北陸本線が不発に終えた後は、お昼ごはんに。
富山に来たので大喜の富山ブラックラーメンにすることに。この店で食べるのは2回目となります(店舗は違いますが)。
うまいですが、やはりスープは飲み干せません。しょっぱいです。病気になりそうです。でもうまいです。
富山ブラックラーメンを食べたあとは、伏木にある貨物ヤードへ。
鉄道車両の修繕・保存をやっているところですね。何回か行ったことあります。
前回と比べて目につくのは、JR貨物で使われていたワム380000が大量に置かれていることでしょうね。これだけ見たらこのヤードとしての機能が死んでるとはにわかには信じられません。
このワム、ちゃんとした売り物で、1両40万円程度。お家の倉庫として最適です。実際、払い下げられた有蓋車が倉庫として使われている実績はたくさんありますし。
マイ鉄道車両としても手が届きそうな範囲ですね。
静岡鉄道モハ65。修復作業が進んでいる感じです。
他にも雑多な機関者類。また新しいのが増えてるなぁ。
機関車の他にワムがあるお陰で本当に現役の貨物ヤードのような雰囲気です。
さらに、伏木ヤードから近いところにある日本総合リサイクル社へ。鉄道車両の解体・リサイクルを専門とした会社だそうです。
当初は日本車両リサイクルという会社でしたが、愛知県の日本車輛から「名前が似ていて紛らわしい訴訟」となり、社名変更に至っています。
敷地内には、解体待ちの富山地方鉄道の14720形(?)と名古屋市営地下鉄東山線の5000形が。
その奥には三菱ふそうのエアロキングも。トラビスジャパンと西日本ジェイアールバスの車です。バスも解体対象なんですね。
更に奥にはなにやらアレな電車が置かれてますね・・・車を移動させて回りこんでみることに。
察しの通りJRの419系でした。例の食パン電車です。一度だけ乗りました。何だコイツと思いましたね。懐かしい。
引退後の419系はここで全て解体されたそうですが、なぜか1両だけ屋外で野ざらしにされたままです。情でも移って保存する気にでもなったのかしら(ただ、保存しているようには見えない)。
老朽化して朽ち果てるまでは放置して置いておくつもりのかもしれません。それともなにか解体の実験の最中なのか。
さて、富山県を脱し、石川県へ。金沢はスルーして、小松市へ。小松駅前に保存されている489系のボンネット先頭車を見に来ました。
489系ボンネットというと私ですと急行「能登」くらいしか馴染みがないのですが、それには乗れず(「能登」自体は普通の485系で後に乗車)。
むしろ、それよりも数段レアな特急「はくたか」の代打運用に入っている姿を見ました。アレは今振り返ってみてもラッキーだったと思いますね。
保存されているのはクハ489-501。横軽区間で機関車と連結する側の先頭車です。
正月明けからまださほど日が経っていないので門松が置かれていました。
車内見学もできますが冬季なので閉鎖してました。
前述の、極稀に代打で走っていた特急「はくたか」。
特急「かがやき」。現在は廃止されていますが北陸新幹線の列車名として見事に復活。
車輪も置かれていました。電車の車輪は珍しいですね。
485系グループは大量に製造されましたが、保存されているのは全国でも数カ所と意外と貴重なので行ってみては。個人的にはそろそろ電気釜タイプの車も保存して欲しいなーなんて。
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