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旅客機のプラモデルを作ります。今回はタミヤのエンブラエル175です。これ、以前も作ったので2度目となります。しかも今回は2個いっぺんに作ります。タミヤのキットは作りやすいですからねぇ。前回はキット通りフジドリームエアラインズの機材を作りましたが、今回はサードパーティのデカールを使用して、エアカナダの機材を作ります。新旧2色です。エアカナダといえば私にとっては右のアイスブルーの塗装でした。全身アイスブルーなので他には無い独特の印象を与えていました。ところが数年前にエアカナダは機材の塗装を左のように白と黒のものに変更しました。この塗装、アイスブルー塗装の一つ前の塗装に似ていて、実質的に旧旧塗装の復刻塗装となっています。
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組み立ては素組ですので、とくに私が取り上げることもないです。旅客機プラモの鬼門、胴体の貼り合わせですが、ちょっと失敗気味になってしまいましたが・・・。機首の部分に段差ができてしまいました。仕方ないのでヤスリで削って修正します。できるだけ痕が目立たないよう弧を描きながら掛けるのがコツだと思います。
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旅客機の胴体は全身一色であることが多いので塗装する時に持ち手となるところがなかなか無くて困ってしまいます。E175の場合は、胴体内側の左右に渡っている突っ張り棒に丸目クリップと洗濯ばさみを組み合わせて、乾燥中に放置できる土台も兼ねた持ち手を拵えました。そうは言っても不安定ですので、取り扱いには注意です。
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胴体を塗装しました。奥の新塗装はクールホワイトで塗りました。手前のアイスブルーは調色した塗料を吹き付けました。塗料の配合は記事の一番下に書いてあります。参考となったのはガンダムに出てくるジムの色です。あれに近い色です。この色の配合をイチから考えるとなると多分何度も試作をする必要があると思いますが、ガンプラの組立図に書いてある塗料レシピを調べてみるとぴったりと行かないまでも近い色が見つかることがあります。ガンプラの塗料レシピは意外とこういう場面で役立つことがあるので、組立図は捨てずに取っておくと塗装の時に使える資産になります。
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旧塗装はアイスブルー一色なのであれで塗装おしまいですが、新塗装はお腹の部分と垂直尾翼が黒に塗られているので、工程がもう1つあります。この弧を描くマスキングは嫌い。
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主翼も含めた、塗装が完了しました。デカイのでけっこう大変なのよ。
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そしてデカールの出番です。ドロウデカール (DRAW Decal) のものを使用します。eBayで購入して個人で輸入したものです。日本の販路だとメーカー直販のおよそ倍の値段で取引されているので、もしeBayやメーカー直販サイトで買うことができるならそうした方がお得だと思います。薄っぺらいデカールを買うので国際配送でも送料びっくりするほど高くないですしね。
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デカール本体はこんな感じ。印刷はいい感じです垂直尾翼のグラデーションもよく再現されていると思います。
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頑張って貼ります。前にも書きましたが、日本製プラモデルに付属するデカールを違ってコシが無いので簡単に折れたり曲がったり歪んだりします。いつも以上に慎重に貼り付け作業する必要があります。代わりにというか、膜が日本のそれより薄いので、仕上がりが綺麗です。
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仕上がりが気になっていた垂直尾翼は、グラデーションがバッチリです。輪郭もくっきりしていますし、文句ないかと。
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こっちは新塗装。
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デカールのインクは半透明で隠蔽力が弱いので、黒い垂直尾翼の上に赤いロゴマークを貼っても発色が悪いんじゃないかと懸念していましたが、ロゴマークの下は予め白で下塗りとして印刷されていたので、それは杞憂でした。ばっちりと赤い楓の葉が浮かび上がったのです。ここはちゃんと考慮されていて良いなと思いました。ただし、白インクが少し滲み出ているのですが、これは私にとっては許容範囲です。
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デカール保護のトップコートを吹いて完成です。トップコートは、スプレー缶でブワッと一度に液垂れ寸前まで厚塗りしました。これで結構表面が光沢になります。コンパウンドで磨いてピカピカにしたものよりは劣りますが、私はカーモデルのボディみたいにツヤツヤに磨いた旅客機モデルは好きじゃないので、これくらいがちょうどよいのです。
今回は、飛行姿勢で完成させました。キットの組立図には着陸姿勢で組むようになっていますが、飛行姿勢でも作れるようになっていて、部品も揃っています。ただし展示スタンドが無いので、これを用意してやる必要があります。私は、バンダイのガンプラ用アクションベースを使いました。これのアダプターと機体に空いているスタンド用の穴が完全ではないですが割とピッタリとハマるのです。ちょっと揺らしたくらいでは脱落しませんでした。なのでこれ、使えると思います。
新旧のエアカナダ塗装機材のプラモデルを作ることが出来てよかったです。他の機材でのエアカナダ機もまた作りたいと思っているのでお楽しみに。では完成品はギャラリーにて。
<使用塗料>胴体(新塗装):GX1・クールホワイト垂直尾翼(新塗装):GX2・ウィノーブラック胴体(旧塗装):C1・ホワイト(9割):C65・コバルトブルー(0.5割):C66・デイトナグリーン(0.5割)主翼(共通):C73・エアクラフトグレーエンジン、主翼前縁(共通):C8・シルバーエンジン(共通):C28・黒鉄色タイヤ(共通):N77・タイヤブラック
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胴体を塗装しました。奥の新塗装はクールホワイトで塗りました。手前のアイスブルーは調色した塗料を吹き付けました。塗料の配合は記事の一番下に書いてあります。参考となったのはガンダムに出てくるジムの色です。あれに近い色です。この色の配合をイチから考えるとなると多分何度も試作をする必要があると思いますが、ガンプラの組立図に書いてある塗料レシピを調べてみるとぴったりと行かないまでも近い色が見つかることがあります。ガンプラの塗料レシピは意外とこういう場面で役立つことがあるので、組立図は捨てずに取っておくと塗装の時に使える資産になります。
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今回は、飛行姿勢で完成させました。キットの組立図には着陸姿勢で組むようになっていますが、飛行姿勢でも作れるようになっていて、部品も揃っています。ただし展示スタンドが無いので、これを用意してやる必要があります。私は、バンダイのガンプラ用アクションベースを使いました。これのアダプターと機体に空いているスタンド用の穴が完全ではないですが割とピッタリとハマるのです。ちょっと揺らしたくらいでは脱落しませんでした。なのでこれ、使えると思います。
新旧のエアカナダ塗装機材のプラモデルを作ることが出来てよかったです。他の機材でのエアカナダ機もまた作りたいと思っているのでお楽しみに。では完成品はギャラリーにて。
<使用塗料>胴体(新塗装):GX1・クールホワイト垂直尾翼(新塗装):GX2・ウィノーブラック胴体(旧塗装):C1・ホワイト(9割):C65・コバルトブルー(0.5割):C66・デイトナグリーン(0.5割)主翼(共通):C73・エアクラフトグレーエンジン、主翼前縁(共通):C8・シルバーエンジン(共通):C28・黒鉄色タイヤ(共通):N77・タイヤブラック