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Channel: 黒鉄重工
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欧州project〜2012年ヨーロッパの旅〜 ドバイ編その3

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朝食を食べたホテルからタクシーに乗って最寄りのドバイメトロの駅に向かいます。
駅舎はなかなか洒落てますね。どの駅も同じ造りでそれぞれに個性が無いのが残念といったところ?



でま、やってきたのはジュメイラ・レイク・タワーズ駅。
観光客だったからなのか最寄りの駅よりも2つ3つ遠くの駅で降ろされました。ろくに英語も話せないんでしょうがないのかもですが・・・。

ドバイメトロは2009年に開業したドバイ初の鉄道です。これを建設したのが三菱や大林組などの日系企業4社とトルコ系企業1社ということで日本の企業が造ったといってもいいでしょう。
レッドラインとグリーンラインの2路線があり、総延長は74kmほど。現在も新線の建設が進んでいるそうです。



ドバイメトロは地上区間はすべて高架な上に、ホームはゆりかもめのような密閉型のホームドア構造になっているので撮影できる場所は限られています。それでもホームの端のガラス越しから車両を撮影できます。
やってきたのは流線型の青い電車。お、かっこいいじゃないか。形式名はわからないですがここでは5000系ということにしておきます。



極めて個性的なビル群がそびえたつドバイの街。奥に建っているあの苦しそうなビルはなんだ・・・。あんなの建てようなんて発想がおかしい。

ドバイメトロという名前ですが、今乗っているレッドラインはほとんどが地上区間。前述の通り地上区間は高架なので車窓を眺めるだけでもちょっとした観光が出来ます。また、レッドラインはドバイのメインストリートであるシェイクザイードロード沿いを走っているのでこの沿線を巡るだけで大体の観光地は回れるかと思います。



先頭には運転席がありません。つまり無人運転です。ドバイメトロは世界最長の無人運転鉄道なんだとか。



遮るものが何もないので、離合する電車の撮影にはもってこいです。間隔も7〜8分なのでたくさん撮影できます。この5000系(仮)も近畿車輛が製造したもの。そうわかると日本を走っていてもおかしくないデザインですね。千代田線の16000系辺りなんか近いんじゃないでしょうか。
ちなみに集電方法はサードレール方式です。ドアはプラグドアなので車体がツライチできれいです。



ドバイメトロの乗車方式は日本のとあまり変わりません。切符を買って改札を通って乗るというものです。
ややこしいのが切符の購入方法でしょうか。

まず、切符といっても改札機を通すような磁気切符ではなくSuicaのような非接触型切符です。さらに、繰り返して入金ができるプリペイド型の切符なのでもうSuicaと一緒と考えていいです。
で、その切符が大きく分けて2つあって、赤いNOLチケットと赤以外(シルバーとか)のNOLカードの2種類があります。チケットのほうは電車に乗るたびに券売機や窓口で入金する必要がありますが(うろ覚えなので違うかもしれません)、カードのほうはすでに200ディルハム(5000円くらい)入っていますので、短期の観光なら赤いチケットのほうがいいそうです。
どの切符を買うか決めたら次はどこまで行くかなのですが、これも日本と同じで乗車距離によって料金が変わります。ちなみに初乗り運賃は2ディルハム(50円)と格安。一番高くても6.5ディルハム(162円)とやはり信じられない価格。
また、ドバイメトロにはスタンダートクラスとゴールドクラスの2種類の車両があります。ゴールドクラスは要は1等車とかグリーン車みたいなもので他の車両よりも1段階上の設備となっています。当然料金も上がります。ああややこしい。
あとは宗教上の理由により女性専用車も設定されています。日本とは事情が違うのよ。



この1回しか乗らない予定なので短期向けのNOLチケットを購入しました。薄っぺらい紙で出来てますが非接触型の切符です。どんな構造してるんだ。
チケットにも記載されていますが今回はゴールドクラスに乗車しました。空いているのと前面展望が見れるのがいいですよ。



途中から地下区間に入り、ユニオン駅でグリーンラインに乗り換え。
駅が凄いきれいで豪華だぞ。日本でもこんな駅はそう多くないでしょう。



改札階。



グリーンラインに乗り換えます。車両はレッドラインと同じ5000系(仮)でした。トンネルは広くて明るいです。



ゴールドクラス車内の様子。地下鉄でもクロスシートとはいいですな。なお、女性専用車との合造車になっています。
座席はちょっと広くなっているくらいでスタンダートクラスより格段にいいというわけではないそうです。



アル・ラス駅で下車します。
この駅の入り口は他のと違って周りの景観に合わせたような感じですね。


その4へ→

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