1/700の日本海軍重巡洋艦「鈴谷」を作りました。
今回のキットはアオシマから発売されている「艦これ版艦船模型」を選びました。パッケージに艦娘のイラストがドドンと描かれていて一見艦船模型には見えませぬ。ちなみに裏側は中破して服がはだけた時のイラストになってます。艦娘によっては際どいものになるかも・・・。
私が日本から密輸してきたプラモデルはほぼ以前から積んでいたものですが、これは新しく買ってきました。これをカナダの模型オヤジたちに見せつけて「カナダよ、これが日本の艦船模型だ(ドヤヤッ」っとやるつもりで、まあやってみたんですが、萌えとは程遠い人生を送ってきたオヤジたちには全く響かなかったのでした・・・。チーン(33-4)
まず「擬人化」を知らなかったからね。おっとそこから説明するのかい?
うまい言葉が出てこなかったんで、「彼女は艦のメンタルモデルなんだぜ~HAHAHA」と当たらずとも遠からずの説明をしておきました。間違ってないぞ。
艦これプラモといえば、パッケージとか特製のエッチングパーツが付属してくるとか特典があるのですが、私は艦これ仕様にアレンジされた組立書、これが楽しみでした。どんな中身なのかはグーグル先生に聞けば出てくるのでここでは割愛。
うきうきしながら開けてみると、あれ、普通じゃん・・・?気になって調べたんですが、特製の組立書はアオシマ製のキットにしか入ってないとな。あれま。
艦これプラモの元になっているウォーターラインシリーズはアオシマに加えてタミヤとハセガワの3社で分担してひとつのシリーズとして発売しています。アオシマの担当でない艦(「赤城」や「島風」など)はタミヤやハセガワからのOEM供給で、普通のパッケージに艦これ用のスリーブで包んだだけっていう。
いやはや知らなかったなこれは。ちょっとがっかり。いやね、OEM商品はアオシマ製のものと比べて値段が高いんですよ。なのにこの結果ってのはがっかりでした、はい。次はアオシマ製のを買おう・・・。陽炎とか陽炎とか陽炎とか。
余談ですが、「雷」のカードが入っていたんでこれも模型オヤジたちに見せたら「セーラームーンかな?」と仰せられました。セーラー服着てればみんなセーラームーンに見えるようだ。セーラームーン・ライトニング・・・。
気を取り直して作りますよ。キットは近年になってリニューアルされたもののようで、パーツの合いがよくディテールも精密でした。
パーツを塗りながら組み立てていきます。クリップに止められるパーツはランナーから切り出して塗りますが、そうでないパーツは一旦ランナーから切り離さずに塗ってから切り離し、その後ゲート跡を塗ります。この方が楽。
なお塗料はいつもは大正義モデルマスターを使っていますが海軍グレーはさすがに無かったので今回はタミヤカラーを使っています。筆塗りですが意外とイケるもんですねぇ。缶スプレー必要ないんじゃないかな?
艦載機の九五式水上偵察機(フロートが3つの方)と九四式水上偵察機(フロートが2つの方)。組立書通りに組み立てていくと最後の方で組み立てることになりますが、それだと既に鈴谷本体はほぼ完成してしまってそれで満足してしまい「艦載機なんてなくてもいーや」と艦載機の組立を投げてしまう可能性が極めて高い(というか以前「青葉」を作った時にそれをやった)ので、初めのうちにこしらえてしまいます。
1/700飛行機、やってみるとなかなか楽しめましたがこれ以上細かいのはムリ・・・。エッチングパーツは使わないでいいです。
はい艤装終了。割りと難なく完成してしまいました。意外と中央の構造物が小さかったり少なかったりするんですねぇ最上型。青葉はもっと密度が濃かったような覚えです。
最後に空中線を張って締めに菊御紋を貼り付けたら完成です。・・・空中線見えませんねこれだと。
寄ってみました。これで見える。マストの部分がいい加減ですね、いくらなんでも。
内火艇はタンで塗るんですが、これだけのために塗料を買うのも嫌だったのでグレー一色にしました。すまんな。
艦載機は駐機状態で固定。灰色と茶色以外の色があるとメリハリが出ていいですね。
主砲は旋回できます。キットには開戦時に施されていた主砲の日の丸マークが付属していましたがあまりカッコよろしくないので付けませんでした。何か別のに使うと思います。
続きはギャラリーで。