オステルリッツ駅の地上ホームから移動して地下に降ります。
乗るのはRERのC線に乗ります。RERはパリとその郊外を結ぶ鉄道網のことで、大都市では地下区間を走り郊外では地上に出て走るという、東京の地下鉄とその直通先の私鉄路線と似たような感じです。
この電車はZ22500型。2階建ての電車です。
乗るのはこのZ5600型。同じく2階建ての電車です。ボロいというか汚い・・・。
電車の中は天井絵をイメージたかのような画が描かれています。薄暗い車内のせいか不気味に見えます。
日本語でもなんか書かれています。
そう、これから行くのはヴェルサイユ宮殿です。
あとは、アコーディオンを演奏しながら歩いてくるおっさんが現れました。
演奏しながら車内を歩いて行き乗客からチップをもらっていきます。SNCFがそんなサービスするとは思えず(別に馬鹿にしてるわけじゃないです)、いわゆるアレなんだろうなと思いながらガン無視。
ヴェルサイユ・リブ・ゴーシュ駅(Versailles Rive Gauche)に到着。2つの電車が並びます。
ここから少し歩いたところにヴェルサイユ宮殿があります。
ルイ14世の銅像。ヴェルサイユ宮殿を建造させた人物です。
宮殿の外観。広い。
沢山の人。
チケット購入には長蛇の列が・・・。
やっとこさ入場。
ヴェルサイユ宮殿は、ルイ14世が建造を命じ、1682年に竣工。政府機能と宮廷をパリのルーブルからこちらへ移しました。
最初に見たのは大きな礼拝堂。
1710年に完成したこの礼拝堂は、ゴシック建築とバロック様式が共存しているものです。
神聖な場所だという雰囲気を感じさせます。
宮殿外観の模型。
回廊に鎮座している石像群。一体一体がフランスの歴史に関係している人物なんでしょうね。
規程の礼拝堂の2階部分。王は基本的にこの2階からミサに出席していました。
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