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盛岡→東京 サイコロの旅2 第三夜

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〈前回のあらすじ〉
盛岡から東京までの行程をサイコロ一つに委ねて決めるサイコロの旅2。途中、久慈から振ったサイコロの選択肢は岩手県最南端の一ノ関。
このまま岩手県脱出なるかと期待が膨らむ中、振ったサイコロの出した選択肢は、無情にもスタート地点である盛岡だった。
初日を完全に無駄にした2人は、失意の中で初日と全く同じ場所で2日目を迎えるのであった。



3月15日、午前5時。もはやデジャブどころの話ではない3度目の盛岡駅。4度目は勘弁していただきたいところ。
ちなみに、前日泊まったネカフェは化学臭(アメリカンドックを腐らせたようなにおい)がひどい店で、喫煙室の方がまだましというレベルでした。もう2度と泊まらないと思いつつも、盛岡にはほかにネカフェが無いので困ったところです。



〈第5の選択〉
1.正攻法で              一ノ関
2.三陸で寄り道            釜石
3.悪い子はいねぇか         秋田
4.ここ行ったら鶏めし食べるんだ 大館
5.もうヤケだ              青森
6.無限ループって怖くね?     八戸

とりあえず八戸以外なら何でもいいような気がしたので、前日と同じで南下枠はひとつだけ。
さて、無限ループに突入してしまうのか?



4!!



4.ここ行ったら鶏めし食べるんだ 大館
乗車時間2時間49分、乗車距離128.2km。
盛岡駅5:41発の花輪線大館行きに乗車しし、列車一本で大館駅へ。
どうにか無限ループという最悪の事態を避け、まずは岩手県を脱出するのであった。



いわて銀河鉄道のホームから花輪線直通列車に乗ります。
盛岡駅で乗り換えるときにJRの列車なのに一旦改札を出ないといけないのは不便そうですねぇ。



平面な地形ながらスイッチバック駅である十和田南駅。色々あってこうなったみたいです。



盛岡や三陸の海岸辺りはすでに雪が無かったですが、内陸の方はまだ残っていますね。



3時間近く乗車して大館駅に到着。ちょうど寝台特急「あけぼの」が入線してきました。
牽引するEF81-139は双頭連結器を装備した通称「死神」でした。青森機の特徴であるひさしも合わさって厳ついですね。



というわけで秋田県大館に到着。すぐに次の目を振ります。



〈第6の選択〉
1.秋田を南下     秋田
2.もっと南へ      羽後本荘
3.なぞの寄り道    男鹿
4.内陸線で行く    角館 
5.スタンプを押そう  弘前
6.ついに夢の北海道 函館

盛岡の選択肢を外しましたが、吉と出るか凶と出るか。



3!!



3.なぞの寄り道 男鹿
乗車時間2時間59分、乗車距離117.8km。
10:00発の奥羽本線秋田行きの乗車し、途中の追分で12:28発の男鹿線男鹿行きに乗り換え終点男鹿駅を目指す。
横道に逸れてしまうものの、どうにか南下をすることに成功した。



秋田といえば秋田犬ですね。コレの前で振ることも考えましたが、昨日のような展開になると思うととてもできませんでした。



大館といえば鶏めしですね。昨日のうに弁当といい、食事に関してはいい水準です。



1時間以上待ったのち、10:00発の秋田行きに乗車。そろそろ701系も飽きてきましたわね。



隣の下川沿でE7751系特急「つがる」と交換。



「井川さくら」駅。人名みたいな駅名です。
人名っぽい駅といえば安中榛名や吉川南美が思い浮かびますが、この2つが地名っぽい文字が入っているのに対して、井川さくら駅はほぼド直球で人名な点が特筆されます。
実際に人名と勘違いしそうな駅名ランキングで一位だったことがあるようです。



1時間ぐらいの乗車で追分駅に到着。50分くらい待たされるので辺りをぶらぶら。



駅前には「Weロード」なる自由通路が。東西(West・East)を結ぶ自由通路という意味と地元民(私たち)の自由通路という意味の2つをかけた、いかにも田舎っぽいダジャレを効かせたセンスの自由通路です。



このWeロードを通って、女潟という農業用水地らしきところへ。
ちょっとは有名な場所だと思っていましたが、そんなことは全然なかったようです。自分の実家の近くにある小さな山くらい有名じゃないです。
何の感動もなかったです。なんでこんなところに連れてきたんだバカ野郎とはウナギさんの私に対する罵倒。いやほんとすみませんwww



駅に戻ってくるとEF81の貨物が通過していきました。いずれは貴重な光景になるので別にいいのですが、EF510の貨物も見てみたいです。



では、男鹿線に乗って終点まで。男鹿線に乗るのは初めてです。



第7投を考えている間に終点に到着。



きれいな駅舎ですね。



なまはげの里だけあって、駅前にはなまはげ像が。


【カブ・東日本 なまはげオープニングの撮影風景】

なまはげといえばこれですねw
どうでしょうを思い出します。



そんなわけで男鹿での第7投を。


第四夜へ→

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