というわけでクルーズ船「ゴールデンプリンセスGolden Princess」(IMO9192351)です。お尻をこっちに向けているのでアレですが。
プリンセス・クルーズ社Princess Cruiseが所有するグランド級2番船。排水量約10万9千トン。建造費4500万米ドル。イタリアのフィンカンティエリ造船所にて2001年竣工。速度22.5ノット。乗員1100名、乗客2600名収容可能。
いやはやデカいの一言。クルーズ船を間近で見たのはたぶんこれが初めてだと思うのですが、本当に海に浮かぶホテルですな。
乗ってみたいですなぁ、安いコースでいいから。
先日見かけたシャトルバスになったAD Enviro500。たぶんBCトランジットがウィルソンズにリースしているんだと思います。"Shuttle"表示があるんだなぁ。
船着場の目の前から発着していますが、値段が往復$11とお高い。ちょっと歩いて路線バスに乗れば往復$5で済みますが、クルーズ船に乗るような人たちなのでその程度の差額ならホイホイ出すんでしょう。アメリカ人って歩くの嫌そうだし。
観光用のロンドンバスDaimler Fleetline。右ハンドルのイギリス車の輸入なので右側側面に乗降口をブチ抜いて設けているのが面白いですね。
TMC MC-9。ウィルソンズのステンレスバスです。これに乗ってビクトリア観光に行く乗客もいるんでしょうな。
MCI MC-9。青帯の塗装。これが正規塗装のよう。
MCI 102-A3。
MCI最後のステンレスバスかな?
ちなみにこれらのバス、やたらと留置されていてこんな写真もお手の物。
つかカッコいいなこの並びは。
リアはこのようなかまぼこスタイル。
Nova LFSのシャトルバスもいました。Enviro500と合わせて4台体制で運行している様子。
内1台は屋根カバー付きの9434号車でした。Enviro500も片方はトップナンバーの9501号車でしたし、知ってか知らずか特徴的な車を選んできたようです。
ウィルソンズの真っ白なPrevost H3-45。個体ごとに塗装が安定してないですね・・・。譲渡車の寄せ集めだからかな?
MC-9の並び。これも非常に良い。
もう見放題触り放題。触ってないですけど。
フェリーが入港してきました。オグデンポイントには一度に4隻の客船が寄港できます。
ホーランドアメリカラインHolland America Lineの「ウェステルダムWesterdam」。ビスタ級3番船。排水量約8.2万トン。フィンカンティエリにて2004年竣工。速度22ノット。乗客1900名、乗員800名収容可能。
船体をパナマックスサイズに収めたためゴールデンプリンセスよりも幾分小さいです。
北側から撮るのでどうしてもド逆光になってしまいます。
黄色い102-A3。
ElDorado National Escort RE。側面上半分をやたら絞った観光用小型バス。後輪より後ろがエンジンルームか何かなのか、客室ではないですね。
CVSのAD Enviro500。2世代目の"Go Anywhere"車ですが、なんだか普通とは違うような雰囲気。デモカーっぽいですね。ていうか表示器の文字が英語じゃないね。
調べてみたら、メキシコの公共交通Metrobús of Mexico Cityに所属していた個体のようです。それを譲渡してもらったのかな?
CVSのMCI D4500CT。前回は他のバスに挟まれてろくな写真がなかったですが今回はすっきりと撮れました。
で、今回一番驚かされたのがこいつら。客船の乗客向けの観光リムジンです。個人営業っぽい感じで、各々自慢のリムジン車で乗り付けてきています。
どれも高級車ばかりで、近づいただけで「あ、こいつらそこら辺の車と違う」というオーラを感じました。
中にはクラシカルな自動車も見られます。さすがアメリカと並ぶ自動車大国カナダ、昔の車好きも多いんですな。
これはポンティアック・パリジェンヌPontiac Parisienne。同社のボンネビルBonnevilleのカナダ向け車です。恐らく1960年代中頃の年式。ザ・アメ車!というボンネットが広くて幅のデカいボディにクロームメッキパーツ増し増しのスタイルをした派手派手なフルサイズカーですな。カッコいいですわ。乗ろうとは思わんけど。
デイムラーDS420Daimler DS420。ドイツのダイムラーではなくイギリスのデイムラーです。
とてもつよそうな車。よく見たら右ハンドルですね、イギリスから輸入したのか。
こういうのが走っているなんてカナダすごいなぁとひしひしと感じます。
そしてこれ、T型フォードFord Model T。フォード帝国が1500万台生産したとかいうあの自動車です。
え、いやいやいや、これ走るん!?と二度見しましたね。ドライバーに製造年を聞いたところ1926年式とのこと。89歳か、来年90歳だな、やべーな。
1500万台も生産されているんで、恐らくそれなりの数が現在も愛好家により稼動状態で維持されているとは思うのですが、日本ではこの手のものはそうそう見かけないのでそりゃあ興奮もしてしまうものです。動くT型フォードを見たのも初めてですしね。マニアにはたまらない国だろうなぁ。
こんなところで今日は撤収。また来ます。