前回までのあらすじ。シンガポールへ向かうべく成田空港くんだりまで出向いたわけだが搭乗する飛行機は機材到着遅れで3時間以上の大遅延。無事日本を発つことはできるのか?
で、はい、14時過ぎにようやっとスクートの機材到着です。遅すぎ。機材はボーイングB787-8 (9V-OJD)です。新型機ですよ、新型機。787に乗るのはこれが初めてなので、ちょっと嬉しいね。LCCの使用機材はエアバスA320かボーイング737が主力選手ですけど、中長距離路線だと航続距離が足らないので787のようなワイドボディ機を使うことがありにけり。でも大西洋横断できる航続距離7,400km飛行可能なA321LRが普及すると勢力が減りそうな気もしますが。
2018年2月9日(金)14時16分千葉県成田市 成田空港93番搭乗口機材が着いたので搭乗口の前で待機することに。そこから20分くらい待ってたら搭乗できるようになりました。スクートTR899便台北/桃園経由シンガポール行です。そう、この飛行機、シンガポールに行く途中で台湾に寄るのです。
搭乗しました。エコノミー席は787では標準の3-3-3列座席。枕カバーに描かれているのは機内エンターテイメントの案内。LCCだから座席に画面なんて無いよ。自分が持っている端末を機内Wi-Fiに接続して映画や音楽を視聴するってやつ。
ですが!私は「スクートビズ」というビジネスクラスを取っていたのでした!6,000円課金でビジネスに変更できるならするぜ、ということでしたので。LCCとはいえビジネスはビジネスだぜ。でも所詮LCCだからラウンジとかは使えなかったんだぜ・・・。でもこの座席、なんだか古臭くてですね、一昔前のビジネスクラスの座席ってこんなだったよなと。これもしかして、シンガポール航空で使っていた座席のお古なのでは・・・?(スクートはシンガポール航空の出資)とはいえエコノミーよりは快適ですので、高い課金ではなかったと思いますよ。
飛行機に乗る時はいつも通路側を取るんですが、今回は窓側。座席間隔の広いビジネスだしおトイレに行くのも比較的楽でしょうと思った次第。787の窓は電子ブラインドという超技術を採用しているので、遮光しながらも外の景色を見られるスグレモノ。初めて触ったので離陸までの間色々調整して遊んでいました。
乗降扉が閉まって定刻に出発しました。滑走路へと移動します。写真を撮るために結局遮光ゼロにしましたとさ。
離陸しました。眼下に見えるは千葉県の大地。成田に着陸する前も同じような光景が見えるわけですが、日本に初めて来る外国人がこれを見て「これがTOKYOなの?」とかがっかりしないのかなーとか変なこと考えるわけです。
しばらくは太平洋岸上空を飛行している模様。いや、なにせ背面モニター無いので現在地を確認できないのじゃ。
離陸から30分くらい経つと、見覚えのある地形が。お、我らが静岡市じゃないですか。ありゃ三保半島と清水港ですな。
静岡市街ですな。日本平から駿府城跡までよく分かる。
18時半くらい。東シナ海あたりかしら。
暗くなってきましたぬ。
LCCですが長距離路線なので機内食の提供があります。もちろんそこはLCCですがなので課金が必要なのですが、スクートビズでは機内食が料金に含まれているのだ!料理はマカニチキン・・・要はバターチキンカレー。LCCの機内食なんてと高をくくってましたが、意外と本格的で美味い。米もバスマティライスだし。ちょっと量が少ないけど、これはポイント獲得です。
食べた後はスマホいじったり昼寝したり。ビジネスといえどモニターはないのだ。離陸から4時間後、経由地である台湾の桃園空港に着陸しました。時差-1時間なので現地は18時20分くらい。
シンガポールまで行く乗客も含めて全員降機させられるので、桃園空港の制限区域内に出ることに。なので、一応これで台湾の大地に足を踏んだと見ることも出来ます。まあ微妙なところなんですが。成田~桃園~チャンギで飛行するのは、以遠権でもって過当競争気味とすら言える日本~台湾路線の需要を幾ばくかでも得ようという狙いがあるんでしょう。途中桃園で給油すればA320でも飛行可能な気がしますが、これもチーム事情というものがありましょう。
再度搭乗開始までには1時間弱くらいあるし、せっかくなんで食堂で台湾料理でも食べてみます。ナントカ麺です(適当)。うまかった。
再び搭乗。当たり前ですが左のビジネスクラスの入り口から乗ります。
桃園を離陸してしばらくすると、なんと2度目の機内食が出てくる。あれ、そういう段取りだっけ・・・?ナントカ麺を食べたばっかだしちょっとお腹がキツイなぁと断ろうと思ったら、「今度の機内食はアルコールがアルヨ何にするネ」と言われたので、すかさずおビールを選びつつ機内食も食べてしまうことに。仕方ないね。LCCでアルコール出てくると思わなんだ。なお料理はちょっと忘れかけてますが、鶏肉の辛いやつだった記憶。これも美味い。
もう真っ暗だし海の上飛んでいるんで途中何も写さないままシンガポール上空へ。多数の貨物線が沖止めされていてそれの放つ光がやけに印象的でした。
日付変わって2月10日0時ちょうどにチャンギ国際空港に着地。ハローシンガポール。
0時15分くらいに降機。やれやれ、遅延が起きた以外は割と良かったですが、遅延を起こしたのが致命的でしたです、ハイ。
このあとは入国です。空港内、入国と出国が同じ導線上にあって謎なんですが、保安上大丈夫なんかな・・・?
2018年2月10日(土)1時18分シンガポール チャンギ空港タクシー乗り場降機してから入国するまで45分掛かった!絶望した!シンガポールの入国っておっそいんだな・・・。今の所アメリカに次いで第2位の遅さです。ちなみに外はクソ暑いし湿気がすごい。2月でこれか。
で、この後はもうホテル直行なわけですが、初め乗ろうと思っていた鉄道は本日の運転は終了しました状態なので、タクシー乗ります。白タクだったら最悪だったけどそれは引かずに済み、ホテルの場所を伝えていざ。
ミッドナイトハイウェイ~。シンガポールはイギリス植民地だった歴史からか、左側通行で右ハンドル車が走っています。ちなみにこのタクシーはヒュンダイ車でした。安いからタクシー用にはいいのかもしれぬ。タクシーは無事にホテルまで連れて行ってくれました。値段はまあ妥当だなというところでした。
ホテルの入り口が閉まっていたらどうしようと不安でしたが、ちゃんとチェックインできました。部屋はこんな感じでござい。きれいな部屋でしたよ。
もう2時回っているんですが、ソッコーでシャワー浴びた後に翌日の行動をおおまかに決めておきました。で、済んだら泥のように眠りにつきました。翌日へ続く。
というところで今日はここまで。
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で、はい、14時過ぎにようやっとスクートの機材到着です。遅すぎ。機材はボーイングB787-8 (9V-OJD)です。新型機ですよ、新型機。787に乗るのはこれが初めてなので、ちょっと嬉しいね。LCCの使用機材はエアバスA320かボーイング737が主力選手ですけど、中長距離路線だと航続距離が足らないので787のようなワイドボディ機を使うことがありにけり。でも大西洋横断できる航続距離7,400km飛行可能なA321LRが普及すると勢力が減りそうな気もしますが。
2018年2月9日(金)14時16分千葉県成田市 成田空港93番搭乗口機材が着いたので搭乗口の前で待機することに。そこから20分くらい待ってたら搭乗できるようになりました。スクートTR899便台北/桃園経由シンガポール行です。そう、この飛行機、シンガポールに行く途中で台湾に寄るのです。
搭乗しました。エコノミー席は787では標準の3-3-3列座席。枕カバーに描かれているのは機内エンターテイメントの案内。LCCだから座席に画面なんて無いよ。自分が持っている端末を機内Wi-Fiに接続して映画や音楽を視聴するってやつ。
ですが!私は「スクートビズ」というビジネスクラスを取っていたのでした!6,000円課金でビジネスに変更できるならするぜ、ということでしたので。LCCとはいえビジネスはビジネスだぜ。でも所詮LCCだからラウンジとかは使えなかったんだぜ・・・。でもこの座席、なんだか古臭くてですね、一昔前のビジネスクラスの座席ってこんなだったよなと。これもしかして、シンガポール航空で使っていた座席のお古なのでは・・・?(スクートはシンガポール航空の出資)とはいえエコノミーよりは快適ですので、高い課金ではなかったと思いますよ。
飛行機に乗る時はいつも通路側を取るんですが、今回は窓側。座席間隔の広いビジネスだしおトイレに行くのも比較的楽でしょうと思った次第。787の窓は電子ブラインドという超技術を採用しているので、遮光しながらも外の景色を見られるスグレモノ。初めて触ったので離陸までの間色々調整して遊んでいました。
乗降扉が閉まって定刻に出発しました。滑走路へと移動します。写真を撮るために結局遮光ゼロにしましたとさ。
離陸しました。眼下に見えるは千葉県の大地。成田に着陸する前も同じような光景が見えるわけですが、日本に初めて来る外国人がこれを見て「これがTOKYOなの?」とかがっかりしないのかなーとか変なこと考えるわけです。
しばらくは太平洋岸上空を飛行している模様。いや、なにせ背面モニター無いので現在地を確認できないのじゃ。
離陸から30分くらい経つと、見覚えのある地形が。お、我らが静岡市じゃないですか。ありゃ三保半島と清水港ですな。
静岡市街ですな。日本平から駿府城跡までよく分かる。
18時半くらい。東シナ海あたりかしら。
暗くなってきましたぬ。
LCCですが長距離路線なので機内食の提供があります。もちろんそこはLCCですがなので課金が必要なのですが、スクートビズでは機内食が料金に含まれているのだ!料理はマカニチキン・・・要はバターチキンカレー。LCCの機内食なんてと高をくくってましたが、意外と本格的で美味い。米もバスマティライスだし。ちょっと量が少ないけど、これはポイント獲得です。
食べた後はスマホいじったり昼寝したり。ビジネスといえどモニターはないのだ。離陸から4時間後、経由地である台湾の桃園空港に着陸しました。時差-1時間なので現地は18時20分くらい。
シンガポールまで行く乗客も含めて全員降機させられるので、桃園空港の制限区域内に出ることに。なので、一応これで台湾の大地に足を踏んだと見ることも出来ます。まあ微妙なところなんですが。成田~桃園~チャンギで飛行するのは、以遠権でもって過当競争気味とすら言える日本~台湾路線の需要を幾ばくかでも得ようという狙いがあるんでしょう。途中桃園で給油すればA320でも飛行可能な気がしますが、これもチーム事情というものがありましょう。
再度搭乗開始までには1時間弱くらいあるし、せっかくなんで食堂で台湾料理でも食べてみます。ナントカ麺です(適当)。うまかった。
再び搭乗。当たり前ですが左のビジネスクラスの入り口から乗ります。
桃園を離陸してしばらくすると、なんと2度目の機内食が出てくる。あれ、そういう段取りだっけ・・・?ナントカ麺を食べたばっかだしちょっとお腹がキツイなぁと断ろうと思ったら、「今度の機内食はアルコールがアルヨ何にするネ」と言われたので、すかさずおビールを選びつつ機内食も食べてしまうことに。仕方ないね。LCCでアルコール出てくると思わなんだ。なお料理はちょっと忘れかけてますが、鶏肉の辛いやつだった記憶。これも美味い。
もう真っ暗だし海の上飛んでいるんで途中何も写さないままシンガポール上空へ。多数の貨物線が沖止めされていてそれの放つ光がやけに印象的でした。
日付変わって2月10日0時ちょうどにチャンギ国際空港に着地。ハローシンガポール。
0時15分くらいに降機。やれやれ、遅延が起きた以外は割と良かったですが、遅延を起こしたのが致命的でしたです、ハイ。
このあとは入国です。空港内、入国と出国が同じ導線上にあって謎なんですが、保安上大丈夫なんかな・・・?
2018年2月10日(土)1時18分シンガポール チャンギ空港タクシー乗り場降機してから入国するまで45分掛かった!絶望した!シンガポールの入国っておっそいんだな・・・。今の所アメリカに次いで第2位の遅さです。ちなみに外はクソ暑いし湿気がすごい。2月でこれか。
で、この後はもうホテル直行なわけですが、初め乗ろうと思っていた鉄道は本日の運転は終了しました状態なので、タクシー乗ります。白タクだったら最悪だったけどそれは引かずに済み、ホテルの場所を伝えていざ。
ミッドナイトハイウェイ~。シンガポールはイギリス植民地だった歴史からか、左側通行で右ハンドル車が走っています。ちなみにこのタクシーはヒュンダイ車でした。安いからタクシー用にはいいのかもしれぬ。タクシーは無事にホテルまで連れて行ってくれました。値段はまあ妥当だなというところでした。
ホテルの入り口が閉まっていたらどうしようと不安でしたが、ちゃんとチェックインできました。部屋はこんな感じでござい。きれいな部屋でしたよ。
もう2時回っているんですが、ソッコーでシャワー浴びた後に翌日の行動をおおまかに決めておきました。で、済んだら泥のように眠りにつきました。翌日へ続く。
というところで今日はここまで。
その3へ→