まただらだらと作っていました。なんか前の作品から随分時間が経っている気が。
今回作ったのは海上自衛隊のイージス護衛艦「あたご」です。最近はいずも型護衛艦に話題を掻っ攫われている感はありますが、それでも未だ注目度の高い護衛艦のひとつです。
「あたご」を選んだ理由は、2010年にちょうどカナダのビクトリア、エスクイモルト基地で行われたカナダ海軍の観艦式に参列したというカナダとの縁があるため。「あたご」の他に「あけぼの」も随伴していて、こちらの方もキットは確保してあるのでいずれ作る予定です。
キットはピットロードの1/700スケールを選択。「あたご」はアオシマもキット化していますが「あけぼの」と合わせるためにピットロードにしました。
いつもどおり筆で塗ります。壁面と甲板で色を分けているのでマスキングの工程が生ずるのですが、塗装を終えた後にテープをはがすと塗膜も一緒に持ってかれたことがしばしば・・・。
高コストゆえ相変わらずサフすら吹かないので、それで塗料の食いつきが悪かったのかな?次からは表面を少しヤスって食いつきをよくしよう・・・。
キットにフルハルパーツが付いていたので、せっかくなのでフルハル形態で作ることにしました。スクリューとかバルバスバウとか初めて作るパーツが色々と。喫水線の下はこうなってるんですなぁ。
ところで、スクリューの位置が左右でズレているのが気になりました。この方が効率がいいってことなんでしょうなぁ、仕組みは分からんけども。
甲板の上にも色々付けました。
全ての船体パーツを仮組み。お、かっこいいぞ。
デカール貼り貼り。ヘリ甲板は新表記を選択。表記がいつ変更されたのか分かりませんが、カナダに寄港した時は新表記になってただろう、たぶん。
ピットロードのキットには、ウォーターラインシリーズには付き物の鉄板の重りがありません。無いと問題があるわけではないですが、やはりある方が安定性が増します。特に今回はフルハルモデルを喫水線モデルよりも安定性の悪いスタンドに置いて飾ることになるので、重量を増やして安定性を確保する必要がありました。
というわけで、ホームセンターでナットを買ってきて固定しました。
パーツを接着して完成。軽巡以上重巡以下という感じの大きさで意外と大きい。作っている間にパーツが何個か行方不明になりましたが、まあそのうち見つかるでしょう。
現用艦は第二次大戦期の艦と較べてアッサリしていて作り応えが無さそうだなぁと始める前は思っていましたが、完成してみると意外にも密度が濃くて楽しかったです。次の「あけぼの」も作るのが楽しみです。