OVA「ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!」を観に浜松までやってきました。
なんで静岡でなく浜松なんや!と若干の不満はありますが、これは逆に好機。ついでに遠州鉄道を乗ったり撮ったりしてあとは他の名所も回ってみることに。
というわけで、静岡を始発の新幹線で発ち浜松へ。新浜松まで歩いて遠鉄電車に乗り換えます。
今まで乗ったことも見たこともなかった鉄道です。真っ赤やな・・・。
ガルパンを観る前にまずはササッと遠鉄の撮影をしてきます。時刻は7時前。ガルパンの上映が8:40〜と早いのもありますが、他にも目的があるわけです。
途中のさぎの宮駅で降りて、新浜松寄りの沿線に陣取って撮影します。
最初に来たのは遠鉄の主力1000形。30年以上前の車両ですが、いま見ても新型車と間違えそうな近代的なフロントデザインが特徴です。
新京成8800形やJR東海ユーロライナーにも似たデザインで、おそらくそれらのベースになったのかもしれません。
遠鉄は12分間隔という高頻度運転であまり飽きずに撮影できます。それと、平日ラッシュ時には車両を増結して4両編成で運転するというのも、電車を運行している地方私鉄では珍しいんじゃないでしょうか?
そして西鹿島方面から目当ての車両が来ました。30形です。
遠鉄の最古参車両で、徐々に活躍の幅が狭まっています。現在では平日のラッシュ時にのみしか運用されていません。
地の利を活かせる静岡でなら容易に撮影可能ということで一度撮影しておきたかったわけですね。
後追い。これも30形、というかこの湘南顔をしているのが一般的な30形といえます。私はこっちが目当て。
先頭に立っていた30形は最終増備車で、フロントデザインが異なっています。説明する順番が逆なのでややこしいですね。
その古めかしいフロントも貴重ですが、これはなんといっても駆動方式が吊り掛けという今では珍しい方式を採っています。要はやかましい音がする電車です。
それにしても、バリ順で撮影出来て、折り返しを待つまでもなくもう満足してしまいますねぇ。
続いて2000形がきました。見た目は1000形とそっくりですが、制御方式にVVVFを採用しています。
1999年の初製造からじわじわ増えていて、2012年にも増備されました。30形に引導を渡さないといけないから、きっとまだ増える。
撮影の合間に航空自衛隊浜松基地から離陸する自衛隊機(たぶんT-4)を見るんですが、突如E-767(85-3504)が飛び去って行きました。
ボーイングのB767を母体としたAWACS機です。なんといってもレドームです。かっこいいですな。
そして何本か電車を撮影後、30形が折り返してきました。
折り返しもばっちりと頂きました。もう満足ですねぇ。
30形は朝ラッシュは2往復するのですが、2往復目を撮っていたらガルパンに間に合わないため、渋々撤退します。
あくまで主目的はガルパンなのです。
新浜松行きの電車に乗ると、車内は結構混雑していました。2両編成だったら都会並みの混雑度だったかもしれません。結構利用されているんですね。
新浜松駅に戻ってきたら、少し時間があったのでバスターミナルで遠鉄バスの撮影をば。
シルバーを基調に緑の帯を巻いています。個人的にはあんまカッコいい取り合わせではないかなぁ・・・と。
まずブルーリボンII。
富士重工7E。
ブルーリボン。ノーステ・ワンステ車は「オムニバス」の愛称が付けられていて、フロントにヘッドマークが装着され、塗装もツーステ車と比べて緑が明るいです。
エアロスターM。
エルガ。もしかしたらレインボーIIかもしれない。
エアロスター。
ぱっと見で遠鉄バスのエアロスターは一大勢力っぽいのですが、ゲテノン以降は導入してないようですね。
エアロエース。浜松〜中部国際空港を結ぶe-wing号ですね。
JR東海バスのセレガ。
そして適当なところで切り上げて、映画館へ。ガルパンを鑑賞します。
感想としてはまずドゥーチェ(アンチョビ)かわいい。もっと下衆い性格かと思ってたらそんなことなかった。かわいい。
それにイタリア豆タンクの軽快な戦闘がかなり新鮮で、マジであんな機動をするのか?と思いました。
あとは映画館だと音響が違いますね。砲撃音とか腹に来ますね。
そんな感じでした。また観たいと思いました。
ちなみに入場特典でもらったフィルムは終盤のアンチョビとみぽりんのツーショットでした。これは大当たりと言ってもよいのでは?では?
この手の特典ではハズレばかり引かされてきた身としては大勝利です。
鑑賞後は再び新浜松駅へ。終点の西鹿島駅まで乗り通します。
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