2020年11月1日(日)11時0分岡山県津山市 JR津山駅初日はスタート地点の博多駅から新幹線で40分足らずの新山口までしか移動できなかった黒鉄重工とZBS。2日目の第1投となる6投目では岡山県のJR津山駅まで移動する大躍進を成し遂げた。しかし津山は山陰地方に片足を突っ込んでいる状態であり次に引く目次第では波乱の幕開けとなるだろう。それでは7投目のオーダーを見てみよう。
関西圏入り 姫路鳥取の西の方 米子鳥取の東の方 鳥取1日ぶり2度目 広島四国の右下の方 徳島四国の左上の方 今治ゴールへ向かうのは姫路だけ、比較的距離は近いながら山陰と四国で過半数を占める攻めのオーダー。四国なんてのはハマるとドツボですからね。たぶんそろそろお呼びがかかると思うんだ。
3!!
3.鳥取の東の方 鳥取乗車時間3時間16分、乗車距離111.2km。津山駅12時16分発姫新線佐用行に乗車し、終点佐用駅で13時32分発の智頭急行普通智頭行に乗り換え智頭駅まで。智頭駅からは15時1分発特急「スーパーいなば」に乗り、鳥取駅には15時32分に到着する。距離は大したこと無いが乗り継ぎが微妙に悪いために3時間超えのロングランになる。本当は事前に乗り継ぎ計画を練ってから挑む線区なのに考え無しで突っ込むとこうなる。世界よこれが中国ローカル線だ。(グーグルマップ上では違う経路が表示される場合があります)
若き日の洋学者、箕作阮甫(25・独身)の銅像。「みつくり げんぽ」という読みで、うーんこれは読めない・・・。ちなみにお気づきの方もいらっしゃると存じますが、昨日から駅に降りてからというものの駅前の銅像ばかり写真に収めています。中国地方は偉人の駅前銅像が豊富です!
ちなみに鳥取に行くには因美線経由の方が少し早く着くんですが、なんだか面白そうという理由で智頭急行経由に。どこでもドアきっぷは智頭急行にも乗れますしね。そうすると少し時間が余るので、どうせなら観光させろと近くにある「津山まなびの鉄道館」という鉄道博物館へ。旧津山機関区の跡地を転用したところで、転車台と扇形車庫とそこに保存してある13台の鉄道車両が目玉。行ってみたかったところなので今回の数少ない楽しみでした。まあそれなりに楽しめました。鉄道車両の観察がもっと仔細にできるとなお良いんですけどねぇ・・・。博物館の中身は今回の場合脱線してしまうので割愛。
津山運転区も博物館から見えます。中国ローカル線の星、キハ120形です。
あとはキハ40・・・。
津山駅へ戻ってきました。
姫新線佐用行のキハ120形に乗ります。見かける機会も増えてきた更新車でした。更新前の座席はふにゃふにゃでしたけど更新してからは適度な硬さが私の好みです。JR東みたいにただ硬いだけじゃないのがポイント。
姫新線は全線区含めて乗るのはこれが初めてです。最初に乗るのは姫路口だろうなと思っていたのでこれは予想外。ドローカル線なので名物の必殺徐行25km/h制限はここにもいます。
佐用駅に着きました。姫路方面へ向かう播磨新宮行はこれが着く8分前に発車しました。俗に言うクソ接続です。次は80分後です。どうして・・・。
智頭急行の列車も20分の接続待ちがあるので駅の外へ。これが佐用駅の駅舎。この建屋は世を忍ぶ仮の姿で、本体は地下にあります。駅を管理しているのも実は智頭急行だし。
銅像シリーズ。佐用でめぼしい偉人は輩出されなかったらしく、少女が竿を持っている銅像が建っていました。
佐用町町役場にご挨拶。日曜日なので休みですけど。佐用町の読みは「さよう」ですが佐用駅は「さよ」で食い違っています。歴史的には「さよ」ですが町制を敷いた際に「さよう」の読みに変えたそうな。なんでや。
時間になりましたんでホームへ戻ります。今も書きましたが駅舎の本体は地下にあります。この時に見た智頭急行の時刻表に書かれていたある注釈に我々はこの後起こる事態に対してなんだか微妙な気持ちになるのだった。
ホームの端で列車を待っていると置いてかれそうなのでこの辺りから。って、あれは・・・。
すげーの来たな。智頭急行の一般型気動車HOT3500形のイベント対応車HOT3521号「あまつぼし」です。レアなやつです。ちなみにロングシート。
途中の平福駅で反対方向のHOT7000形特急「スーパーはくと」8号とすれ違い。かっこいいですな。せっかくだから一度くらい気動車特急に乗りたい。これに乗せろ。
人名をそのまま駅名にした宮本武蔵駅。センスとしてはジョン・F・ケネディ国際空港に近いです。
次の停車駅は恋山形駅。ここではなんと停車時間が通常1分間のところ25分も取られています!・・・土休日のこの列車は恋山形駅にバカ停するダイヤが組まれているのです。佐用駅の時刻表を見て微妙なお気持ちになったのはこれが書かれていたからなのだ。別に新幹線の静岡駅みたいに特急を何本も退避するわけじゃないです。バカ停する目的はこの恋山形駅なのです。
HOT3500形は富士重工(SUBARU)のLE-DCの高性能版みたいなやつです。車体なんかはLE-DCの系譜を感じさせるものですが、前照灯がおでこにあるので印象はかなり違います。個人的に結構好きな面構えなんですよ、これ。閑話休題。
バカ停する恋山形駅は何かすごいのかって話ですが、まあこういうことです。駅名に恋と付いているので前身ピンク色に塗って恋人の聖地にしてしまおう、という目論見です。でも駅名の恋の由来は、「人よ来い」に掛けたダジャレでつけただけで歴史的になにかあるわけじゃないことを知ってしまっていると、ありがたみ少し薄れてしまうが・・・。
もう塗れるものは徹底的にすべてピンク色に塗られていて、ハートもおびただしい数が描かれているので、そりゃもう圧がすごいです。あまつぼし号も派手派手な色なので案外この駅と調和してしまっています。なお乗客は我々2人だけ。3枚上の写真に家族連れが写っていますがあれは自動車でやってきた人達です。恋をしない2人には今後に活かせない25分間が過ぎます。他にも見どころがありますが、それは別の機会にして先に進みましょう。
列車の発車数分前に、横チン気動車として私に親しまれるキハ187系特急「スーパーいなば」6号と列車交換。バカ停しない通常ダイヤの場合、智頭駅で交換することになります。
智頭駅に到着。智頭急行とJR西日本のホームは離れているので手早く移動。ホームに降りると智頭止まりのキハ40がやってきました。
智頭からはキハ187系特急「スーパーいなば」7号鳥取行に乗ります。今回初めての在来線特急です。キハ187系は見た目は平面顔で警戒色が英国面で連結器は横チンで締まらないでアレですが、乗るとすごいやつなんです。特に山陰線。まだの人は乗ってみてください。
鳥取駅に着きました。鳥取県来るの久々だな。ここまで意外と見どころ多かったのでただの旅行記になってしまいました。全くお笑いだ。ZBSが読んだら、奴も笑うでしょう。というところで今日はここまで。
第6夜へ→
関西圏入り 姫路鳥取の西の方 米子鳥取の東の方 鳥取1日ぶり2度目 広島四国の右下の方 徳島四国の左上の方 今治ゴールへ向かうのは姫路だけ、比較的距離は近いながら山陰と四国で過半数を占める攻めのオーダー。四国なんてのはハマるとドツボですからね。たぶんそろそろお呼びがかかると思うんだ。
3!!
3.鳥取の東の方 鳥取乗車時間3時間16分、乗車距離111.2km。津山駅12時16分発姫新線佐用行に乗車し、終点佐用駅で13時32分発の智頭急行普通智頭行に乗り換え智頭駅まで。智頭駅からは15時1分発特急「スーパーいなば」に乗り、鳥取駅には15時32分に到着する。距離は大したこと無いが乗り継ぎが微妙に悪いために3時間超えのロングランになる。本当は事前に乗り継ぎ計画を練ってから挑む線区なのに考え無しで突っ込むとこうなる。世界よこれが中国ローカル線だ。(グーグルマップ上では違う経路が表示される場合があります)
若き日の洋学者、箕作阮甫(25・独身)の銅像。「みつくり げんぽ」という読みで、うーんこれは読めない・・・。ちなみにお気づきの方もいらっしゃると存じますが、昨日から駅に降りてからというものの駅前の銅像ばかり写真に収めています。中国地方は偉人の駅前銅像が豊富です!
ちなみに鳥取に行くには因美線経由の方が少し早く着くんですが、なんだか面白そうという理由で智頭急行経由に。どこでもドアきっぷは智頭急行にも乗れますしね。そうすると少し時間が余るので、どうせなら観光させろと近くにある「津山まなびの鉄道館」という鉄道博物館へ。旧津山機関区の跡地を転用したところで、転車台と扇形車庫とそこに保存してある13台の鉄道車両が目玉。行ってみたかったところなので今回の数少ない楽しみでした。まあそれなりに楽しめました。鉄道車両の観察がもっと仔細にできるとなお良いんですけどねぇ・・・。博物館の中身は今回の場合脱線してしまうので割愛。
津山運転区も博物館から見えます。中国ローカル線の星、キハ120形です。
あとはキハ40・・・。
津山駅へ戻ってきました。
姫新線佐用行のキハ120形に乗ります。見かける機会も増えてきた更新車でした。更新前の座席はふにゃふにゃでしたけど更新してからは適度な硬さが私の好みです。JR東みたいにただ硬いだけじゃないのがポイント。
姫新線は全線区含めて乗るのはこれが初めてです。最初に乗るのは姫路口だろうなと思っていたのでこれは予想外。ドローカル線なので名物の必殺徐行25km/h制限はここにもいます。
佐用駅に着きました。姫路方面へ向かう播磨新宮行はこれが着く8分前に発車しました。俗に言うクソ接続です。次は80分後です。どうして・・・。
智頭急行の列車も20分の接続待ちがあるので駅の外へ。これが佐用駅の駅舎。この建屋は世を忍ぶ仮の姿で、本体は地下にあります。駅を管理しているのも実は智頭急行だし。
銅像シリーズ。佐用でめぼしい偉人は輩出されなかったらしく、少女が竿を持っている銅像が建っていました。
佐用町町役場にご挨拶。日曜日なので休みですけど。佐用町の読みは「さよう」ですが佐用駅は「さよ」で食い違っています。歴史的には「さよ」ですが町制を敷いた際に「さよう」の読みに変えたそうな。なんでや。
時間になりましたんでホームへ戻ります。今も書きましたが駅舎の本体は地下にあります。この時に見た智頭急行の時刻表に書かれていたある注釈に我々はこの後起こる事態に対してなんだか微妙な気持ちになるのだった。
ホームの端で列車を待っていると置いてかれそうなのでこの辺りから。って、あれは・・・。
すげーの来たな。智頭急行の一般型気動車HOT3500形のイベント対応車HOT3521号「あまつぼし」です。レアなやつです。ちなみにロングシート。
途中の平福駅で反対方向のHOT7000形特急「スーパーはくと」8号とすれ違い。かっこいいですな。せっかくだから一度くらい気動車特急に乗りたい。これに乗せろ。
人名をそのまま駅名にした宮本武蔵駅。センスとしてはジョン・F・ケネディ国際空港に近いです。
次の停車駅は恋山形駅。ここではなんと停車時間が通常1分間のところ25分も取られています!・・・土休日のこの列車は恋山形駅にバカ停するダイヤが組まれているのです。佐用駅の時刻表を見て微妙なお気持ちになったのはこれが書かれていたからなのだ。別に新幹線の静岡駅みたいに特急を何本も退避するわけじゃないです。バカ停する目的はこの恋山形駅なのです。
HOT3500形は富士重工(SUBARU)のLE-DCの高性能版みたいなやつです。車体なんかはLE-DCの系譜を感じさせるものですが、前照灯がおでこにあるので印象はかなり違います。個人的に結構好きな面構えなんですよ、これ。閑話休題。
バカ停する恋山形駅は何かすごいのかって話ですが、まあこういうことです。駅名に恋と付いているので前身ピンク色に塗って恋人の聖地にしてしまおう、という目論見です。でも駅名の恋の由来は、「人よ来い」に掛けたダジャレでつけただけで歴史的になにかあるわけじゃないことを知ってしまっていると、ありがたみ少し薄れてしまうが・・・。
もう塗れるものは徹底的にすべてピンク色に塗られていて、ハートもおびただしい数が描かれているので、そりゃもう圧がすごいです。あまつぼし号も派手派手な色なので案外この駅と調和してしまっています。なお乗客は我々2人だけ。3枚上の写真に家族連れが写っていますがあれは自動車でやってきた人達です。恋をしない2人には今後に活かせない25分間が過ぎます。他にも見どころがありますが、それは別の機会にして先に進みましょう。
列車の発車数分前に、横チン気動車として私に親しまれるキハ187系特急「スーパーいなば」6号と列車交換。バカ停しない通常ダイヤの場合、智頭駅で交換することになります。
智頭駅に到着。智頭急行とJR西日本のホームは離れているので手早く移動。ホームに降りると智頭止まりのキハ40がやってきました。
智頭からはキハ187系特急「スーパーいなば」7号鳥取行に乗ります。今回初めての在来線特急です。キハ187系は見た目は平面顔で警戒色が英国面で連結器は横チンで締まらないでアレですが、乗るとすごいやつなんです。特に山陰線。まだの人は乗ってみてください。
鳥取駅に着きました。鳥取県来るの久々だな。ここまで意外と見どころ多かったのでただの旅行記になってしまいました。全くお笑いだ。ZBSが読んだら、奴も笑うでしょう。というところで今日はここまで。
第6夜へ→