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Channel: 黒鉄重工
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北米project 4 ~Is the order a warbird? その98【2016/03/04~10】

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2016年3月9日(水)11時30分カリフォルニア州サンディエゴ海事博物館をやっつけて、昼飯にします。タコス的なメキシコ料理でした。美味しかった記憶です。今回は行きませんでしたが、目と鼻の先にメキシコとの国境があるのです。そこまでは市内電車に乗って行くことができるので、意外と簡単にメキシコに行けそうです。ノンビザで行けるとかそういうことは知りませんが。ちなみに写真が青いのは、青いテントの下で食べて撮影したから。

海事博物館の帆船が見えますで。

次の目的地、そしてこの日最大の目的地である、「USSミッドウェイ博物館(USS Midway Museum)」へとやってきたのです!見ての通り、アメリカ海軍の退役した正規空母USSミッドウェイ(CV-41)の実物の記念艦です。サンディエゴの観光名所のひとつ。

バカでかいなの一言であり、全身を撮影することが難しい・・・というか岸壁側はお尻を向けているので、前から撮影するのはキツイんですよ。USSアイオワもそんな感じでしたし、USSミッドウェイはどうにかできぬものか・・・?

そういえばグーグルマップを見ている時にフェリーの航路が描かれていたのを思い出したのでそれの船着き場に行ってみれば、ありました。USSミッドウェイが接岸している桟橋の隣にある「コロナドフェリー(Coronado Ferry)」です。本土とサンディエゴ湾内にあるコロナド島(ノース島)を結ぶ渡し船です。これの航路はフェリーの前を横切りますので、これに乗りながらなら空母を撮影できる、という算段です。渡し船の船名は「カブリリョ(Cabrillo)」。スペイン人探検家で、メキシコに渡っていくつかの地域を征服した人。サンディエゴにも到達した人なので、それ繋がりで命名されたんでしょう。運賃は片道5ドルで観光地にしては良心的。地元の足なのかもしれませぬ。

オープンデッキのフェリーの甲板に陣取って撮影の準備をば。USSミッドウェイのアイランドもこの引きから撮影できるぞ。

出港するとUSSミッドウェイの正面を横切ります。空母の真正面を撮影できるとは美味しすぎますぞ。左舷のアングルドデッキや右舷のエレベーターがとても張り出していて、よくバランス取れるものだなと。

この角度から撮りたかった!すでに満足しています。う~む、デカイデカイ。

存在感あるよな~と思いますが、同時に意外と大きさが掴みにくい気もします。

観光客船のアドミラル・ホーンブロワー(Admiral Hornblower)。アメリカ海軍の提督なんやろな~と思って調べてみたらイギリス人でした!しかも架空の人物でした!いかがでしたか?

サンディエゴの街並み。高層ビルが10棟以上ありそうなので、都会と言っていいでしょう。

街の南側、サンディエゴ湾の奥にはアメリカ海軍のサンディエゴ基地がありにけり。日本で言えば横須賀とか呉みたいな重要拠点です。高いところに架かっている橋はコロナド橋。

そうこう言っているうちに着きました。15分くらいの船旅でした。

いい感じのビーチじゃないですか。南カリフォルニアだね。

でまあ、コロナド島には用がないので、来た船で折り返すという乗り鉄みたいな動きをします。改札のおばちゃんも「あんたもう戻んの?」みたいな顔を一瞬してましたよ。

コロナド島にも海軍基地がありにけり。こっちはノースアイランド海軍航空基地でして、海軍航空隊の拠点です。なので空母の母港はこっちになりますし、基地には艦載機用の滑走路もあります。写真の艦はUSNSグアダルーペ(T-AO-200)。ヘンリー・J・カイザー級給油艦のうちの一隻です。ヘンリー・カイザーといえば、ご存知リバティ船を考案したあのヘンリー・カイザー閣下です。

奥には原子力正規空母USSセオドア・ルーズベルト(CVN-71)が停泊中。整備中なのか、もぬけの殻という感じでした。USSミッドウェイと比べるとアイランドの大きさがめちゃ小さいんだなと。USSミッドウェイは通常動力なので煙突がいるんですが、原子力空母のUSSセオドア・ルーズベルトには無くて大丈夫ですからね。煙突無い分小さいんです。

これはUSSカール・ビンソン(CVN-70)。北の将軍様がイキった時に派遣されたやつ。

USSミッドウェイももう一度撮影。

戻ってきました。それでは、USSミッドウェイの中へいざいざ。
今日はここまで。

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