USSミッドウェイのアングルドデッキの先端まで来ました。
一応転落防止網はあるのね。
アイランドを過ぎてもまだ飛行機がおりまっせ。これはグラマンE-2Cホークアイ(1960年・507機目)。E-1の後継機の艦上早期警戒機ですね。自衛隊でも運用しているのでおなじみですね。なのであんまり書くこともないですね(手抜き
グラマンお得意の主翼の折り畳み方。この折り畳み方はグラマン製くらいでしか見たことがないので、何か特許を持ってたのでしょうか?
レドームの根本。結構複雑な形状をしているのだ。
航空機のジェット排気を逸らすための板だったと思います。
発艦前の状態で展示をしているLTV A-7BコルセアII(2日ぶり5機目・508機目)。A-4の後継機です。
戦争でもする気かという武装。
空対空ミサイルのサイドワインダー。
空対地誘導爆弾。赤外線誘導だと思いますけど、なんの種類かは分からんちん。
無誘導爆弾。Mk.80系のやつですね。
前脚はカタパルトに固定されてます。飛行甲板ではジェット機が離陸するには絶対に距離が足りないので、滑走距離の短い飛行甲板からでも離陸できるようにカタパルトで射出して助走をつけてやるのです。
カタパルトはこんな感じで甲板の先端まで延びてます。カタパルトは2条ありにけり。
発艦要員のピーター(仮名)。決めポーズをしていますが、この合図でA-7は発艦するのです。
ちょっと飛行機との距離が遠いので写真バエが難しいですが、実際はこれが適正な距離感なんでしょう。
もうひとつのカタパルトにはF-8がいます。
そのチャンス・ヴォートF-8Kクルセイダー(2日ぶり3機目・509機目)。十字軍を戦闘機の名前にするのって、宗教的にどうなんだこれ。この時期のアメリカ軍の戦闘機としては貴重なまっとうな制空戦闘機です。アメリカ空軍では戦闘核爆撃機か全天候迎撃機しかいなかったんで、制空戦闘機としてはスカタンでした。よって、ベトナム戦争時にはアメリカ軍最強の戦闘機と言って良いものでした。
K型はC型を近代化改修した型式です。複雑な形状の機関銃周りとか揚力を得るためにジャッキアップされた主翼とかに注目。
グラマンEA-6Bプラウラー(15分ぶり2機目・510機目)。A-6を電子戦機に再設計した機体。A-6からの改造機ではなくて新造機です。B型からはさらに設計が改められて、特に複座だったのが四座に増えたことが外観上の特徴です。構造的に余裕があったのが功を奏しました。数年前まで現役に就いていた機体で、日本でも見ることの出来たやつでした。
4座のコックピット。後席は窮屈そうだけど、窓があるだけまだ人権がありますね。風防のガラスはどうも金を薄く蒸着させてるっぽい感じがします。電波対策でしょうかね?
空対地対レーダーミサイルAGM-88。敵防空網のレーダーサイトを無力化するためのレーダーの発信源に向かって飛んでいくミサイル。
飛行甲板の先端、カタパルトの伸びた先にあるのがブライドルアレスト。1980年代までの艦載機の発艦には、カタパルトと機体を綱で繋いでいました。今見たA-7は前脚に固定していましたが、あれとは違う方式です。両者をつなぐ手綱は機体が離陸して機体から離れると甲板に叩きつけられて、次に跳ね返ったそれが機体に衝突してしまう可能性がありました。それを防ぐためにカタパルトの先端に下向きの角度のついた張り出しを付けました。こうすると手綱が機体にぶつからないのだ。現代機はA-7のように前脚にカタパルトを固定するので手綱は不要で、当然張り出しも不要です。なので現代の空母にはこれは付いていません。USSミッドウェイにも手綱を使っていた時の名残として残っているのです。
空母の端から端まで歩いてきました。まさにちょっとした飛行場でしたね。
次回からアイランドの中に入ります。
その106へ→
一応転落防止網はあるのね。
アイランドを過ぎてもまだ飛行機がおりまっせ。これはグラマンE-2Cホークアイ(1960年・507機目)。E-1の後継機の艦上早期警戒機ですね。自衛隊でも運用しているのでおなじみですね。なのであんまり書くこともないですね(手抜き
グラマンお得意の主翼の折り畳み方。この折り畳み方はグラマン製くらいでしか見たことがないので、何か特許を持ってたのでしょうか?
レドームの根本。結構複雑な形状をしているのだ。
航空機のジェット排気を逸らすための板だったと思います。
発艦前の状態で展示をしているLTV A-7BコルセアII(2日ぶり5機目・508機目)。A-4の後継機です。
戦争でもする気かという武装。
空対空ミサイルのサイドワインダー。
空対地誘導爆弾。赤外線誘導だと思いますけど、なんの種類かは分からんちん。
無誘導爆弾。Mk.80系のやつですね。
前脚はカタパルトに固定されてます。飛行甲板ではジェット機が離陸するには絶対に距離が足りないので、滑走距離の短い飛行甲板からでも離陸できるようにカタパルトで射出して助走をつけてやるのです。
カタパルトはこんな感じで甲板の先端まで延びてます。カタパルトは2条ありにけり。
発艦要員のピーター(仮名)。決めポーズをしていますが、この合図でA-7は発艦するのです。
ちょっと飛行機との距離が遠いので写真バエが難しいですが、実際はこれが適正な距離感なんでしょう。
もうひとつのカタパルトにはF-8がいます。
そのチャンス・ヴォートF-8Kクルセイダー(2日ぶり3機目・509機目)。十字軍を戦闘機の名前にするのって、宗教的にどうなんだこれ。この時期のアメリカ軍の戦闘機としては貴重なまっとうな制空戦闘機です。アメリカ空軍では戦闘核爆撃機か全天候迎撃機しかいなかったんで、制空戦闘機としてはスカタンでした。よって、ベトナム戦争時にはアメリカ軍最強の戦闘機と言って良いものでした。
K型はC型を近代化改修した型式です。複雑な形状の機関銃周りとか揚力を得るためにジャッキアップされた主翼とかに注目。
グラマンEA-6Bプラウラー(15分ぶり2機目・510機目)。A-6を電子戦機に再設計した機体。A-6からの改造機ではなくて新造機です。B型からはさらに設計が改められて、特に複座だったのが四座に増えたことが外観上の特徴です。構造的に余裕があったのが功を奏しました。数年前まで現役に就いていた機体で、日本でも見ることの出来たやつでした。
4座のコックピット。後席は窮屈そうだけど、窓があるだけまだ人権がありますね。風防のガラスはどうも金を薄く蒸着させてるっぽい感じがします。電波対策でしょうかね?
空対地対レーダーミサイルAGM-88。敵防空網のレーダーサイトを無力化するためのレーダーの発信源に向かって飛んでいくミサイル。
飛行甲板の先端、カタパルトの伸びた先にあるのがブライドルアレスト。1980年代までの艦載機の発艦には、カタパルトと機体を綱で繋いでいました。今見たA-7は前脚に固定していましたが、あれとは違う方式です。両者をつなぐ手綱は機体が離陸して機体から離れると甲板に叩きつけられて、次に跳ね返ったそれが機体に衝突してしまう可能性がありました。それを防ぐためにカタパルトの先端に下向きの角度のついた張り出しを付けました。こうすると手綱が機体にぶつからないのだ。現代機はA-7のように前脚にカタパルトを固定するので手綱は不要で、当然張り出しも不要です。なので現代の空母にはこれは付いていません。USSミッドウェイにも手綱を使っていた時の名残として残っているのです。
空母の端から端まで歩いてきました。まさにちょっとした飛行場でしたね。
次回からアイランドの中に入ります。
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