3月に大学を卒業し、地元の静岡へと帰ってきました。
思うところがあって就職はせずに、今はある事をしようとアルバイトしてお金を貯めたりなんなりとしている感じです。年内には動き出します。
地元にも帰ってきたことですし、久しぶりに大井川鉄道に行くことにしました。3月21日〜30日までは「春の大鉄まつり」が開催されていたので、それに合わせて29日に行くことに。
たまたま、いぶき萃香501@琥龍さんとも会ったので一緒に行動することにしました。
ちなみに今年の大井川鉄道は、機関車トーマスを走らせることになっています。去年、一昨年の夏には蒸気機関車を真っ青に塗って「SLくん」というオリジナルキャラクターを走らせていましたが、今年はかの有名なトーマスに扮するということで結構期待されているようです。
大鉄の至るところにはトーマス列車の宣伝がされています。
乗ったのはおなじみ近鉄16000系。ですが、以前と異なる点が・・・。
ヘッドマークに掲示されているのが「金谷←→千頭」という行き先ではなく「普通」という種別表示に変わっていました。
先日のダイヤ改定において大鉄は普通列車の本数を約4割減らしましたが、それにより家山発着の便が設定されたために行き先ではなく種別表示に改めたそうです。ちなみに行き先は助士席側の窓から掲示しています(金谷〜新金谷便は掲示無し)。
行き先を表示していたダイヤ改定以前にも金谷〜新金谷の短距離列車があったのに、何を今更という感じはしますが・・・。
その16000系に乗って新金谷まで。
その後はSL急行の切符を確保しますが、3便とも満席。先のダイヤ改定の原因は赤字に寄るものですが、この盛況ぶりを見るとにわかには信じられませんね。
で、結局のところ、途中の家山まで乗る団体客がいる便に立ち席急行券で乗り、家山で団体客が降りて空いた席に座るという感じになりました。
個人的に気になったのですが、家山からは座れるという案内を大鉄は積極的には行っていないような感じでした。
家山で座席に座る乗客が入れ替われば、1本のSL急行でも急行券は2人分売れるわけですから、回転率が上がって収益を少しでも上げられるのに・・・と思いました。
切符を買った後は、1本めのSL急行を撮影すべく新金谷駅近くの踏切へ。牽引機はC10-8で客車は3両。
今年は寝台特急「さくら」のヘッドマークは掲出しないようです。この時期の風物詩だっただけにちょっと残念。
2便目のSL急行牽引機はC56-44。私達が乗る便です。
客車は最長の7両なので、最後尾に電気機関車の補機がつきます。機関車はE10-1で、ここ数年間運用を離脱していた機体です。
まさか廃車になるのではと気にしていましたが、無事に復帰出来て良かったです。
ちなみに台車は、廃車になった神戸電鉄の電気機関車700形のものを移植しているのだそうです。同機の特徴だった電磁軌条ブレーキは撤去されているようです。
あとは側面のルーバーが塞がれたことかしら。
島田市のスクールバス。ふそうのエアロミディですね(エアロミディMK?)。大鉄のダイヤ減便により下校時の電車が無くなることから、それを補うために運行を始めたとのこと。
色々思うことはありますが、ここでは割愛。
SL急行の発車時刻が近づいてきたのでホームへと上ります。何度乗ってもSLに乗るときのわくわくは消えませんね。
最初はデッキで立っていましたが、家山で客車2両分の団体客がどっと降りていったのでそこからは好きな席を選べる状態にまで空きました。
乗ったのはオハフ33-215。大鉄の旧型客車の中で唯一白熱灯を維持している車両で、(他は蛍光灯)マニアの人気が高いです。
私がこれに乗ったのは初めてです。というかオハ35系に乗ったのが初めてか相当久しぶりかもです。いつもオハ47に当たるもので・・・。
ちなみに他の車両は元清水港線所属の2両、トラスト所有の3両、他1両でした。
やはり大鉄のSL列車のアドバンテージはこの旧型客車ですね。これが一番SLの客車に合っていると思います。
終点の千頭駅に到着。
春の大鉄まつりの会場になっているので、構内を見て回っていきます。
さて、まずは気になっていたコイツ。
9600形・・・もとい伝説の英雄「ヒロ」。
ヒロはきかんしゃトーマスに登場する蒸気機関車で、日本のD51形がモデルになっています。
トーマスは私も小さい頃によく見ていましたがそれ以来ご無沙汰で、一方ヒロは2010年に公開された長編映画が初出ということでほぼ今回のことがきっかけで知りました。トーマスがいつの間にかCG制作になっていたのを知ったのも同じ頃・・・。
先述したトーマス列車企画の一環で、トーマスよりも先行して展示されることになりました。
ヒロのモデルはD51で、この機関車は9600形なのでタイプは違うのですが、テンダー機で動輪4つと大まかなスタイルは似ているので劇中の姿と比べて大きな違和感は無いです。
むしろ、ヒロに合ったボイラーまわりの外板を取り付けたり9600形には無い煙突前の給水加熱器や連結器横のバッファーを新しく設置したりと、ヒロを忠実に再現しようと改造にはかなり力を入れているように見えました。
後ろも抜かりなし。
正直、トーマス列車と言っても中途半端なモノに終わるのではないかという考えもありましたが、これを見てそれはすぐに消えました。
これなら本命のトーマスにも期待できます。ちなみにトーマスにはSLくんも務めたC11-227が担当します。
ヒロとC10の並び。同じ蒸気機関車ですがなんとも異色な取り合わせです。ヒロがソドー島から里帰りしたような感じですかね。
実際に見るとじわじわ来ますね。
西武の電気機関車E31も綱引き用として起動していました。ここ数年は完全に遊具扱いですね。
ちなみに他の2機は新金谷へ移動されていました。ヒロの邪魔になるからかと・・・。
井川線の列車もいたので撮影。
意外にも今まで機関車のDD20形を撮影したことがなかったのでここぞとばかりに撮ります。
そんなことよりも、奥の留置線にいたcシキ300を記録しておかなかったのが悔やまれます。
あとは、貴重な加藤製作所のディーゼル機関車DB8も撮影。これは転車台に乗っかっていました。
後編へ→
思うところがあって就職はせずに、今はある事をしようとアルバイトしてお金を貯めたりなんなりとしている感じです。年内には動き出します。
地元にも帰ってきたことですし、久しぶりに大井川鉄道に行くことにしました。3月21日〜30日までは「春の大鉄まつり」が開催されていたので、それに合わせて29日に行くことに。
たまたま、いぶき萃香501@琥龍さんとも会ったので一緒に行動することにしました。
ちなみに今年の大井川鉄道は、機関車トーマスを走らせることになっています。去年、一昨年の夏には蒸気機関車を真っ青に塗って「SLくん」というオリジナルキャラクターを走らせていましたが、今年はかの有名なトーマスに扮するということで結構期待されているようです。
大鉄の至るところにはトーマス列車の宣伝がされています。
乗ったのはおなじみ近鉄16000系。ですが、以前と異なる点が・・・。
ヘッドマークに掲示されているのが「金谷←→千頭」という行き先ではなく「普通」という種別表示に変わっていました。
先日のダイヤ改定において大鉄は普通列車の本数を約4割減らしましたが、それにより家山発着の便が設定されたために行き先ではなく種別表示に改めたそうです。ちなみに行き先は助士席側の窓から掲示しています(金谷〜新金谷便は掲示無し)。
行き先を表示していたダイヤ改定以前にも金谷〜新金谷の短距離列車があったのに、何を今更という感じはしますが・・・。
その16000系に乗って新金谷まで。
その後はSL急行の切符を確保しますが、3便とも満席。先のダイヤ改定の原因は赤字に寄るものですが、この盛況ぶりを見るとにわかには信じられませんね。
で、結局のところ、途中の家山まで乗る団体客がいる便に立ち席急行券で乗り、家山で団体客が降りて空いた席に座るという感じになりました。
個人的に気になったのですが、家山からは座れるという案内を大鉄は積極的には行っていないような感じでした。
家山で座席に座る乗客が入れ替われば、1本のSL急行でも急行券は2人分売れるわけですから、回転率が上がって収益を少しでも上げられるのに・・・と思いました。
切符を買った後は、1本めのSL急行を撮影すべく新金谷駅近くの踏切へ。牽引機はC10-8で客車は3両。
今年は寝台特急「さくら」のヘッドマークは掲出しないようです。この時期の風物詩だっただけにちょっと残念。
2便目のSL急行牽引機はC56-44。私達が乗る便です。
客車は最長の7両なので、最後尾に電気機関車の補機がつきます。機関車はE10-1で、ここ数年間運用を離脱していた機体です。
まさか廃車になるのではと気にしていましたが、無事に復帰出来て良かったです。
ちなみに台車は、廃車になった神戸電鉄の電気機関車700形のものを移植しているのだそうです。同機の特徴だった電磁軌条ブレーキは撤去されているようです。
あとは側面のルーバーが塞がれたことかしら。
島田市のスクールバス。ふそうのエアロミディですね(エアロミディMK?)。大鉄のダイヤ減便により下校時の電車が無くなることから、それを補うために運行を始めたとのこと。
色々思うことはありますが、ここでは割愛。
SL急行の発車時刻が近づいてきたのでホームへと上ります。何度乗ってもSLに乗るときのわくわくは消えませんね。
最初はデッキで立っていましたが、家山で客車2両分の団体客がどっと降りていったのでそこからは好きな席を選べる状態にまで空きました。
乗ったのはオハフ33-215。大鉄の旧型客車の中で唯一白熱灯を維持している車両で、(他は蛍光灯)マニアの人気が高いです。
私がこれに乗ったのは初めてです。というかオハ35系に乗ったのが初めてか相当久しぶりかもです。いつもオハ47に当たるもので・・・。
ちなみに他の車両は元清水港線所属の2両、トラスト所有の3両、他1両でした。
やはり大鉄のSL列車のアドバンテージはこの旧型客車ですね。これが一番SLの客車に合っていると思います。
終点の千頭駅に到着。
春の大鉄まつりの会場になっているので、構内を見て回っていきます。
さて、まずは気になっていたコイツ。
9600形・・・もとい伝説の英雄「ヒロ」。
ヒロはきかんしゃトーマスに登場する蒸気機関車で、日本のD51形がモデルになっています。
トーマスは私も小さい頃によく見ていましたがそれ以来ご無沙汰で、一方ヒロは2010年に公開された長編映画が初出ということでほぼ今回のことがきっかけで知りました。トーマスがいつの間にかCG制作になっていたのを知ったのも同じ頃・・・。
先述したトーマス列車企画の一環で、トーマスよりも先行して展示されることになりました。
ヒロのモデルはD51で、この機関車は9600形なのでタイプは違うのですが、テンダー機で動輪4つと大まかなスタイルは似ているので劇中の姿と比べて大きな違和感は無いです。
むしろ、ヒロに合ったボイラーまわりの外板を取り付けたり9600形には無い煙突前の給水加熱器や連結器横のバッファーを新しく設置したりと、ヒロを忠実に再現しようと改造にはかなり力を入れているように見えました。
後ろも抜かりなし。
正直、トーマス列車と言っても中途半端なモノに終わるのではないかという考えもありましたが、これを見てそれはすぐに消えました。
これなら本命のトーマスにも期待できます。ちなみにトーマスにはSLくんも務めたC11-227が担当します。
ヒロとC10の並び。同じ蒸気機関車ですがなんとも異色な取り合わせです。ヒロがソドー島から里帰りしたような感じですかね。
実際に見るとじわじわ来ますね。
西武の電気機関車E31も綱引き用として起動していました。ここ数年は完全に遊具扱いですね。
ちなみに他の2機は新金谷へ移動されていました。ヒロの邪魔になるからかと・・・。
井川線の列車もいたので撮影。
意外にも今まで機関車のDD20形を撮影したことがなかったのでここぞとばかりに撮ります。
そんなことよりも、奥の留置線にいたcシキ300を記録しておかなかったのが悔やまれます。
あとは、貴重な加藤製作所のディーゼル機関車DB8も撮影。これは転車台に乗っかっていました。
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