旧大社駅のまさに駅前にあるそば屋「大梶」でお昼ご飯にすることにしました。
観光客よりも地元の人たちが多く利用していそうなお店でした。あからさまな観光客向けのお店よりもこういう方が好きなのでよかったです。
出雲といえば出雲そば、その中でも有名なのがこの「割り子そば」です。小さい器にそばが三段重なっていて、器に直接つゆを「の」の字に回してかけるのが特徴です。
そば自体もそばの実を皮ごと挽くので色が濃くて香りが強いです。
今回食べたのは三色割り子そばで、そばの上に卵、大根おろし、とろろの3つの薬味が乗っています。
一度に3つの味が楽しめてよかったです。そばもおいしかったですよ。
第19走者:一畑電車大社線(2100系) 出雲大社前14:11→川跡14:22
そばを食べ終えたら出雲大社駅に戻って出雲大社を後にします。店の外に出たら雪がちらついているとは・・・。
大社線の車両はピストン運用に徹するようで、帰りの電車も京王カラーの2100系でした。
川跡駅で北松江線に乗り換えます。旧一畑カラーの2100系が来たということは・・・。
またこの3つが並びました!今度はばっちりと撮れましたよっ。
後で気づきましたが、北松江線は3編成の電車で運行されているので2時間おきにこの光景が繰り広げられるんですね。リバイバル編成が3つとも運用に入っていればこれを見るのはさほど難しい話ではないです。
先ほどと違ってゆっくり乗り換えることが出来たので落ち着いて撮影が出来ました。
第20走者:一畑電車北松江線(2100系) 川跡14:24→松江しんじ湖温泉15:12
旧一畑カラーの2100系に乗り換えて松江しんじ湖温泉方面へ。
次第に車両基地のある温州平田駅が見えてきました。一畑カラーの3000系が寝ていますね。
雲州平田を過ぎると一畑口駅に着きました。この先は一畑駅に続いていましたが戦争中に休止となりそのまま廃線になりました。
松江しんじ湖温泉方面の線路も一畑駅へ向けて延びていたので一畑口駅はスイッチバック構造になっています。
一畑口駅を過ぎると宍道湖が見えてきました。思っていたよりも大きい湖ですね。
ただ天気が悪いので感動は半減・・・。
一気に終点の松江しんじ湖温泉まで乗り通しました。
ホームで2100系をちゃんと撮影しておきました。
松江では特に何を見るわけでもなくただボーっとしようと思っていたのですが、松江城があるのを思い出したのでそこへ向かうことに。
ちょっと離れていますが歩いていけない距離ではありません。ただし時間が40分しかないので急ぎ足で向かいます。
お堀の中を進んでいくと「興雲閣」という洋風建築の前を通りかかりました。明治天皇の行幸の際の宿泊先として建てられましたが、日露戦争の影響で実現しませんでした。
時間が無かったので前を通り過ぎただけ。
やっと天守閣の入り口に到着。まさか小山の上にあるとは知らなかったので想定外のタイムロスと疲労です。
決して大きくはないものの、どっしりと落ち着いた印象を与える天守閣です。1611年に完成した松江城ですが、現在までそれが残っている現存天守の一つです。山陰地方では唯一の現存例だとか。
そんな松江城ですが、やはり時間に追われて天守閣の周りを一周しただけで撤退。もったいない・・・。
自分が見学した時は人がほとんどいませんでしたが、帰り際にツアー観光客とすれ違いました。いやぁタイミングが良かったです。
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