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Channel: 黒鉄重工
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【マイクロエース1/32】マツダ・T2000&トヨタ・クラウン【製作】

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2019年8月に旅行に行った時に広島県福山市にある福山自動車時計博物館に寄ったのですが、そこに影響されて、保存されている旧車のプラモデルを作りたくなった次第。50~60年代の日本車のプラモデルとなると、アリイ(マイクロエース)が発売している「オーナーズクラブシリーズ」が好適です。この中から博物館で見て気に入ったやつ全部で5台分を買いました。まずは、マツダ・T2000とトヨタ・クラウンを作ることにします。

ノリと勢いで買って作ることにしたので、あまり深いことは考えず、ババーっと作っていきましょう。そういう点からも、1/32縮尺のキットは好都合です。オーナーズクラブは、1980年代にエルエスという会社が発売していたもので、エルエスが倒産した後はマイクロエースが引き継いで現在でもまれに再販しています。なので金型がくたびれているんでしょう、バリがあちこちに発生しています。写真の前輪が収まるところはもうセンベイになっています。まあ古い商品はそういうものなので、丁寧に処理していきます。

シャーシは完成後見えないので塗らない派ですが、T2000は腰の高いトラックなので丸見えになります。よって、信義を曲げてここは黒で塗装します。荷台の裏側もタンで塗っておきます。

車内は、この時期の車は外装と色が同じことが多いので塗るのが楽です。座席の部分は手持ちの塗料で塗っておきました。

ボディは博物館にあった物と同じ水色です。屋根はキャンバスらしいので、緑色です。

ライトケースの奥は穴を開けてしまいます。

ライトケースとその横のリブの部分にはハセガワのメッキシールを貼り付けました。

続いてクラウンです。あまり書くべきところもなかったので飛ばし気味で。色はこれも博物館の物と同じ黒。グリルとバンパーはメッキなので、クレオスのスーパークロームシルバー2を吹き付けましたが、あんまりメッキになってくれませんでした。たぶん下処理してなかったからだと思いますが・・・。

内装は実車をもとにそれっぽい色を塗りました。

最後に、クリアコートを厚めに吹いて組み上げたら完成です。小さい車だし手軽に作るのが目的なので研ぎ出しは省きました。車種もキットの作りも古いものですが、自動車なので飛行機みたいに合わせに困る場面はなく、部品も少ないのでチャーっと作ることが出来ました。残りの3点もまたそのうち作ります。
完成品はギャラリーにて。
<T2000使用塗料>ボディ:H25・スカイブルー(8割):H1・ホワイト(2割):H22・グレー(少々)シャーシ:N2・ブラック荷台:H27・ライトブラウン屋根:XF71・コックピット色(日本海軍)フェンダーミラー、ワイパー等:X11・クロームシルバー座席:H73・ダークグリーン
<クラウン使用塗料>ボディ:GX2・ウィノーブラックバンパー、グリル、ホイール:SM206・スーパークロームシルバー2座席:H42・ブルーグレーダッシュボード:H5・ブルードアトリム:H47・レッドブラウン

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