時間つぶしに道を歩いていたら開けた場所に出て、そこに鎮座する建造物。これは結構楽しめるんじゃないのか?
ここはどこかというと、マクリーン製材所国定史跡McLean Mill National Historic Site。ポートアルバーニの主要産業である林業のテーマパークです。
マクリーン製材所はかつて1965年の工場閉鎖まで町の林業の中心だった場所で、製材所を始めいくつかの建造物などが保存されています。蒸気機関車もその施設のひとつで、町の中心部からのアクセス列車を担っています。
蒸気機関車に乗っておきながら今までノーマークだったので、想定外のことでした・・・。いやはや。
林業のテーマパークというのは日本でもなかなかお目にかかれない公園ではないかなと。しかもすごく広い。
それに霧も晴れてきましたね。
巨大建造物は製材所。
周りには実際に使われていたであろう機材が散乱しています。
製材所の機関部へと行ってみます。
こんな風になっている。まあ分からんね。
ちなみに動力は蒸気機関です。あの高い煙突の下に機関部があるのだ。
上の階に上ります。製材所のラインです。流れ作業のようですね。
製材所から伸びるコンベア。なんだこれ。
駆動部はこんなかんじだ。
ラインの後ろのほう。さっき見たのはラインの中間ぐらいの位置。
このライン、なんだか綺麗だな、動きそうだな、ていうか真新しい角材が置かれているし、なんて思って帰ってから調べてみたら、案の定稼働するようですこの製材所。今はオフシーズンなので当然動いていないですが。
工場まるまる動態保存とはやることが派手だねえ、本当に。
謎のコンベアを反対側から見ます。なるほど、木くずをあそこまで捨てるのか。すげえ積もってんだけど。
ラインを眺めます。動いているところを見ないといまいち分からないなあ。ここも再訪問か?
出来上がった材木はコンベアで横に流されて、乾燥させるそうです。
ラインを遡ります。
工程の最初の方。側面だけトリミングされた丸太が固定されたままです。
さらに遡ると池が見えます。貯木場ですね。本当、ひと通り揃っているっぽいですね。すげえ。
貯木場から丸太を引き揚げるスロープもついています。
これは本当に面白そうな施設です。やっぱり稼働しているところを見てみたいですな。
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