第二次大戦ギャラリーの上階は第一次世界大戦ギャラリーになっています。
やはり当時の名機たちが展示されていますが、全く馴染みのない世界でさっぱり食指が動きませんでした。なので解説も雑です、はい。少しくらいいいだろ。
Caproni Ca.20
イタリアの単座単葉戦闘機。試作機止まりですが史上初の戦闘機と言われています。機銃はコックピットの上に設置することでプロペラとの干渉を避けています。
巨大なプロペラスピナーが異様なスタイルを形成しています。ここのギャラリーの機体はほとんどがレプリカなのですが、これは本物です。
Royal Aircraft Factory S.E.5a
イギリスの戦闘機。どの航空博物館に行っても展示してあるからやはり名機なのだろうな。
Sopwith "Triplane"
イギリスのソッピース製の戦闘機。名前は文字通り三葉機。3枚の主翼がもたらす高い揚力で機動性が高いとか何とか。なかなか美しい機体だと思います。
Albtros D.Va
ドイツの戦闘機。そんなに強い機体ではなかったようだ。
Fokker Dr.I
ドイツの三葉機。やはり機動性が良いが主翼が3枚もあると抵抗が大きくて速度が低くなってしまうようだ。そこはトレードオフだろうなぁ。
Sopwith "Camel"
イギリス戦闘機。ソッピースの機体でも特に有名な機種らしいぞ。
Fokker D.VII
ドイツの戦闘機。当時のドイツ最良の戦闘機と呼ばれた名機。
Nieuport 28 C.1
フランス、ニューポール製の戦闘機。
本当書くことがないね。複葉機って本当馴染みがない。プラモ屋でもキット見ないもの。複葉機はプラモよりも木製模型のイメージ。
Curtiss JN-4D Jenny
アメリカの戦闘機。復元途中なのか知りませんが、骨組みのまま展示されています。当時の複葉機の構造がよく分かります。骨組みは木材を使っていたんだな・・・。
Fokker D.VIII
ドイツ戦闘機。第一次世界大戦末期に登場しましたが活躍の機会ほとんどなく引退。かなしい。
とまあ、こんな感じでした。他にもまだいます。
最後に創業時のボーイングの工場を見ます。工場というか工房。
材木を削りだしていって、
こうなっていきます(適当)
昔はこのように小さい工場で手作り感が強い感じが、現代のジェット機にはデカい工場でライン生産しているんですから、技術の進歩を実感します。
これで見るものは全て見られました。いやあたくさん周ったね。数多くの名機の展示に大興奮で大満足でした。
好きな人は一日中居られるとの前評判でしたが、全て見終えた時には閉館間際。本当にその通りになってしまいました。ここだけに一日時間を取っておいて正解でしたね。みんなも来るときは余裕を持った時間配分を。
というわけで博物館から撤退します。
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