの他にも中古模型のベンダーもいて、賑わっていました。思わぬ掘り出し物が見つかるかもとこちらも期待していましたが、つい買ってしまいましたね。
新作のザク。今回初お披露目です。
コンテストは航空機、戦車、自動車といったように題材とスケールごとに細かく部門が分けられているのですが、ザクを出品したSF枠はテーブルひとつ分だけ。ちょっと信じられない感覚ですね。日本だったらまずガンダムだけで独立した部門があって、そこからさらに作品やスケールごとに細分化されていくはずです。
まあフィクションモノが人気の日本の需要が異常であって、世界的にはこれが普通なんだろうなぁ。テーブルも過疎ってるし。
既作のあたご。ブログ掲載時からさらにパーツを紛失しましたが、たぶんバレてない。1/700スケールで出品したのは私だけでした。ちっちぇーな・・・。
艦船部門も割りと扱いが悪かったです。カナダ海軍いまいちパッとしないからね、カナダ海軍のキットも見ないし、しかたないね。
ネタ枠、ルーミア。
製造:IORI工房、販売:ZBSワロス鉄道のフィギュアキットです。エントリーシートにキットメーカーの欄があるのですが、そこは当然ZBS Warosu Railway。ZBS北米デビューです、やったな。現地人はなんだこのメーカー?と思っていたかもしれません。
ちなみにこれはZeBonさん謹製の個体なんですが、諸事情により他人の褌で相撲を取ることに。うっかり入賞しちゃったらどうしようかと思ったけど残念そんなことはなかった。
ここからは会場で見かけたおもしろ作品を見て行きましょう。
まずこれ、ヤクザ型駆逐艦。1番艦ヤカザ、2番艦ゴキュド、3番艦ボリョカダン、4番艦ニンキョダンタイの4隻セット。もうどっからツッコめばいいのかわからねぇなこれ。
この旗はヤバい。日本だったら大阪湾に沈められてるぞ。
ベースは松型駆逐艦だろうな。
ワーゲンバスのニューモデル。
北米ではこういうネタが受けるらしい。参考になった。
自動車部門。さすが自動車大国カナダというべきか、自動車のプラモデルが盛んです。エントリー数が最も多かったですし、子部門は10もありました。
自動車プラモは一番疎いジャンルだからどこを見ればいいのかも分からん。
いつの間にSF部門にガンダムヘビーアームズが増えてました。いい出来だ。
この後これのビルダーとも話しましたが、やっぱりガンダムWあたりがこっちでは人気らしい。
大胆で緻密なサビ表現が魅力のGMCのトラック。これは参考になる。
イスラエル軍のF-16。外板が開けられていて内部メカが見える仕様。こういうキットがあるのかな?スクラッチだったらえらい作業だなと。
シュトルムティーガーを撮るおっさん。
昼飯のため一旦離脱してまた戻ってみるとSF枠にスターウォーズ軍団が。デカいくせに細かい仕事が光るいい作品。展示が遅かったせいか、投票結果には響かなかった模様。
今年発売されたばかりのトヨダAA型。ツヤツヤ。
コンテストも終盤、投票結果の発表です。惜しくも(全然惜しくないか)私の作品たちは入賞を逃してしまいました。来年に期待。
以下、入賞作品たち。
ヤクザ艦隊の入賞には草。
ベンダーたちから購入したキット。安いね!買いすぎた。
7個中4個がソ連絡みというなんかアレな構成に。弾道ミサイルとか海自vsソ連潜水艦セットとか物騒なものもあるし。あとはDC-10のキットは収穫でした。3発機キットを作りたかったんよ。
こんな感じでした。小さいコンテストでしたが面白かったです。