2017年8月16日(水)17時24分京都府京都市下京区 梅小路公園京都鉄道博物館を見学し終えました。10時に入館して、結局閉園間際まで居てしまいました。まともに見学しようとするとやはりこのくらいの時間がかかるのだな。京都鉄道博物館の隣には梅小路公園があるんですが、ここには京都市電の路面電車が何台も保存されています。屋外保存なので夕方になっても見に行けますので、行ってみましょう。
これは西口にゲートガードみたいに置かれている2000形2001号。今は観光案内所になっています。一部の2000形は伊予鉄道に譲渡されています。調べてみてそういえばそうだったなと思い出しました。前照灯の数と位置が変わっているので、気づきにくい・・・。
市民の憩いの場的な都市公園です。
東へ向かって歩いていると、軌道が出てきました。ああ、これが例の市電の動態保存車の走る線路か。線路を辿っていけばこの軌道の主に出会えるはず。
いました。狭軌1形27号ですね。明治村の路面電車でおなじみのやつです。これは動態保存車で、今見た軌道を走るんですが、架線集電ではなくて電池に充電した電気で走ります。利点としては地上設備費が抑えられるというところですかね。色々言われてますが、チーム事情というのもありましょう。本日の運転は終了しているので、動いているところはまた来ましょう。
続いては市電広場。4台の路面電車が静態保存されていて、売店に使われています。屋根付きなのは得点。
700形703号。電車グッズ売り場になっています。ちなみに中は資料的価値を損なう改装は行われていない様子で、原状復帰させるのはそう難しくないだろうという印象でした。座席などは外されていましたが、恐らく別の場所に保管されているでしょう。
800形890号。800形の最終号車です。これは空き家でした。テナントが見つからんのでしょう。
1600形1605号。京都市電と言うとこの顔つきかなぁと思います。ただしこれも空き家。
500形505号。これは軽食屋になっています。いまは季節柄かき氷が主力商品。ヘッドマーク風の営業中がおしゃれ。
東口のゲートガード兼観光案内所は900形935号。路面電車を見ながら公園を横断しました。これで今日の目的は達成できたのですが、今日の帰りは夜行バスなのでまだまだ時間があるのです。どうしたもんかなと思案しながら博物館を回っていたんですが、模型屋のボークスがあったのを思い出したので時間つぶしに行くことに。梅小路公園から歩いていくとちとキツイので(博物館を練り歩いた後)、バスで行きます。店の目の前に停まるバスはないので少し歩きましたが。
着きました。ここ、京都の店舗は本社機能もあるのね。で、玄関には飛行機のプロペラがありにけり。すげーね。この太いペラと回転軸のぐるぐる目はドイツのFw190のプロペラですね。VDM 9-12153.13という型番だそうな。ドイツ機のプロペラと言えば木製なんですが、これはアルミ合金製です。アルミ製もあるにはあるんだね。
これもドイツのBf109のプロペラのレプリカ。ペラだけでもこの太さはドイツ製だなと分かるので結構特徴的なんですよ。強力なエンジン出力を効率よく推進力に換えてやるにはペラの枚数を増やすかペラの表面積を増やすかでした。ドイツ機は後者を選択したのでこんな太いプロペラになりました。木製を選んだのは軽量化のためです。ちなみに連合軍は前者を選択しています。分かりやすいのはイギリスのスピットファイアで、最初のMk.Iは木製2枚翅固定ピッチプロペラだったのが、最終型のMk.24では金属製5枚翅可変ピッチプロペラまで増えてます。さらに海軍のシーファイアは3枚翅*2の二重反転プロペラのやつもいます。果たして同じ戦闘機と呼んでいいものか・・・。
謎の木製プロペラ。不明です。
さらに航空エンジンも置いてあります。これマーリンですよ。日本でこんな形でマーリン見ることになるとは。すげーな。イギリスのロールスロイスが開発した液冷エンジン「マーリン」をアメリカの自動車メーカー パッカードがライセンス生産したもの。正確にはV-1650という型番で、パッカード・マーリンと呼ばれることもありにけり。搭載機はスピットファイアMk.XVI、P-51B/Cマスタング、P-51Dマスタング、ランカスターと傑作機ばかり。
反対側から。ああ、いいですねぇ。スーパーチャージャーも付いているのも得点高いですよ。
配管とか排気管とか。
隣にはマーリンと同時代に生産された空冷エンジンのライトR-1820サイクロン。星型9気筒で、B-17やらSBDやらDC-3やらに搭載されたやつです。これを基にした複列14気筒や複列18気筒のエンジンもあるんで、この時代のアメリカ空冷エンジンの礎みたいなやつです。
放熱フィン1枚1枚がきれいですね。もしかしてレプリカなんじゃないかと疑いたくなりますが。
エンジン見学はこの辺にして店舗へ入店。色々置いてありましたがプラモデルを物色していくつか購入しました。海外製キットをたくさん置いてある店舗は良いです。
いよいよやることがなくなりました。プラモデルを買って荷物も増えたのであんまり動きたくもないです。なんの気無しに大宮あたりまで出てきてラーメンを夕食にします。京龍という店だったかな。うまかった。
同年同月同日20時4分京都府京都市下京区 嵐電四条大宮駅グーグルマップを見ながらなんかないかと探していると、嵐山や渡月橋が目に入る。渡月橋は夜でも明るいから暇つぶしにいいかもと思い、ここに行くことに。ちょうど嵐電の四条大宮駅の近くにいたので、嵐電のモボ611形に乗っていきます。
2日振り2度目の嵐山駅に着きました。少数派のモボ501がいますね。
暗くなるとこういうふうに電飾されるのか。なかなか良いもんだ。時刻はもう20時半なのに駅前の土産屋は盛況で、さすが京都は日が暮れると閉まるそこらへんの観光地と格がダンチだ。
というところで今日はここまで。
最終回へ→
これは西口にゲートガードみたいに置かれている2000形2001号。今は観光案内所になっています。一部の2000形は伊予鉄道に譲渡されています。調べてみてそういえばそうだったなと思い出しました。前照灯の数と位置が変わっているので、気づきにくい・・・。
市民の憩いの場的な都市公園です。
東へ向かって歩いていると、軌道が出てきました。ああ、これが例の市電の動態保存車の走る線路か。線路を辿っていけばこの軌道の主に出会えるはず。
いました。狭軌1形27号ですね。明治村の路面電車でおなじみのやつです。これは動態保存車で、今見た軌道を走るんですが、架線集電ではなくて電池に充電した電気で走ります。利点としては地上設備費が抑えられるというところですかね。色々言われてますが、チーム事情というのもありましょう。本日の運転は終了しているので、動いているところはまた来ましょう。
続いては市電広場。4台の路面電車が静態保存されていて、売店に使われています。屋根付きなのは得点。
700形703号。電車グッズ売り場になっています。ちなみに中は資料的価値を損なう改装は行われていない様子で、原状復帰させるのはそう難しくないだろうという印象でした。座席などは外されていましたが、恐らく別の場所に保管されているでしょう。
800形890号。800形の最終号車です。これは空き家でした。テナントが見つからんのでしょう。
1600形1605号。京都市電と言うとこの顔つきかなぁと思います。ただしこれも空き家。
500形505号。これは軽食屋になっています。いまは季節柄かき氷が主力商品。ヘッドマーク風の営業中がおしゃれ。
東口のゲートガード兼観光案内所は900形935号。路面電車を見ながら公園を横断しました。これで今日の目的は達成できたのですが、今日の帰りは夜行バスなのでまだまだ時間があるのです。どうしたもんかなと思案しながら博物館を回っていたんですが、模型屋のボークスがあったのを思い出したので時間つぶしに行くことに。梅小路公園から歩いていくとちとキツイので(博物館を練り歩いた後)、バスで行きます。店の目の前に停まるバスはないので少し歩きましたが。
着きました。ここ、京都の店舗は本社機能もあるのね。で、玄関には飛行機のプロペラがありにけり。すげーね。この太いペラと回転軸のぐるぐる目はドイツのFw190のプロペラですね。VDM 9-12153.13という型番だそうな。ドイツ機のプロペラと言えば木製なんですが、これはアルミ合金製です。アルミ製もあるにはあるんだね。
これもドイツのBf109のプロペラのレプリカ。ペラだけでもこの太さはドイツ製だなと分かるので結構特徴的なんですよ。強力なエンジン出力を効率よく推進力に換えてやるにはペラの枚数を増やすかペラの表面積を増やすかでした。ドイツ機は後者を選択したのでこんな太いプロペラになりました。木製を選んだのは軽量化のためです。ちなみに連合軍は前者を選択しています。分かりやすいのはイギリスのスピットファイアで、最初のMk.Iは木製2枚翅固定ピッチプロペラだったのが、最終型のMk.24では金属製5枚翅可変ピッチプロペラまで増えてます。さらに海軍のシーファイアは3枚翅*2の二重反転プロペラのやつもいます。果たして同じ戦闘機と呼んでいいものか・・・。
謎の木製プロペラ。不明です。
さらに航空エンジンも置いてあります。これマーリンですよ。日本でこんな形でマーリン見ることになるとは。すげーな。イギリスのロールスロイスが開発した液冷エンジン「マーリン」をアメリカの自動車メーカー パッカードがライセンス生産したもの。正確にはV-1650という型番で、パッカード・マーリンと呼ばれることもありにけり。搭載機はスピットファイアMk.XVI、P-51B/Cマスタング、P-51Dマスタング、ランカスターと傑作機ばかり。
反対側から。ああ、いいですねぇ。スーパーチャージャーも付いているのも得点高いですよ。
配管とか排気管とか。
隣にはマーリンと同時代に生産された空冷エンジンのライトR-1820サイクロン。星型9気筒で、B-17やらSBDやらDC-3やらに搭載されたやつです。これを基にした複列14気筒や複列18気筒のエンジンもあるんで、この時代のアメリカ空冷エンジンの礎みたいなやつです。
放熱フィン1枚1枚がきれいですね。もしかしてレプリカなんじゃないかと疑いたくなりますが。
エンジン見学はこの辺にして店舗へ入店。色々置いてありましたがプラモデルを物色していくつか購入しました。海外製キットをたくさん置いてある店舗は良いです。
いよいよやることがなくなりました。プラモデルを買って荷物も増えたのであんまり動きたくもないです。なんの気無しに大宮あたりまで出てきてラーメンを夕食にします。京龍という店だったかな。うまかった。
同年同月同日20時4分京都府京都市下京区 嵐電四条大宮駅グーグルマップを見ながらなんかないかと探していると、嵐山や渡月橋が目に入る。渡月橋は夜でも明るいから暇つぶしにいいかもと思い、ここに行くことに。ちょうど嵐電の四条大宮駅の近くにいたので、嵐電のモボ611形に乗っていきます。
2日振り2度目の嵐山駅に着きました。少数派のモボ501がいますね。
暗くなるとこういうふうに電飾されるのか。なかなか良いもんだ。時刻はもう20時半なのに駅前の土産屋は盛況で、さすが京都は日が暮れると閉まるそこらへんの観光地と格がダンチだ。
というところで今日はここまで。
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