アオシマのウォーターライン北上を作りますん。
北上は最初は普通の軽巡洋艦だったのが、後に何度も改造されて何回も形態を変えているんですが、今回は魚雷をたくさん積んだ重雷装艦という形態で作ります。
なのでアオシマのキットも重雷装艦形態を選択します。
数年前に発売された新しいキットなので、出来は十分です。手を加えるまでもないし、加えるつもりもないです。
重雷装艦では4連装魚雷発射管を片舷5基、計40発の魚雷を装備していました。そんなに積んでどうするんじゃっていう。
キットでもその形態なわけですが、今回は発射管を5連装に増強させてみました。
これは艦これの北上改二(通称ハイパー北上ともいう)の装備に5連装発射管が付いてきたことに由来するものです。史実では5連装は島風にだけ装備されて、北上への装備は計画すら無かったはず・・・。
アオシマのは史実の4連装だけなので、5連装化にあたりピットロードの日本海軍艦船装備セット9を調達。これに入っている発射管を流用します。
ちなみに、この武器セットだけ先に購入して北上本体は後々調達しようと思っていたんですが、その後ピットロードが北上本体とこの武器セットを抱き合わせて発売したので、今は無理してアオシマの本体とピットロードの武器セットをニコイチする必要は無いです。
武器セットの中身はこんな感じ。これが4枚分入っています。なので北上に使うと魚雷は後2基分余ります。何か適当な陽炎型にでも載せよう。
発射管には防盾が付属していますが、これを付けない状態でも使えます。
発射管の防盾は各々スライド金型を使っています。スライドコマは小さいですけど都合6個分でして、意外と金かかってそうだなと。
発射管と魚雷本体が分割されているのもうれしいですね。せっかくこういう気遣いをされたので、きちんと弾頭部分も色分けしてしんぜよう(いつもは灰色一色
魚雷は本体を銀で塗装して、弾頭部を黒のマーカーで塗りました。
部品はランナーからバラバラにしてしまいます。エアブラシ塗装しやすいように取っては残しておくのがミソ。あとマストや艦橋など組み立てられそうなところは先に組み上げてしまいます。
塗装は甲板をリノリウム色でまず塗ります。
そしたらマスキングして、その上に軍艦色を塗ります。北上は佐世保色を塗装してやります。
北上の船体は赤色の船底部品も一体化して成形されているので、塗り分けてやる必要があります。最初に船底の赤を塗ってから軍艦色を塗りましたが、船体側面数mmだけをマスキングするのは剥がれやすくて結構難しく、上手くいきませんでした・・・。
次からは軍艦色→赤色で塗ろうと思います。
なんやかんや塗って、その後艤装を組み立てて完成です。
軽巡の細身な船体にいくつもある魚雷発射管が異様です。
ズラズラと並ぶ魚雷。艦隊決戦時の活躍を期待されていたそうです。
魚雷は発射後の移動速度が遅いので結構避けられやすかったらしいです。そこで避け切れない数の魚雷を散布してどれかに命中させるという戦術だったそうな。
なので、これだけ魚雷を積んでいても実際当てられるのは数発ってところじゃないでしょうか。魚雷は高額な兵器なんですが、その割に効率悪いんだなぁ~って。
今回はこれで終了。
完成品はギャラリーにて。