SLキューロク館の見学をした後は、線路の反対側に以前から保存してある車両を見に行くことに。
まず現れたのがキハ20系。これも真岡線を走行していた実績があるそうです。ちょっと保存状態が悪いのが残念。
DE10。これも色あせていたりナンバープレートが欠けていたりしています。
その他黒貨車。
キューロク館の陰に隠れてちょっと忘れられている感じがしますが、そのうち再整備されることを期待しています。
モオカ14形に乗って終点の茂木駅に行きます。
駅舎はこんな感じ。
しばらくすると、「SLもおか号」がホームに入ってきました。
もおか号に使われている客車は50系で、貴重な原型を保っている車両です。原型なのでセミクロスシートでデッキの扉も幅広です。結構通勤に対応した仕様なんですね。
サボ。
先頭はC12-66。大井川鉄道の164号機が動かない今、C12唯一の動態保存機です。
茂木駅を出てすぐ、道の駅もてぎの横を通り過ぎます。線路脇には大勢の人たちが手を振っていました。驚くほどすごい人数です。
周りには柵もないので、撮影するにもよさそうです。
SL列車というと20〜30km/hほどの速さでのんびり行くものですが、これはそれよりも速いスピードを出していて新鮮でした。ある意味、現役時のSL本来の走りを見せていると言えます。
真岡駅で少しの間停車。真岡駅の駅舎と絡めて。
編成写真。C12は光沢が出ていてきれいな状態です。
SLの横では撮影会が開催。反対側のホームだと割と平和。
客車単体で。塗装は旧型客車風のぶどう色と赤帯。50系本来の塗装は赤一色ですが、さすがに合わないと思うのでこれが正解だと思います。
終点の下館駅に到着。下館からはDE10によって回送されるので、それを撮影に行きました。
50系の牽引機としてはDE10はぴったりでして、こちらの方が正当な編成とも言えますね。
これで2日間にわたるSL乗車も終わり。思い返せば、大井川鉄道以外のSLに乗ったのは初めてでした。同じSL列車でも色々違いがあるもので、新鮮でした。
2日間お付き合いいただいた琥龍さんありがとうございました。