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藤枝の東急バスとその他諸々 前編【2017/6/3】

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2017年6月3日。
しずてつジャストライン(静鉄バス)が相良・藤枝方面から渋谷まで走る高速バス「相良渋谷線」の運行を2016年12月から運行をはじめました。乗り通すと4時間半~5時間くらいかかる長丁場なバスですが、当時としては車両的に興味深い路線でもあります。

まずしずてつの車両は渋谷相良線の運転開始に合わせて三菱ふそうエアロエースを導入しました。これがなかなか一大事で、ふそうのバスを導入したのは約10年ぶりのことです。10年前にふそうと揉め事があってそれ以来発注を止めていた、という根も葉もない噂が立ってるくらいで、詳細は不明。
しずてつはこのエアロエースを皮切りに他の営業所でもエアロエースや路線バス用のエアロスターを導入しています。少し前まではエルガとセレガ天国だったわけですが、それも過去のものになりつつあります。

もうひとつは、共同運行相手が東急トランセということ。これまでの提携相手だったJRバスや京王バスではないのですね。行き先の渋谷を地盤に持つ東急トランセと組むのが適当だったから、といったところでしょうけど、これも詳細不明。東名急行バスの時の縁が手伝ったとは考えにくいし・・・。
東急トランセは他の私鉄系高速バスと比べると影が薄いもんですから(東名急行バスの時に痛い目にあったから・・・)、まさかこんな近所で見られると思わず。

と、いうわけでそれらを撮影しに藤枝駅へと出向いたわけです。
ちょっと早めに付いてしまったので、肩慣らしに他のバスを撮影します。これは日野レインボーRJ(岡部2693)。




初めに古いレインボーが来たかと思ったら今度は最新型のいすゞエルガLV290(岡部883)です。この頃はまだ新型エルガは珍しく、また塗装もあのブロック模様の標準塗装もマイナーチェンジが加えられたばかりでしたのでやはり珍しかったのですが、容赦なく広告ラッピングしますね。
岡部の旧エルガもブロックの一部が藤色になっている独自塗装の車がいくつかいるんですが、大抵ラッピングされているので未だに見れたことがないです(恨み節



時間になりましたので、駅の南口の方へ。8時28分発の3号を撮影します。これはしずてつ運行便です。
上記の通り車はエアロエース(相良867)です。いや本当にふそうの車だわ・・・。
前も書いたかも分かりませんが、この県外路線用の塗装は好きですね。旧塗装で使われていた色を踏襲しつつ躍動感ある配置になっているのが良いです。



次の5号が来るまでまた北口に戻ってバスを撮ってみます。
これはいすゞキュービック+富士7E(岡部2825)。地方のバスの代名詞。



ふそうエアロスターK(岡部2844)。これも静岡市内からはかなり減りましたが他の地域ではまだいますね。でもこれを書いてる2019年はどうなってるんでしょ。



そして5号が来ました。これは東急トランセの運行便です。車は日野セレガ(3602)です。
ていうか東急トランセのバスは初めて見ましたが、派手な色使いなんですねぇ。



助士席側も撮影。前面は左右非対称なんですなぁ。



背後。車体の隅を黒塗りしているのが独特だ。
というところでバス撮影は終了。



藤枝市のマンホール蓋。そういえば未撮影だったかもと思い。

撮影終了時の時刻はまだ9時半。これでお家に帰ることもないな、と思ったので大井川鐵道へ足を伸ばしてみることに。
藤枝から大井川鐵道までは国道1号バイパスを経由して県道64号か国道473号を走るのが一般的ですが(今日は車で来ました)、つまんねーやつだなと思ったので県道32号線を経由してみることに。
地図を読んでみると途中に滝もあるようなんで、そこも寄ってみようということに。そうと決まればすぐ行きましょう。別に急いではいないけどSLを撮影できないのはちょっと嫌なので。



こんな経路です。
はじめは片側1車線でしたが段々と順調に道幅が狭くなっていきましたね。



滝の手前に小さい駐車場があったのでそこに車を駐めます。
そこに周辺の観光案内図がありましたが、昔に作られたと思われる手書きの味のあるものでした。
バス停の案内もありましたが流石に今はもう走ってないだろ・・・と思いましたが、今も自主運行バスのようなものがあるんですね。
で、これから行くのは図の右上にある「宇嶺の滝」というところ。「うとうげ」と読むんだそうな。



駐車場から歩いて100mくらいのところに滝の入口がありました。大きい石碑があるので分かりやすいです。
道路を走っていると急に現れる感じで、入り口の直ぐ側には駐車場はありません。さっきのところに駐めて歩いてきてよかったです。



周辺はこんな感じ。滝の流れる川には名前はないっぽいですが、流れた先には瀬戸川があります。瀬戸川の源流のひとつといったところですかね。
道路から滝までは遊歩道が整備されているので歩きやすいです。



坂道を降っていくような形になります。左上に見えるガードレールのところが県道32号線です。



滝のすぐ近くまで着きました。こちらが宇嶺の滝でございます。
滝の手前にある木々に遮られて全容をカメラに収めるのは難しい・・・。



細い滝ですが落差は70mあるんで意外と規模はあり、見応えがあります。
サーッとまっすぐ下に落下しているのも美しいと思います。



滝壺。水量は結構あるのね。
ここからもっと下れば滝の正面まで出られたようだと帰ってから知りましたが、当時はここに来たところで満足してしまったんでこれで撤収。
ふたたび大井川鐵道を目指します。

今回はここまで。


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