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井川線の列車を撮り終えた一行。
いまさらトーマスを撮る気はなく、静岡市内へ戻ってさわやか行こうぜみたいなノリになっているのですが、もうひとつなんかないかということで知恵を巡らせます。
そして思い出したのが、寸又峡温泉にある千頭森林鉄道の保存車両。これを見に行くことにしましょう。午前は列車撮影、午後は保存車巡りといつぞやの北陸Pを連想させる行程です。
というわけで、今いる長島ダムから県道388号線を少し戻って県道77号線に合流、そのまま道なりに県道の終点である寸又峡温泉へと向かいます。
直線距離だとたいした距離ではないんですけど、N字形に蛇行していて25分ほどかかります。
まあ、ここは路線バスも運行されています(千頭〜寸又峡温泉)から、そんなひどい道ではないでしょう。HAHAHA!
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いやあ、ぜんぜんそんなことなかったね!
77号線に合流してすぐは2車線の規格の高い道路だったのですが、最初のヘアピンカーブを過ぎた辺りからこんな調子の道幅の道路が続きます。まあミニキャブ程度ならすいすい行けちゃうし、すれ違いもできるんですけど。
こんなところをバスが走ってるのか?バカか!?
短尺車が走るのがやっとでしょう、これ。エアロミディかレインボーか、はたまたジャーニーか・・・。ポンチョはいないはずだから。
そんなことよりも恐いのは、そのバスとすれ違うのではないかということ。バスが寸又峡を出発する時刻に近いのです。
もしもエアロスターだったらと思うととても正気ではいられません。バスが来る前に早く着かなきゃとミニキャブのスピードも自然と早くなっていきます。
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はい絶景!
こういう道ではカーブを曲がる時にカーブの先ではなくてひたすら車の正面の方向を見るんだ。そうするとあっという間に酔うから。
つか普通に乗ってても軽く酔う。
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トンネル、橋梁と2車線道路が続くからもうハイライトは終わりかなと思わせてまだ1車線が続くから困る。
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着きました。寸又峡温泉です。バスとはすれ違わずに済みました。危なかった・・・。
山の中にある秘境の温泉郷といった感じですね。一度はこういうところに泊まりに行きたいもの。
そして奥の方にいますね。
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千頭森林鉄道で使われていた列車の静態保存車たち。手前に自動車が停められていたので編成写真は撮れず。
機関車+客車+貨車という編成単位での保存です。意外とこういうスタイルでの保存は少ないです。たいていは機関車単体。当時の活躍を偲ぶには機関車だけでは足りず、やはり貨車や客車が欠かせませんね。
機関車は協三工業製のDB12(4.8t機)。機関部の構造が覗けるようになっていますが、いかんせん状態が悪いので荒廃感を助長しているように見えます。
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千頭森林鉄道は、千頭山国有林の木材を運ぶために建設された森林鉄道と呼ばれる鉄道です。元々は寸又川を筏を使って木材を輸送していたそうですがダム建設により不可能となったため、その補償として建設されたそうです。廃止は1968(昭和43)年です。
総延長はなんと52km。すごく長い鉄道だったんですねぇ。一級線の森林鉄道だったようで、客車も魔改造や流用ではなくちゃんとしたメーカー品を使用していたとのこと。
とてもかわいらしい客車です。
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車内も見学することができます。床が抜けるんじゃないかってくらいに荒廃していますが・・・。それでも屋根はあるので最悪の事態までには行っていません。
しっかり整備すればちゃんと光るものだと思うんですけど、まあお金が捻出できないのかなぁ・・・。
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一番後ろにあるのは、富士重工製のモノコック式運材台車。2台で1セットです。
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ちなみに、保存車の見学中にバスのエンジン音が聞こえてきたので振り返ってみれば、エアロスター(標準尺車)が平然と通り過ぎて行きましたね。しかも続行便出てたし。
いやいやおかしいでしょう。どうやって走るのさ。あんな狭い道のカーブどうやって曲がってるのさ。
逆に乗ってみたいですね・・・。今度来るときはバスで行ってみよう。
というわけで見聞を終えたところで帰ります。来た道を戻ります。途中にはこんな交通規制を促す閉塞区間もありますよ。
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さらに進むと土砂降りに遭いました。台風かゲリラ豪雨かよってくらいの雨量です。ツーリング組が道の途中で雨宿りするぐらいの雨量です。山の天気恐い。
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さて、我々は静岡市内へと戻るわけですが、行程はこの通り。
県道388号線を北上し、大井川鉄道井川線の終点井川駅まで進みます。
井川駅からは県道60号線に移り、南下。途中で60号線を逸れ、県道189号線経由で県道27号線(安倍街道)に合流。玉川地区、賎機地区を通って静岡市街へと至り最寄りのさわやかへと向かいます。
寸又峡温泉からの走行時間は約3時間。走行距離はだいたい80km強。ほとんどが山道の走行となります。
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とりあえず今回は井川線井川駅までを掲載しますね。
ほぼ井川線と並走しています。
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先ほどまでいた井川線長島ダム付近。大雨で視界が悪いです。
これはきっと本線の方も大雨だろうな・・・。結果的にトーマスを撮影していたら土砂降りに遭ってそれどころじゃなかったかも知れません。
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長島ダムは見て行きたかったのだけれど、この大雨では無理!また今度!無情にも通り過ぎます。
いずぞやの九頭竜ダムは雪だったからよかったんだけど、さすがに雨はね。無理だよね。
他にも奥大井湖上駅とかそこにある旧線跡とか魅力的なところは色々あったけれど全部通過。こんなところめったに来れないというのにおのれ大雨め。
ちなみに県道388号線の道路自体は2車線のちゃんとした道。すいすい進みます。
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ひらんだ〜接阻峡温泉では井川線の列車と並走。遠目から見るととてもかわいらしいですな。気がつけば雨も止んできています。
接岨峡温泉駅まではいい勝負を展開していたのですが、井川線はそこから閑蔵駅までの間、県道388号線と一旦離れ、尾盛駅を経由しながら大きく遠回りをします。
県道388号線は井川線に比べれば直線と言っていいほどの距離で閑蔵へ到達。この区間で井川線列車を大きく放します。
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閑蔵からは井川線の線路がすぐ隣に!
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そしてここからは狭隘な道路が続きます。暗いですね。もうライトはずっと点灯しっぱなしです。
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カーブをショートカットする新道を建設中。落ちたら死ぬ。
そしてまたもや土砂降り。
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わかりますかこの雨。こんな雨めったにふらないですよ(少なくとも市街地では。山では普通なのかもしれない
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チェックポイントである井川駅に着くも、急に現れたので気づくのが遅れて華麗にスルー。この土砂降りなので降りる気にもならず、そのまま引き返さずにスルー。また来ます。
そして井川ダムへ到達。あとは南下するだけです。
最終回へ→
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井川線の列車を撮り終えた一行。
いまさらトーマスを撮る気はなく、静岡市内へ戻ってさわやか行こうぜみたいなノリになっているのですが、もうひとつなんかないかということで知恵を巡らせます。
そして思い出したのが、寸又峡温泉にある千頭森林鉄道の保存車両。これを見に行くことにしましょう。午前は列車撮影、午後は保存車巡りといつぞやの北陸Pを連想させる行程です。
というわけで、今いる長島ダムから県道388号線を少し戻って県道77号線に合流、そのまま道なりに県道の終点である寸又峡温泉へと向かいます。
直線距離だとたいした距離ではないんですけど、N字形に蛇行していて25分ほどかかります。
まあ、ここは路線バスも運行されています(千頭〜寸又峡温泉)から、そんなひどい道ではないでしょう。HAHAHA!
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いやあ、ぜんぜんそんなことなかったね!
77号線に合流してすぐは2車線の規格の高い道路だったのですが、最初のヘアピンカーブを過ぎた辺りからこんな調子の道幅の道路が続きます。まあミニキャブ程度ならすいすい行けちゃうし、すれ違いもできるんですけど。
こんなところをバスが走ってるのか?バカか!?
短尺車が走るのがやっとでしょう、これ。エアロミディかレインボーか、はたまたジャーニーか・・・。ポンチョはいないはずだから。
そんなことよりも恐いのは、そのバスとすれ違うのではないかということ。バスが寸又峡を出発する時刻に近いのです。
もしもエアロスターだったらと思うととても正気ではいられません。バスが来る前に早く着かなきゃとミニキャブのスピードも自然と早くなっていきます。
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はい絶景!
こういう道ではカーブを曲がる時にカーブの先ではなくてひたすら車の正面の方向を見るんだ。そうするとあっという間に酔うから。
つか普通に乗ってても軽く酔う。
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着きました。寸又峡温泉です。バスとはすれ違わずに済みました。危なかった・・・。
山の中にある秘境の温泉郷といった感じですね。一度はこういうところに泊まりに行きたいもの。
そして奥の方にいますね。
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千頭森林鉄道で使われていた列車の静態保存車たち。手前に自動車が停められていたので編成写真は撮れず。
機関車+客車+貨車という編成単位での保存です。意外とこういうスタイルでの保存は少ないです。たいていは機関車単体。当時の活躍を偲ぶには機関車だけでは足りず、やはり貨車や客車が欠かせませんね。
機関車は協三工業製のDB12(4.8t機)。機関部の構造が覗けるようになっていますが、いかんせん状態が悪いので荒廃感を助長しているように見えます。
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千頭森林鉄道は、千頭山国有林の木材を運ぶために建設された森林鉄道と呼ばれる鉄道です。元々は寸又川を筏を使って木材を輸送していたそうですがダム建設により不可能となったため、その補償として建設されたそうです。廃止は1968(昭和43)年です。
総延長はなんと52km。すごく長い鉄道だったんですねぇ。一級線の森林鉄道だったようで、客車も魔改造や流用ではなくちゃんとしたメーカー品を使用していたとのこと。
とてもかわいらしい客車です。
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車内も見学することができます。床が抜けるんじゃないかってくらいに荒廃していますが・・・。それでも屋根はあるので最悪の事態までには行っていません。
しっかり整備すればちゃんと光るものだと思うんですけど、まあお金が捻出できないのかなぁ・・・。
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一番後ろにあるのは、富士重工製のモノコック式運材台車。2台で1セットです。
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ちなみに、保存車の見学中にバスのエンジン音が聞こえてきたので振り返ってみれば、エアロスター(標準尺車)が平然と通り過ぎて行きましたね。しかも続行便出てたし。
いやいやおかしいでしょう。どうやって走るのさ。あんな狭い道のカーブどうやって曲がってるのさ。
逆に乗ってみたいですね・・・。今度来るときはバスで行ってみよう。
というわけで見聞を終えたところで帰ります。来た道を戻ります。途中にはこんな交通規制を促す閉塞区間もありますよ。
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さらに進むと土砂降りに遭いました。台風かゲリラ豪雨かよってくらいの雨量です。ツーリング組が道の途中で雨宿りするぐらいの雨量です。山の天気恐い。
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さて、我々は静岡市内へと戻るわけですが、行程はこの通り。
県道388号線を北上し、大井川鉄道井川線の終点井川駅まで進みます。
井川駅からは県道60号線に移り、南下。途中で60号線を逸れ、県道189号線経由で県道27号線(安倍街道)に合流。玉川地区、賎機地区を通って静岡市街へと至り最寄りのさわやかへと向かいます。
寸又峡温泉からの走行時間は約3時間。走行距離はだいたい80km強。ほとんどが山道の走行となります。
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とりあえず今回は井川線井川駅までを掲載しますね。
ほぼ井川線と並走しています。
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先ほどまでいた井川線長島ダム付近。大雨で視界が悪いです。
これはきっと本線の方も大雨だろうな・・・。結果的にトーマスを撮影していたら土砂降りに遭ってそれどころじゃなかったかも知れません。
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長島ダムは見て行きたかったのだけれど、この大雨では無理!また今度!無情にも通り過ぎます。
いずぞやの九頭竜ダムは雪だったからよかったんだけど、さすがに雨はね。無理だよね。
他にも奥大井湖上駅とかそこにある旧線跡とか魅力的なところは色々あったけれど全部通過。こんなところめったに来れないというのにおのれ大雨め。
ちなみに県道388号線の道路自体は2車線のちゃんとした道。すいすい進みます。
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ひらんだ〜接阻峡温泉では井川線の列車と並走。遠目から見るととてもかわいらしいですな。気がつけば雨も止んできています。
接岨峡温泉駅まではいい勝負を展開していたのですが、井川線はそこから閑蔵駅までの間、県道388号線と一旦離れ、尾盛駅を経由しながら大きく遠回りをします。
県道388号線は井川線に比べれば直線と言っていいほどの距離で閑蔵へ到達。この区間で井川線列車を大きく放します。
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閑蔵からは井川線の線路がすぐ隣に!
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そしてここからは狭隘な道路が続きます。暗いですね。もうライトはずっと点灯しっぱなしです。
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カーブをショートカットする新道を建設中。落ちたら死ぬ。
そしてまたもや土砂降り。
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わかりますかこの雨。こんな雨めったにふらないですよ(少なくとも市街地では。山では普通なのかもしれない
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チェックポイントである井川駅に着くも、急に現れたので気づくのが遅れて華麗にスルー。この土砂降りなので降りる気にもならず、そのまま引き返さずにスルー。また来ます。
そして井川ダムへ到達。あとは南下するだけです。
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