ゴンドラの終点、Firstに着きましたが、周りは雪に覆われています。
途中で降りたBortよりも積雪量は多く、ベンチとテーブルに積もった雪の量はこの通り。20cmくらいでしょうか。
そこに、ロータリー除雪機を持ったおっちゃんが登場!雪をどんどん払っていき、道を作っていきます。かっけー!
除雪機の威力はすごく、これでだいぶ歩きやすくなりました。あの除雪機動かしたい。
ここからグリンデルワルトまでトレッキングするつもりだったのですが、この天気では難しいです。慣れないことはするもんじゃありません。
晴れているとこのような景色が見られます(適当)
なお、雪が1?積もっただけではしゃぐ静岡人の血が入っている私なので、雪だるまを作って遊んでいました。雪だるまを作るのがわしの夢じゃった。
今までも雪だるまを作れるところはあったのですが、3000m級の山の頂上ということと人も多いということでおいそれと作れるような状況ではなかったのですが、ここなら標高2168mと比較的暖かいですし人もいないので・・・ということで作っていました。
すると、同じ日本から来たという別の家族の子ども(幼女2人)が参戦し、最初は普通の雪だるまだったものがなんか別のものに。最終的には幼女に破壊されました。ああ無情。
ちなみに、奥の集団はこれからトレッキングに行くそう。プロだぁ・・・。
Firstのレストランでお昼です。チーズフォンデュを食べました。おいしかったですが、パンと芋だけというのはさすがに飽きてきます。
飲み物は安定のコーラ。
お昼の後はグリンデルワルトに戻りました。この先はどうするか決めていなかったので、じゃあまだ乗っていないシーニゲ・プラッテ鉄道に行こう提案したところ承認されました。
これで、BOB、WAB、JB、BLM、SPBとここ一体の鉄道は全路線完乗という快挙を達成することに。これじゃあ本当に乗り鉄じゃないか。
SPBの乗換駅であるヴィルダースビル(Wilderswil)駅に行くためにBOBに乗ります。
ところで最近気が付いたのですが、このABeh4/4?形のヘッドライトって、ライトの基部にそれより一回り大きい台座が付いているじゃないですか?
まるで広島の115系のチクビームみたいだな・・・ハッ!
っと思って写真を探してみたらマジでチクビームでした本当にありがとうございました。
旅行から1年経って判明した事実・・・!でも115系のチクビームよりも原型のライトが小さいので、115系よりも違和感がないです・・・というか今まで気づかなかったのですから、かなり自然に見える良改造なのだと思います。
BDt402。クハニですな。
Abt422。マッターホルン・ゴッタルド鉄道のABDeh4/8にも似た流行りの部分低床車で、恐らくBOBで最新の車両だと思います。
これの特徴は、動力を持たず、なおかつ運転台が片側(インターラーケン側)だけにしかないということです。動力はABeh4/4で足りていて、その動力車は決まって先頭に付くので、運転台も片側だけでいいという考えなのでしょう。
また、このABt422は3両編成になっていますが、この3両で1両編成みたいな捉え方をしているようです。1等車を表すAが形式名に入っていますが、先頭車にそれは無く奥の3両目にそれがあるのが証拠です。車輪が片側にしかなく、普通の客車のように1両単位で切り離すことが出来ない部分低床車故の措置でしょう。
ヴィルダースビル駅に着きました。SPBに乗り換えることとします。
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