金子みすゞ記念館を見学してみることにします。
金子みすゞは、「みんな違ってみんないい」でおなじみ(?)の大正時代末期の詩人です。
20代に鮮烈なデビューを果たしましたが、夫から詩作を禁じられ、病気に離婚、娘も取られるなど苦しい日々が続き、26歳の若さで服毒自殺をしてこの世を去りました。
そういう理由で彼女が創作活動をしていた期間が数年と短かったため、割と最近までその存在は幻とされていたようです。
中に入ってみると、昔の書物や文房具が置いてあります。これは、みすゞが生活をした「金子文英堂」を再現したものです。
店の奥は一般家庭の家を再現しています。大正期の建築ということになりますね。
階段を上って2階へ。ここはみすゞの部屋になっています。
隣接する記念館の本館へ。仙崎駅でも見た絵が飾られていました。
これは12万枚の笑顔の写真を貼り付けて作ったモザイク画でここに飾られているのは1/150スケールですが本物は縦31メートル横42メートルで世界最大。ギネスにも登録されています。
よく見ると点のひとつひとつに人の顔が・・・。
記念館を後にしたらお昼を食べることにして、向かいにある「錦町商店」に入ってみました。
海鮮丼定食〜。
乗っているのは仙崎港で揚がったかんぱち、くろや、いかです。新鮮で刺身の量も多く、満足でした。
仙崎駅まで戻ってきました。列車の発車まであと少しだったのでちょっと慌てていきました。
中に入ると改札口から次に乗る列車がすでに見えていました。
幡生の匠の技を感じさせる魔改造された窓。あれですね。
山陰本線「みすゞ潮騒」(キハ40系) 仙崎12:47→下関14:56
観光列車「みすゞ潮騒」に乗って、山陰本線走破ラストスパート!
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