キット:エルエス 日本陸軍特殊防空戦闘機キ109仕 様:日本陸軍飛行第107戦隊第2中隊機[製作記はこちら]
今はマイクロエースが引き継いで発売している旧エルエス時代に発売していた三菱キ109を作りました。1960年代に作られた金型を使った製品なのでとても古い成形品です。しかし当時としては先進的だったと思われる凹リベット彫刻が魅力的なキットです。また、エルエス時代の製品なので金型に痛みがなく、マイクロエース時代の製品でよく言われるバリも無いので作りやすかったです。
キ109は、四式重爆撃機「飛龍」を改造して開発した防空戦闘機、つまり迎撃機です。最大の特徴は機首の爆撃手が座る部分を潰してそこに75mm高射砲を搭載したことです。これで日本へ飛来するアメリカ陸軍のB-29爆撃機を撃墜することを目的としました。しかしキ109では高高度性能が不足していて、B-29の飛行する高度まで到達できないことから迎撃機としては活用されることはありませんでした。そこで日本本土へ上陸する陸上戦力を攻撃する対地攻撃機に活路を見出すべく、本土決戦に備えて温存されました。ですがこれも結局本土決戦の前に日本が降伏したのでキ109もそのまま終戦を迎えました。
胴体は改造箇所が多く、胴体上部と左右の機銃座は撤去されてそこの窓は埋められています。そのおかげかいくぶんか細身な印象を与えています。
尾翼に描かれている赤い矢印が、第2中隊機であることを表しています。白矢印だと第1中隊、黃矢印だと第3中隊です。
実戦投入皆無の試作機ということで汚し塗装はほぼ無しです。
裏側。全身に彫られたリベット彫刻に注目!
機首の75mm砲。
元々爆撃手用の窓があった機首は専用の物に取り替えられています。原型機よりも細身な印象を与えますね。
第2中隊機を表す赤矢印。機体番号等は書かれていなかったみたいです。制式採用機ではなかったから?キ109という名前しか与えられていないあたり、五式戦よりも慌てていたというか余裕がなかったんだろうな、という。
以上、キ109でした。
今はマイクロエースが引き継いで発売している旧エルエス時代に発売していた三菱キ109を作りました。1960年代に作られた金型を使った製品なのでとても古い成形品です。しかし当時としては先進的だったと思われる凹リベット彫刻が魅力的なキットです。また、エルエス時代の製品なので金型に痛みがなく、マイクロエース時代の製品でよく言われるバリも無いので作りやすかったです。
キ109は、四式重爆撃機「飛龍」を改造して開発した防空戦闘機、つまり迎撃機です。最大の特徴は機首の爆撃手が座る部分を潰してそこに75mm高射砲を搭載したことです。これで日本へ飛来するアメリカ陸軍のB-29爆撃機を撃墜することを目的としました。しかしキ109では高高度性能が不足していて、B-29の飛行する高度まで到達できないことから迎撃機としては活用されることはありませんでした。そこで日本本土へ上陸する陸上戦力を攻撃する対地攻撃機に活路を見出すべく、本土決戦に備えて温存されました。ですがこれも結局本土決戦の前に日本が降伏したのでキ109もそのまま終戦を迎えました。
胴体は改造箇所が多く、胴体上部と左右の機銃座は撤去されてそこの窓は埋められています。そのおかげかいくぶんか細身な印象を与えています。
尾翼に描かれている赤い矢印が、第2中隊機であることを表しています。白矢印だと第1中隊、黃矢印だと第3中隊です。
実戦投入皆無の試作機ということで汚し塗装はほぼ無しです。
裏側。全身に彫られたリベット彫刻に注目!
機首の75mm砲。
元々爆撃手用の窓があった機首は専用の物に取り替えられています。原型機よりも細身な印象を与えますね。
第2中隊機を表す赤矢印。機体番号等は書かれていなかったみたいです。制式採用機ではなかったから?キ109という名前しか与えられていないあたり、五式戦よりも慌てていたというか余裕がなかったんだろうな、という。
以上、キ109でした。