2015年7月8日(水)7時29分
ブリティッシュコロンビア州ノースサーニッチ スワーツベイ・フェリーターミナル
遥か昔にダイジェスト版を書いた北米P3が、ようやく&ようやく連載開始!
私の両親がカナディアンロッキーへ旅行に行くと言うので、これ幸いとついて行きました。旅行期間は11日間と、2012年の欧州Projectの17日間に次ぐ長さです。
両親とはバンクーバー空港で合流する手はずなので、まずはそこへと向かいます。とりあえずはビクトリアからバスに乗ってBCフェリーのターミナルへ。飛行機は高いんで相変わらず乗りません。
8時発のツワッセン(バンクーバー)行きに乗船します。ついでに船内で朝食とします。
トーストとソーセージと目玉焼き、あとコーヒー。欧米人というのは本当に朝食に野菜を食べないですね。サラダは別売りであるんですけどクソ高いし・・・。
食べ終えたらちょうどフェリーが離合する頃合いなのでデッキに出て撮影。
MVクイーン・オブ・ニューウェストミンスターでした。1964年進水の古参船です。搭載量も多くないですし、たぶん波動用なんだと思います。
なお私が乗っているのはMVコースタル・セレブレーションでした。
航路のビクトリア側半分はガルフ諸島の島嶼の間をすり抜けながら航行するので、見ていて楽しいです。ビクトリアへ旅行にいく時は片道はフェリーに乗ると面白いと思いますよ。
前も書いたかも分かりませんが、フェリーが離合するのは出港してからおよそ45分後、行程のちょうど半分の時です。これも覚えておこう。
もうすぐ港に着くぞというところ。各航路からフェリーが集結してきます。
こちらはMVクイーン・オブ・ナナイモ。
MVスピリット・オブ・バンクーバーアイランド。
MVクイーン・オブ・アルバーニ。
クイーンシリーズが多いですけど、いくつかのクラスにまたがって名付けられているためクイーンシリーズが全部同型船というわけではありません。今日見た3隻のクイーンシリーズも、それぞれ設計が異なる別物です。
メンゴメンゴと謝るトランスリンクのNFI XDE60の620系統に乗り換え。
終点のブリッジポート駅に着きました。
Chevrolet 4500+ElDorado Aerotechを撮影。ここで見たのは初めてですね。BCトランジットの小型バスとは使っているシャーシが同じなのでパッと見はそっくりです。
スカイトレイン・カナダ線の列車も撮影。カナダラインとは大仰な名前を付けたと思いますw
電車は例によって形式名は無いです。100形とでもしておきます。
ブリッジポート駅はちょうどバンクーバー空港の北側滑走路の延長上に建っていて、風向き次第でこんな風に駅のホームから飛行機を撮影できます。空港内には展望デッキがないので、ここは結構穴場だと思います。
これはエアカナダのERJ-190(C-FHJJ)です。ただこれはちょっと真下過ぎるな・・・。
というわけで場所移動。
バンクーバーからやってきた電車はブリッジポート駅で空港方面とリッチモンド方面のふた手に別れるのですが、リッチモンド方面の電車に乗って1駅のアバディーン駅で降ります。
ここは南側滑走路の延長上にある駅で、やはりホームに居ながら飛行機の撮影ができるというところ。便利ですな。
電車の撮影にもいい所で、アウトカーブからの撮影が可能。電車の半分は空港に行ってしまうので本数は半減ですが。
この日の南側滑走路からは離陸機を撮影出来ました。
エアカナダ・エクスプレス(ジャズ航空)のDHC-8-300(C-GMON)です。書くまで気づきませんでしたが、カモメが被ってますねぇ。差し替えるのも面倒だしこのままでいいや・・・。
エアノースのB737-500(C-GANJ)。ユーコンのホワイトホース空港を拠点にしている会社です。うーん、聞いたこと無い。今時ウィングレットの無い737も珍しいですね。
ちなみにオーストラリアにも同名の会社があります。カナダのエアノースは"Air North"とブランクがあるんですがオーストラリアの方はブランク無しという、(特に日本語で書いた時に)違いとはいえない違いがあります。まあ就航先は被ってないし大丈夫。
エールフランスのB777-200ER(F-GSPI)。
あんまり長居もしていられないので、ぼちぼち空港へ。
電車の中で見かけたアイスランド航空のB757-200(TF-FIR)。おおぅ、会社も機材も初めて見ましたよ。
757はボーイングらしからぬエアバスっぽい出で立ちをしていて却ってそこが好きですね。
この後空港駅に着いて、無事に両親と合流したのでした。今回はここまで。
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